平成9年度大阪府統計年鑑 第20章 文化(解説)

更新日:2013年2月12日

平成9年度大阪府統計年鑑

図書館

 ここにいう図書館とは、図書館法に基づいて設置された公共図書館(学校図書館を除く)のうち、地方公共団体の設置する公立図書館をいい、私立図書館は含まれていない。
 平成8年度末現在の府下の図書館数(分館を含むが分室は含まない)は113館である。
 これを設置者別にみると、府立2館、大阪市立24館、その他の市立83館、町立4館となっている。
 これらの図書館に所蔵されている図書冊数は1609万3070冊で、うち、一般用図書が1125万8235冊(構成比70. 0%)、児童用図書が448万295冊(同27. 8%)となっている。
 次に、貸出状況をみると、8年度中に貸出された冊数は3587万8277冊であった。
 また、貸出登録者数は、前年度に比べ25万3348人(15. 1%)増加し、193万6274人となった。
 

宗教法人

 宗教法人とは、神道系、仏教系、キリスト教系、諸教等の神社、寺院、教会、その他の教団等で宗教法人法によって設立された法人をいい、府下の大阪府知事所轄宗教法人総数 (平成8年度末現在)は6146法人で、前年度より、45法人(0.7%)減少した。
 これを系統別にみると、神道系が6法人減の1071法人(構成比17. 4%)、仏教系が13法人減の3384法人(同55. 1%)、キリスト教系が16法人減の240法人(同3. 9%)で諸教は10法人減の1451法人(同23. 6%)となっている。
 次に、宗教法人数を市町村別にみると、大阪市が2267法人(構成比36. 9%)で最も多く、以下、堺市467法人(同7. 6%)、東大阪市440法人(同7. 2%)と続き、この3市で全法人数の51.6%を占めている。

社会教育・スポーツ施設

 公立の社会体育・スポーツ施設数(平成8年10月1日現在)は、830所である。
 内訳をみると、運動広場が184所(構成比22. 2%)と最も多く、以下、テニスコート164所(同19. 8%)、水泳プール109所(同13. 1%)、体育館110所(同13. 3%)、野球場83所(同10. 0%)、野外活動・キャンプ場・宿泊施設69所(同8. 3%)、その他の施設60所(同7. 2%)となっている。

興行場

 興行場法に基づく許可施設数(平成8年末現在)は233 所で、前年に比べ9所増加した。
 これを市町村別にみると、大阪市が164所で全体の70.4%を占め、以下、東大阪市14所、堺市10所となっている。
 また、種類別にみると、映画館が112所(前年より2所減)、その他の施設が109所(同9所増)、スポーツ施設が12所(同2所増)となっている。

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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