平成14年度の取組み

更新日:2009年8月5日


 地球環境や交通渋滞の問題は、他人事ではなく、私たち一人一人が真剣に考えていかなければならないことです。
 和泉市立緑ヶ丘小学校では、秋から地球環境問題の解決のためには、毎日の交通、特に「かしこいクルマの使い方」を実行することが大事であることを学び、家庭に皆さんたちと一緒に考えて実践するという交通と環境を考えるプログラムを約半年間にわたって取り組みました!

プログラムのねらい


テーマ
「渋滞などの交通問題」と「地球温暖化」  ⇒  日常生活での自動車をはじめとする交通

ねらい
豊かな社会を実現するために、「毎日の暮らし」の中で
(1)一人一人の取組みが重要であることを認識し、
(2)主体的に取組み姿勢を育むとともに、
(3)実際の取組みによる達成感を味わう

期待するもの
未来の子供たちの幸せのために
(1)取組みの継続
(2)慢性的な渋滞の解消
(3)CO2排出量の削減⇒地球温暖化への対応
(4)地域の自主的な活動への発展
 

授業の進め方

(1)イントロ :交通と環境の現状と問題点について学ぶ
(2)現状カルテの作成 :クルマをはじめ、各家庭の日常生活で排出されるCO2を調査
(3)CO2削減方法の検討 :調査結果をもとにCO2削減方法を考える
(4)診断カルテの作成 :現在の交通をチェックし、どうすればよいか考える
(5)行動プランを立てる :「かしこいクルマの使い方」プランを作成
(6)削減努力を評価 :事前事後を比較し、効果を確認
(7)継続方法を考える :今後の「かしこいクルマの使い方」を考える
(8)プレゼンテーション :みんなの前で発表する。

 

実施状況

○現況カルテ
 1週間に家庭で出るCO2の量をチェックし、電気やガスのメーター、自動車メータ・走行時間をもとにCO2排出量を計算した結果、全CO2排出量の3分の1がクルマ利用によるものでした!!

○交通ダイアリー
 「交通日記」をつけることにより、「どこからどこへ」・「何を使って」・「どれくらいの時間をかけて」、外出したかをチェック!これで交通手段ごとのCO2排出量を計算!!

○診断カルテ
 交通ダイアリーをもとに、どうすればCO2を減らすことができるかを考えました。

例えば・・・・
・近くの買い物は自転車で行く
・用事はまとめて済ます
・相乗りで行くようにする             など

このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室交通計画課 交通計画推進グループ

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