平成11年度大阪府統計年鑑 第11章　運輸及び通信（解説）

　平成10年４月１日現在の道路の実延長は1万7940.9kmで国道730km (構成比4.1%)、府道1738.5km (同9.7％)市町村道1万5472km (同86. 2％)となっている。
　道路の実延長のうち舗装道延長は１万6918.3kmで、前年より130km増加し、実延長に占める舗装道の割合は94.3％となり、前年(94.2%)より0.1ポイント上昇した。
　舗装道の割合をみると、国道100%、府道99.1％、市町村道93.1％となっている。
　橋りょう数(橋長15m以上)は2542ヵ所で、延長は355.5kmとなり、道路の実延長の2.0%を占めている。

航空輸送

　平成10年中における大阪国際空港の旅客、貨物数については、平成６年９月の関西国際空港開港に伴い、国際線の業務を終了しているので国内線のみについてみると、旅客数は1426万７千人で、前年に比べ6.5％の増加、貨物数は13万3513tで、前年に比べ5.9％減少している。
　一方、関西国際空港についてみると、旅客数は国内線が791万人、国際線が1025万2000人で前年度に比べ4.5%、4.9%減少している。また、貨物数は国内線が8万5357t、国際線が64万9868tで前年度に比べ国内線が1%減少、国際線が4.1％増加となっている。

通信

　平成10年度における府下各郵便局の引受内国郵便物数の状況をみると、通常総数(小包を除く)は22億7670万4000 通となり、前年に比べ0.7%減少した。
　次に、平成10年度末における府内全域の加入電話(日本電信電話分)総数は455万2000台で、前年度に比べ4.2％減少した。
　このうち事務用は142万8000台、住宅用は312万4000台となっている。