第2章 気象

更新日:2010年4月14日

平成21年度大阪府統計年鑑

概況(平成20年)

1月

 
 上旬は高気圧に覆われ、晴れる日が多くなった。中旬・下旬は日本の南岸を通る低気圧や前線の影響で、曇りや雨または雪の日が多くなった。気温は平年並、降水量は多く、日照時間は少なくなった。

2月

 
 中・下旬を中心に冬型の気圧配置となり、晴れる日が多くなった。また、寒気の影響を受けやすく、大阪の月間雪日数は17日となり、2月としては1931年以降最も多くなった。気温は低く、降水量は平年並、日照時間は多くなった。

3月

 
 低気圧が数日の周期で日本付近を通過した。移動性高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。3月の平均気温としては、1883年以降高い方から第2位の記録となった。気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間は多くなった。

4月

 
 上旬後半から中旬を中心に南岸沿いを動きの遅い低気圧が次々と通過し、曇りや雨の日が多くなった。期間の終わり頃は高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。気温は高く、降水量は多く、日照時間は平年並だった。

5月

 
 天気は、概ね数日の周期でかわった。上下旬の気温は高く経過したが、中旬前半に強い寒気が南下し平年を大きく下回るなど、気温の変動が大きくなった。気温は高く、降水量はかなり多く、日照時間は平年並だった。

*近畿地方の梅雨入りは平年より早く、5月28日ごろ(平年6月6日ごろ)となった。

6月

 
 梅雨前線や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多くなった。気温、降水量はともに平年並で、日照時間は少なくなった。

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月平均気温と降水量の関係グラフ
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7月

 
 太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が多くなった。大気の状態が不安定となり雨の降る日もあった。27日の日最低気温は29.0℃で、7月としては1883年の統計開始以来、高いほうから1位の記録となった。気温はかなり高く、降水量は平年並で、日照時間は多くなった。

*近畿地方の梅雨明けは平年より早く、7月12日ごろ(平年7月19日ごろ)となった。

8月

 
 上・中旬は、太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が多くなった。大気の状態が不安定となり雨の降る日もあった。下旬は、上空の寒気や暖かく湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多くなった。気温は、上旬、中旬は高く、下旬はかなり低くなり、変動が大きくなった。気温、降水量、日照時間ともに平年並だった。

9月

 
 前半は、高気圧に覆われて晴れの日が多くなったが、上旬は南海上の動きの遅い低気圧や暖かく湿った気流の影響で、大気の状態が不安定となり、雷雨となる日があった。後半は、秋雨前線や台風などの影響で、曇りや雨の日が多くなった。気温は、中旬は高く、下旬は低くなり、変動が大きくなった。気温、降水量、日照時間ともに平年並だった。

10月

 
 天気は概ね数日の周期でかわった。中旬は高気圧に覆われ晴れる日が多く、下旬は低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多くなった。気温は高く、降水量は少なく、日照時間は平年並だった。

11月

 
 天気は概ね数日の周期でかわった。中頃を中心に寒暖の変動が大きくなった。気温、降水量、日照時間ともに平年並だった。

12月

 
 天気は数日の周期でかわった。冬型の気圧配置となる日は少なく、高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。気温は高く、降水量は多く、日照時間はかなり多くなった。
月別日照時間のグラフ

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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