平成23年度大阪府統計年鑑 第8章 電気・ガス・上下水道(解説)

更新日:2012年4月18日

平成23年度大阪府統計年鑑

電気

 平成22年度における電灯需要の契約口数をみると、511万9022口にのぼり、前年度の509万6230口に比べ0.4%(2万2792口)の増加となった。その内訳をみると、従量制が440万8610口(前年度比0.3%増)となっている。また、使用電力量は2153万6324MWhで、前年度に比べ6.8%の増加となり、1口当たりの年間使用量は4207KWh(前年度比0.6%増)となった。
 一方、電力需要についてみると、契約口数は41万3916口で、前年度に比べ2.0%の減少となった。使用電力量は25億8300万5千KWhとなっている。

使用電力量・契約口数の推移グラフ

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ガス

 平成22年度中の大阪ガス株式会社における都市ガスの生産量は59億7133万m3で、前年度の57億3013万m3に比べ4.2%の増加となった。
また、消費量は38億7368万m3で、前年度に比べ2.9%の増加となった。これを内訳でみると、工業用が17億4156万m3で、前年度に比べ3.5%の増加となり、商業用が5億5594万m3で、前年度に比べ2.4%の増加、公用が1億6655万m3で、前年度に比べ7.0%の増加、医療用が1億7683万m3で、前年度に比べ6.1%の増加となり、家庭用が12億3281万m3で、前年度に比べ1.2%の増加となっている。
 なお、大阪府内の需要家の総数は396万5259戸で、前年度に比べ0.4%の増加となっている。

地域別都市ガス消費量の構成比グラフ

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上下水道

上水道

 平成22年度における上水道の総給水量をみると、年間給水量は11億6278万m3で、前年度に比べ1.2%の減少となっている。これを地域別にみると、大阪市地域が4億4436万m3で、全体の38.2%を占めている。
 栓数は329万2496件で、前年度に比べ2.1%の増加となっている。
 また、1人1日平均給水量は328 ℓで、前年度に比べ0.6%の減少となっている。これを市町村別にみると、1位が大阪市の450 ℓで、以下、泉佐野市の410 ℓ、岬町の383 ℓの順となっている。
 工業用水の使用状況をみると、1日当たりの総使用量は、前年比4.0%増の586万0637m3となっている。
 このうち、淡水の使用量は506万9423m3で、前年に比べ8.6%の増加となっており、全体の86.5%を占めている。これを水源別(淡水)にみると、回収水が大半の89.0%を占めており、その内訳は、石油・石炭が38.5%、鉄鋼が23.3%、化学が21.9%と、この3業種で回収水全体の83.7%を占めている。

下水道

 府内における平成22年度末の下水道の普及率をみると、整備人口が94.3%で、前年度より0.6ポイントの上昇となっている。このうち、大阪市地域は100%で、全域に普及している。

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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