平成２年度大阪府統計年鑑 第20章　文化（解説）

　ここに述べる図書館とは、図書館法に基づいて設置された公共図書館（学校図書館を除く。）のうち、地方公共団体の設置する公共図書館をいい、私立図書館は含まれていない。
　平成元年度末現在の府下の図書館数（分館を含むが分室は含まない。）は、89館である。設置者別にみると府立２館、大阪市立24館、その他の市立59館、町立４館となっている。
　これらの図書館に所蔵されている図書冊数は1026万冊である。
　次に貸出状況をみると、元年度中に貸出された冊数は2303万冊とった。

　公立の社会体育・スポーツ施設数は、昭和63年３月31日現在、728施設で２年前に比べ31施設増加した。
　内訳をみると、運動広場が175所（構成比24. 0％）、テニスコート127所（同17.4％）、水泳プール109所（同15.0％）の順となっている。

　興行場法に基づく許可施設数（平成元年度末現在）は233所（前年度よ６所減）であり、これを市町村別にみると、大阪市が164所で全体の70.4％を占め、以下、堺市14所、東大阪市12所の順となっている。また、種類別にみると、映画館が142所（前年より8所減）、その他の施設が81所（同２所増）、スポーツ施設が10所となっている。
　次に、娯楽施設利用税（昭和63年度末現在）の課税対象となっている施設数は、5856所（前年より28所減）であり、これを市町村別にみると、大阪市が3130所で全体の53.4％を占め、以下、堺市が407所、東大阪市336所の順となっている。また、これを種類別にみると、まあじゃん場が2897所（前年より188所減）、ぱちんこ場等が2227所（同223所増）、たまつき場が448所（同57所減）、ゴルフ練習場が167所（同１所減）、ボーリング場が59所（同2所減）、ゴルフ場が50所（同1 所減）、その他８所（同２所減）の順になっている。