平成4年度大阪府統計年鑑 第20章 文化(解説)

更新日:2013年2月12日

平成4年度大阪府統計年鑑

図書館

 ここにいう図書館とは、図書館法に基づいて設置された公共図書館(学校図書館を除く)のうち、地方公共団体の設置する公立図書館をいい、私立図書館は含まれていない。
 平成3年度末現在の府下の図書館数(分館を含むが分室は含まない)は91館である。
 これを設置者別にみると、府立2館、大阪市立24館、その他の市立62館、町立3館となっている。
 これらの図書館に所蔵されている図書冊数は1149万3433冊で、うち、一般用図書が782万2573冊(構成比68.1%)、児童用図書が338万84冊(同29.4%)となっている。
 次に、貸出状況をみると、3年度中に貸出された冊数は、前年度に比べ126万4694冊(5.4%)増加し、2467万7761冊であった。
 また、貸出登録者数は、前年度に比べ1万4279人(1.1%)増加し、135万674人となった。

宗教法人

 宗教法人とは、神道系、仏教系、キリスト教系、諸教等の神社、寺院、教会、その他の教団等で宗教法人法によって設立された法人をいい、府下の宗教法人総数(平成3年度末現在)は6222法人で、前年度より1法人(0.0%)減少した。
 これを系統別にみると、神道系が1法人減の1079法人(構成比17.3%)、仏教系が1法人減の3401法人(同54.7%)、キリスト教系が1法人増の258法人(同4.1%)で、諸教は前年度と同じ1484法人(同23.9%)となっている。
 次に、宗教法人数を市町村別にみると、大阪市が2326法人(構成比37.4%)で最も多く、以下、堺市470法人(同7.6%)、東大阪市442法人(同7.1%)と続き、この3市で全法人数の52.0%を占めている。

社会教育・スポーツ施設

 公立の社会体育・スポーツ施設数(平成3年度末現在)は、744所で、2年前に比べ16所増加した。
 内訳をみると、運動広場が178所(構成比23.9%)と最も多く、以下、テニスコート131所(同17.6%)、水泳プール109所(同14. 7%)、体育館90所(同12. 1%)、その他の施設80所(同10.8%)、野球場73所(同9.8%)、野外活動・キャンプ場・宿泊施設67所(同9.0%)の順となっている。

興行場

 興行場法に基づく許可施設数(平成3年末現在)は223所で、前年に比べ8所減少した。
 これを市町村別にみると、大阪市が156所で全体の70.0%を占め、以下、堺市14所、東大阪市13所の順となっている。
 また、種類別にみると、映画館が132所(前年より7所減)、その他の施設が80所(同2所減)、スポーツ施設が11所(同1所増)となっている。

このページの作成所属
総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

ここまで本文です。


ホーム > 大阪府統計年鑑 > 平成4年度大阪府統計年鑑 第20章 文化(解説)