平成７年度大阪府統計年鑑 第19章　教育（解説）

平成７年度大阪府統計年鑑

概況

　平成７年度学校基本調査（平成７年５月１日現在）から大阪の学校の状況をみると、学校数は3213校（国立24校、公立2162校、市立1027校）、在学者数（大学・短期大学の通信教育部を除く）は168万2044人である。これを前年度と比較すると、学校数は13校の減少、在学者数は3万8655人の減少となっている。

小学校

中学校

　学校数は526校（国立３校、公立466校、私立57校）で、前年度と同数である。
　学級数は8666学級で、前年度より154学級（1.7％）減少した。
　生徒数は29万2867人で、前年度より5704人（1.9％）減少した。
　教員数（本務者）は1万7084人である。
　卒業者数（平成７年３月卒）は10万2482人（対前年5.9％減）で、進路別内訳は進学者９万8775人、専修学校等入学者962人、就職者1852人、無業者836人、死亡・不詳の者57人である。また、進学率は96.4％（対前年0.2ポイント上昇）、就職率は2.1％（同0.1ポイント下降）である。

高等学校

全日制課程・定時制課程

　学校数は285校（国立１校、公立188校、私立96校）で、前年度より１校（公立）増加した。
　生徒数は30万9659人で、前年度より１万6063人（4.9％）減少した。生徒数のうち37.3％が私立高等学校の生徒である。課程別は、全日制課程30万1545人（対前年4.9％減）、定時制課程8114人（同5.6％減）である。また、学科別は、普通科が26万751人（同5.4％減）で全体の84.2％を占めている。
　教員数（本務者）は１万7910人である。
　卒業者数（平成７年３月卒）は10万7171人（対前年6.3％減）で、その進路別内訳は進学者４万3002人、専修学校等入学者３万1943人、就職者２万2139人、無業者9892人、死亡・不詳の者195人である。また、進学率は40.1％（対前年1.7ポイント上昇）、就職率は21.0％（同1.8ポイント下降）である。

通信制課程

盲学校・聾学校・養護学校

　学校数は盲学校２校（公立）、聾学校４校（公立）、養護学校33校（国立１校、公立32校）で、前年度と同数である。在学者数は盲学校382人（対前年4.7％増）、聾学校500人（同9.6％減）、養護学校4397人（同1.1％減）である。教員数（本務者）は盲学校205人、聾学校292人、養護学校2529人である。
　卒業者数（平成7年3月卒）は中学部429人(盲学校21人、聾学校35人、養護学校373人)、高等部850人（盲学校26人、聾学校72人、養護学校752人）である。

幼稚園

専修学校

　学校数は241校（国立10校、公立8校、私立223校）で、前年度より1校（私立）増加した。
　生徒数は、8万2871人で、前年度より3896人（4.5％）減少した。課程別では、高等課程9659人、専門課程7万3076人、一般課程136人である。また、分野別では、工業関係1万8592人（対前年8.2％減）、医療関係1万8062人（同2.5％増）、商業実務関係１万4813人（同15.7％減）の順に多い。
　入学者数（平成７年度春期）は４万2048人（対前年3.1％減）である。また、卒業者数（平成６年度間）は４万293人（対前年2.3％減）で、うち修了した学科に関係する分野に就職した者の割合は67.9％となっている。

各種学校

　学校数は116校（国立１校、公立２校、私立113校）で、前年度より２校（私立）減少した。
　生徒数は２万6585人で、前年度より172人（0.6％）減少した。課程別は、予備校が１万4622人で全体の55.0％を占め、最も多くなっている。入学者数（平成７年度春期）は１万8154人（対前年7.8％減）で、卒業者数（平成６年度間）は３万2079人（対前年6.4％減）である。

大学・短期大学・高等専門学校