カタクチイワシ

更新日:2014年3月26日

学名:Engraulis japonicus

ニシン目カタクチイワシ科

カタクチイワシのイラスト
船びき網巾着網

カタクチイワシは「片口鰯」と書き、下のアゴが上のアゴに比べて極端に短いためこのように呼ばれています。

大阪湾で漁獲されるカタクチイワシは、太平洋で生まれた群(外海発生群)と大阪湾で生まれた群(大阪湾発生群)の2群に分けられますが、一般に外海発生群の卓越する年は大阪湾の漁獲量も多いようです。カタクチイワシは魚体の大きさにより呼び名が変わり、大阪湾では5cm以下のものをカエリ、3cm以下のものをシラスと呼んでいます。シラスは船びき網で、カエリよりも大きなものは巾着網で漁獲されます。

シラスはチリメンジャコとして、大きくなると刺身、天ぷら等にして食されるほか、ダシジャコ(煮干し)やゴマメ(田作)用の材料として使われます。

このページの作成所属
環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ

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