イワシシラス

更新日:2014年3月26日

カタクチシラス:ニシン目カタクチイワシ科

  イワシシラスの絵    

シラスというのは体が細長く、透明で、黒い色素がまだ発達していない仔魚(ふ化した直後の魚の子供)の総称です。イワシ類の仔魚をイワシシラスと呼んでいますが、大阪で漁獲されるのはほとんどがカタクチシラス(カタクチイワシの仔魚)です。

大阪湾のイワシシラス漁は、イカナゴ漁が終わる4月下旬ごろから始まり、12月ごろまで続きます。漁期の初めにあたる春のシラスは、紀伊水道から外海域で生まれ、潮の流れに乗って大阪湾内に入ってきたものです。その後、夏から秋にかけて獲れるシラスは、大阪湾内で産卵されたものです。

イワシシラスは、釜揚げシラスや干したチリメンジャコとしてだけではなく、新鮮なものは生のままで食べられています。

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環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ

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