つばさの特別支援プログラム

更新日:2021年7月5日

つばさの特別支援プログラム

就労移行支援や生活訓練と同時に、個人の特性に合わせて特別プログラムを行っています。

SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング) 

社会生活や対人関係を育むために必要な知識や対人技能を学びます。つばさでは、特に「あいさつ・自己紹介」「お礼を言う」「謝る」「頼む」「断る」「相談する」の6スキルに絞って行っています。どの人にもわかりやすいように、利用者に身近な出来事を職員がよい例とわるい例の寸劇をして再現しています。そして、よいポイントを示し、実際に利用者にロールプレイをしてもらっています。セッションのあとには、ポイントを絵で示した物を配布し、毎回宿題があります。日常生活でも獲得したスキルが持続するように工夫しています。
ソーシャルスキルズトレーニングの写真

Excel形式
SSTアセスメント表 [Excelファイル/276KB]                                              

PDF形式
SSTアセスメント表 シートA [PDFファイル/184KB]
SSTアセスメント表 シートB [PDFファイル/223KB]
SSTアセスメント表 シートC [PDFファイル/153KB] 

A C T(アンガー・コントロール・トレーニング)

怒り、悲しみ、さみしさなど混沌とした不快な気持ちを整理し、認知の歪みを社会的な考え方に近づけ、気持ちを適切に伝える方法を学んでもらっています。全体プログラムでは、暴力・暴言、破壊行為など感情を不適切に表すことへの予防教育を目的として、利用者への感情教育とストレスマネージメントを行っています。また、トラブル発生後の応急的な対応として、ワークシートを用いてトラブル場面を振り返る1対1の個別プログラムも行っています。  
アンガーコントロールトレーニングの写真


性学習プログラム

全利用者向けの性学習プログラムと性問題行動がある利用者向けの個別プログラムに取り組んでいます。性問題行動を持った利用者へは「フットプリント」(性問題行動がある知的障がい者への治療・教育のためのワークブック)を個別プログラムで使用し、認知行動療法の手法をもとにして自己コントロール力・セルフマネジメント力を高めることを目的とします。 
性学習プログラム実施の写真


窃盗回避プログラム

窃盗を課題とした利用者を対象に、なぜ窃盗してしまうのか、地域で窃盗をしないようにするにはどうすればよいのかを、職員と共に具体的に考え、実行できるよう練習します。ワークシートを利用した個別面接を中心に進めていますが、利用者が理解しやすいよう、絵や漫画、ロールプレイなどを用いるなどの工夫をしています。また、日記をつけてもらい自分を振り返る機会を設け、つばさの生活をトータルでフォローできるようにしています。
窃盗回避プログラム実施の写真


・これまでの窃盗回避プログラムの取り組みをまとめた『窃盗防止の10カ条』が、平成27年度に完成しました。イラストや実際に使っているツール、ワークシートも掲載し、分かりやすく気軽に取り組めるものを目指しました。

『窃盗防止の10カ条』(テキストデータ) [Wordファイル/36KB](注)

『窃盗防止の10カ条』 [PDFファイル/3.67MB](注)

(注)このファイルの一部あるいは全部を無断で複写複製(コピー)・転載などをすることは、著作権法上の例外を除き禁じられています。

このページの作成所属
福祉部 砂川厚生福祉センター 総務企画課

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