平成24年度大阪府統計年鑑 第8章 電気・ガス・上下水道(解説)

更新日:2013年6月19日

平成24年度大阪府統計年鑑

電気

 平成23年度における電灯需要の契約口数をみると、513万6728口にのぼり、前年度の511万9022口に比べ0.3%(1万7706口)の増加となった。その内訳をみると、従量制が443万4420口(前年度比0.6%増)となっている。また、使用電力量は2048万7469MWhで、前年度に比べ4.9%の減少となり、1口当たりの年間使用量は3988kWh(前年度比5.2%減)となった。
 
一方、電力需要についてみると、契約口数は40万6976口で、前年度に比べ1.7%の減少となった。使用電力量は24億2656万kWhとなっている。

使用電力量・契約口数の推移グラフ

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ガス

 平成23年度中の大阪ガス株式会社における都市ガスの生産量は60億6011万m3で、前年度の59億7133万m3に比べ1.5%の増加となった。
 また、消費量は39億4164万m3で、前年度に比べ1.8%の増加となった。これを内訳でみると、工業用が18億4278万m3で、前年度に比べ5.8%の増加となり、商業用が5億3738万m3で、前年度に比べ3.3%の減少、公用が1億5739万m3で、前年度に比べ5.5%の減少、医療用が1億7351万m3で、前年度に比べ1.9%の減少となり、家庭用が12億3058万m3で、前年度に比べ0.2%の減少となっている。
なお、大阪府内の需要家の総数は398万3584戸で、前年度に比べ0.5%の増加となっている。

地域別都市ガス消費量の構成比のグラフ

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上下水道

上水道

 平成23年度における上水道の総給水量をみると、年間給水量は11億6594万m3で、前年度に比べ1.0%の減少となっている。これを地域別にみると、大阪市地域が4億4290万m3で、全体の38.0%を占めている。
   栓数は336万165件で、前年度に比べ2.1%の増加となっている。
 
また、1人1日平均給水量は323 ℓで、前年度に比べ1.5%の減少となっている。これを市町村別にみると、1位が大阪市の446ℓで、以下、泉佐野市の401ℓ、岬町の381ℓの順となっている。
   平成22年における工業用水の使用状況をみると、1日当たりの総使用量は、前年比4.2%増の587万288m3となっている。
 
 このうち、淡水の使用量は507万9074m3で、前年に比べ8.8%の増加となっており、全体の86.5%を占めている。これを水源別(淡水)にみると、回収水が大半の88.9%を占めており、その内訳は、石油・石炭が38.4%、鉄鋼が23.2%、化学が21.9%と、この3業種で回収水全体の87.7%を占めている。

下水道

 府内における平成23年度末の下水道の普及率をみると、整備人口が94.6%で、前年度より0.3ポイントの上昇となっている。このうち、大阪市地域は100%で、全域に普及している。

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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