平成５年度大阪府統計年鑑 第19章　教育（解説）

平成５年度大阪府統計年鑑

概況

　平成５年度学校基本調査（平成５年５月１日現在）から大阪の学校の状況をみると、学校数は3234校（国立24校、公立2174校、私立1036校）、在学者数（大学・短期大学の通信教育部を除く）は176万8301人である。これを前年度と比較すると、学校数は28校の減少、在学者数は５万2734人の減少となっている。

小学校

中学校

　学校数は526校（国立３校、公立467校、私立56校）で、前年度より２校増加した。
　学級数は9166学級で、前年度より444学級（4.6％）減少した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　生徒数は31万2969人で、前年度より１万8082人（5.5％）減少した。
　教員数（本務者）は１万7649人である。
　卒業者数（平成４年度間）は11万6424人で前年度より2867人（2.4％）減少した。進路別内訳は進学者11万1997人、専修学校等入学者1304人、就職者2254人、無業者833人、死亡・不詳の者36人である。また、進学率は96.2％（対前年0. 2ポイント上昇）、就職率は2. 4％（同0. 1ポイント下降）である。（ただし就職者総数は2746人）

高等学校

全日制課程・定時制課程

　学校数は285校（国立１校、公立188校、私立96校）で、前年度と同数である。
　生徒数は34万2539人で、前年度より２万2014人（6.0％）減少した。生徒数のうち36.1％が私立高等学校の生徒である。課程別では、全日制課程33万4262人（対前年度6.0％減）、定時制課程8277人（同7. 6％減）である。また、学科別では、普通科が29万1874人（同6. 4％減）で全体の85.2％を占めている。
　教員数（本務者）は１万8633人である。
　卒業者数（平成４年度間）は12万5472人（対前年5.0％減）で、その進路別内訳は進学者４万6486人、専修学校等入学者３万8280人、就職者３万1596人、無業者8961人、死亡・不詳の者149人である。また、進学率は37.0％（対前年1. 7ポイント上昇）、就職率は25.7％（同2. 2ポイント下降）である。（ただし就職者総数は３万2208人）また、専修学校等入学者の卒業者に占める割合は30.5％（同0. 1ポイント下降）となっている。

通信制課程

盲学校・聾学校・養護学校

　学校数は盲学校２校（公立）、聾学校４校（公立）、養護学校は33校（国立１校、公立32校）で、前年度と同数である。在学者数は盲学校355人（対前年度3.3％減）、聾学校570人（同3. 9％減）、養護学校4576人（同4.4％減）である。教員数（本務者）は盲学校202人、聾学校299人、養護学校2354人である。
　卒業者数（平成４年度間）は中学部462人（盲学校16人、聾学校28人、養護学校418人）、高等部1011人（盲学校37人、聾学校48人、養護学校926人）である。

幼稚園

専修学校

　学校数は239校（国立10校、公立８校、私立221校）で、前年度より１校増加した。
　生徒数は８万9881人で、前年度より3161人（3.4％）減少した。課程別では、高等課程１万1503人、専門課程７万8254人、一般課程124人である。
　分野別では、工業関係の２万1699人（対前年度11.2％減）、商業実務関係の１万9075人（同4. 1％減）、医療関係の1万7411人（同2.9％増）の順に多い。
　入学者数（平成５年度春期）は４万4778人（対前年3. 9％減）である。また、卒業者数（平成４年度間）は４万376人（対前年1.7％増）で、修了した学科の関係分野に就職した者の割合は73.0％となっている。

各種学校

　学校数は124校（国立１校、公立２校、私立121校）で、前年度より15校減少した。
　生徒数は２万8579人で、前年度より874人（3.0％）減少した。課程別では、予備校生が１万6208人（対前年度2. 7％減）で全体の56.7％を占め、最も多くなっている。
　入学者数（平成５年度春期）は1:万9958人（対前年3. 9％減）で、卒業者数（平成４年度間）は３万5697人（対前年2. 6％減）である。

大学・短期大学・高等専門学校