平成24年度大阪府統計年鑑 第5章 農林水産業(解説)

更新日:2013年6月18日

平成24年度大阪府統計年鑑

農業

 平成22年2月1日現在で実施された2010年世界農林業センサスによると、調査対象である農業経営体では、経営耕地面積規模別にみると0.3ha以上1ha未満層が9024経営体となっており、農業経営体全体の約8割を占めている。
  農家を自給的農家と販売農家とに区分すると、自給的農家が1万5863戸(構成比60.2%)、販売農家は1万497戸(同39.8%)である。このうち販売農家世帯員数は、4万3256人で、自営農業従事者数は3万176人(販売農家世帯員数の69.8%)となっている。
  経営耕地面積は、9409haとなっている。これを農家1戸当たりの経営耕地面積にすると、35.7aとなっている。

  経営耕地面積規模別農業経営体数の割合

2010年世界農林業センサス用語の解説
 農業経営体…経営耕地面積が30a以上及び※「外形基準」以上の規模の農業及び農作業の受託の事業のいずれかに該当する事業を行う者
 ※「外形基準」
 ・露地野菜作付面積が15a
 ・施設野菜栽培面積が350m2
 ・果樹栽培面積が10a
 ・露地花き栽培面積が10a
 ・施設花き栽培面積が250m2
 ・搾乳牛飼養頭数が1頭
 ・肥育牛飼養頭数が1頭
 ・豚飼養頭数が15頭
 ・採卵鶏飼養羽数が150羽
 ・ブロイラー年間出荷羽数が1000羽
 ・その他 調査期日前1年間における農産物総販売額が50万円に相当する事業の規模
 ・農家…経営耕地面積が10a以上又は農産物販売金額が15万円以上の農家
 ・販売農家… 経営耕地面積が30a以上又は農産物販売金額が50万円以上の農家
 ・自給的農家…経営耕地面積が30a未満かつ農産物販売金額が50万円未満の農家

 林業

 平成22年2月1日現在で実施された2010年世界農林業センサスによると、農業と林業を行っている経営体数が2887経営体、林業のみを行なっている経営体数は131経営体となっている。
 大阪府の民有林森林面積は、平成24年3月末現在、5万5107haで、大阪府総面積19万142ha(平成24年10月1日現在)に占める割合は、29.0%となっている。

市町村別森林資源面積(民有林)

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水産業

 平成20年11月1日現在で実施された2008年漁業センサスによると、府内における海面漁業経営体数は668経営体(2003年比増減率6.2%減)で、これを市町別にみると、岬町が124経営体(同11.4%減)で最も多く、次いで岸和田市が92経営体(同4.2%減)、堺市及び阪南市が78経営体(堺市同2.6%増、阪南市同8.2%減)となっている。
 経営体が調査期日前1年間に使用し、調査日現在も保有している漁船は984隻(同6.6%減)で、その内訳をみると、動力船が855隻(同7.0%減)、船外機付漁船が128隻(同3.8%減)、無動力漁船が1隻(同50.0%減)となっている。動力船についてトン数階層別にみると、「5トン以上10トン未満」が424隻(同8.4%減)と最も多く、「1トン以上3トン未満」が229隻(同8.4%減)、「3トン以上5トン未満」が115隻(同21.2%減)、「10トン以上」が53隻(同20.5%増)であり、「1トン未満」が34隻(同112.5%増)となっている。

   漁業経営体数の市町別構成比グラフ

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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