平成23年度大阪府統計年鑑 第22章 災害及び事故(解説)

更新日:2012年4月18日

平成23年度大阪府統計年鑑

水稲被害

 平成22年における府内の水稲被害の概況は、被害面積2万2700ha、被害量2900t 、被害率10.1%で、前年に比べ被害面積は7100ha(45.5%)の増加となり、被害量は 48.7%の増加となった。

労働災害

 平成22年における府内の労働災害による死傷者数は、死者が63人、負傷者(休業4日以上)と合わせて8459人で、前年より70人の減少となった。
 産業別にみると、製造業での死傷者が2206人で全体の26.1%を占め最も多く、以下、陸上貨物運送業1254人(構成比14.8%)、商業1130人(同13.4%)の順となっている。最も多い製造業の中では、鉄鋼・金属製品製造業が771人と大きな割合を占めている。

火災

 平成22年における府内の火災件数は、前年より185件減少し3081件(前年比5.7%減)、死傷者は59人減少し695人(同7.8%減)となっており、損害額は4億8856万円減少の37億8364万円(同11.4%減)であった。
 月別では、2月の288件(構成比9.3%)が最も多く、次いで12月の280件(同9.1%)の順になっている。
 地域別では、大阪市地域が1172件(構成比38.0%)で最も多く、次いで、泉北地域415件(同13.5%)と北河内地域393件(同12.8%)なった。
 発火源別にみると、「たばこ・マッチ」が前年と比べ165件減少し1206件(前年比12.0%減)で最も多く全体の39.1%を占め、次いで、「都市・プロパンガス関係」が24件減少し421件(前年比5.4%減、構成比13.7%)となっている。
 また、平成21年度末現在の府内の防火対象物数は、前年より780棟増加し25万804棟(前年比0.3%増)となった。

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火災件数と死者数の推移グラフ

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交通事故

 平成22年における府内の交通事故発生件数は、5万1292件(前年比0.8%減)、死者201人(同2.0%減)、負傷者6万1469人(同0.6%減)となった。
 事故発生の主原因者となった第一当事者別では、車両関係4万9920件、歩行者16件、不明1356件となっている。
 このうち車両関係を車種別にみると、普通乗用車が2万4937件と50.0%を占め最も多く、以下、軽乗用車7877件(構成比15.8%)、軽貨物自動車4676件(同9.4%)、普通貨物自動車4002件(同8.0%)、原付(50cc以下)2943件(同5.9%)の順となっている。
 また、法令違反別にみると、安全不確認25085件(構成比50.3%)、前方不注意7678件(同15.4%)、動静不注視6547件(同13.1%)の順となっている。
 一方、歩行者関係の事故件数は、第一当事者及び第二当事者合わせて4328件で、死者61人、負傷者4382人となっており、横断中の事故が2451件と全体の56.6%を占めている。
 なお、全国の交通事故発生件数は、72万5733件(前年比1.5%減)でこれを都道府県別にみると、東京都の5万5014件(構成比7.6%)が最も多く、以下、大阪府5万1292件(同7.1%)、愛知県5万161件(同7.1%)の順となっている。

交通事故件数と死者数の推移グラフ

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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