平成24年度大阪府統計年鑑 第3章 人口(解説)

更新日:2013年4月18日

平成24年度大阪府統計年鑑

概況

 平成24年10月1日現在の大阪府の推計人口によると、人口は886万3324人で、世帯数は388万2686世帯となっている。
 1世帯当たり人員は、前年より0.01人減少し、2.28人となった。

人口・世帯数の推移のグラフ

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転入と転出

 平成23年中の住民基本台帳人口移動報告による大阪府の転入と転出をみると、転入者は平成22年より4936人増加し、15万6059人となった。
 一方、転出者は平成22年より3537人減少し、15万1156人となり、転出超過数は、4903人となった。

年齢構造

 平成22年国勢調査による大阪府総人口の年齢3区分別構成をみると、15歳未満は116万5200人、15〜64歳人口は564万8070人、65歳以上は196万2748人で、それぞれの総人口に占める割合は、13.3%、64.4%、22.4%となっている。
 3年齢区分別人口の推移をみると、15歳未満人口は昭和50年をピークとして減少しており、平成22年には平成17年より4万6057人、3.8%減少し、総人口に占める割合は0.5ポイント縮小した。一方65歳以上人口は平成17年より32万8530人、20.1%増加し、総人口に占める割合は、3.7ポイント拡大している。
 また、15〜64歳人口は第1次ベビーブーム(昭和22年〜24年)に出生した人口が15歳以上に達した昭和40年に総人口を72.5%を占め、その後は70%前後でほぼ横ばいに推移してきたが、第2次ベビーブーム(昭和46年から49年)に出生した人口が15歳以上に達した平成2年に73.0%まで上昇した。しかし、出生率の低下とともに65歳以上人口の急速な増加により、近年は低下傾向を示している。

労働力人口

 平成22年国勢調査による労働力人口状態をみると、15歳以上人口761万818人のうち、労働力人口(就業者+完全失業者)は414万5618人となっている。
 一方、経済活動に従事していない家事従事者、通学者、老齢者などの非労働力人口は275万9921人となっている。

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人口動態

  大阪府の出生率の推移をみると、第2次世界大戦直後の昭和22年から24年頃までは、人口千人に対して30前後の高い率を示していたが、その後は低下を続け、32年に15.2とそれまでの最低を記録した。翌33年から上昇に向かい、42年には、23.2となり、以後、横ばいの状態が続いていたが、47年からは再び低下傾向を示している。
 平成23年の大阪府における出生数は7万3919人、出生率(人口千対)は8.5となっている。
 平成23年の大阪府における死亡数は7万8952人、死亡率(人口千対)は9.1となっている。
 また、平成23年の大阪府における婚姻件数は4万8581件(人口千対の婚姻率5.6)、離婚件数は1万9407件(人口千対の離婚率2.23)となっている。
 次に、平成23年簡易生命表(厚生労働省作成)によると、日本人の平均寿命は、男子は79.44年で前年に比べ0.11年下回り、一方、女子は85.90年で前年に比べ0.40年下回っている。
 これを国際的にみると、国により生命表の作成基礎期間が異なるため、厳密な比較はできないが、平均寿命が高い順に並べると、男性は、スイス80.2年、アイスランド79.9年、スウェーデン79.81年、イスラエル79.7年、シンガポール79.6年、オーストラリア79.5年、日本79.44年、そして、女性は、日本85.90年、スペイン84.91年、フランス84.8年、スイス84.6年、イタリア84.5年、シンガポール84.3年、韓国84.1年となり、男女とも日本の平均寿命は長く、世界のトップクラスに入っているといえる。

出生数と死亡数の推移グラフ 

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このページの作成所属
総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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