人口減少社会の到来が本格化する中、大阪の成長に向け、少子高齢化や生産年齢人口の流出など、様々な課題に対応していくことが必要でありますが、特に経済の活性化を図るためには、府内の産業立地を促進し、雇用の創出などにつなげていくことが重要です。
とりわけ、南大阪地域の市街化調整区域に位置する主要幹線道路の沿道においては、一部で都市的土地利用の需要も高いことから、農地・自然環境の保全に配慮した産業系土地利用の検討が喫緊の課題です。
このため、府と岸和田市、富田林市、河内長野市及び和泉市(沿道4市)は、「主要幹線道路沿道の活用に関する検討会(南大阪地域 大阪外環状線等)」を設置し、沿道4市を通る大阪外環状線等を対象に、既存ストックを活用した大阪の活性化に向けた沿道のまちづくりに取り組むこととし、課題の情報共有や今後の土地利用方針に関する検討を行い、『外環状線等沿道のまちづくりの方針』を策定しました。
外環状線等沿道では、本方針に基づき、地域の方々の土地利用に対する意向をふまえ、外環状線等の既存ストックを有効活用しながら、周辺環境や景観に配慮した計画的なまちづくりを推進していきます。
※「主要幹線道路沿道の活用に関する検討会(南大阪地域 大阪外環状線等)」
○構成:大阪府、岸和田市、富田林市、河内長野市、和泉市
※『外環状線等沿道のまちづくりの方針』
○対象:沿道4市を通る、大阪外環状線、国道309号、府道岸和田牛滝山貝塚線(阪和自動車道岸和田和泉インターチェンジ付近から大阪外環状線)
○位置付け:地域の方々が主体となって進める外環状線等沿道のまちづくりが円滑に進むよう、検討会としての基本的な考え方をとりまとめたもの。
・「外環状線等沿道のまちづくりの方針」(要旨) 方針(要旨) [PDFファイル/276KB]
・「外環状線等沿道のまちづくりの方針」(全文) 方針(全文) [PDFファイル/2.82MB]
・構成
表紙、目次
1.外環状線等沿道のまちづくりの必要性
(1) 背景・課題
(2) 「外環状線等沿道のまちづくりの方針」の位置付け
2.外環状線等沿道の状況
(1) 土地利用の状況
(2) 産業立地ニーズ
3.外環状線等沿道の土地利用方針
(1) 沿道4市の都市計画マスタープランにおける位置付け
(2) 外環状線等の既存ストックを活かした産業立地
(3) 農空間の保全と活用
(4) 周辺の自然景観に配慮した美しい景観の形成
4.外環状線等沿道のまちづくりに向けて
(1) 計画的なまちづくりの推進
-1 計画的なまちづくりへの取組
-2 地域が主体となったまちづくりの推進
(2) 外環状線等沿道のまちづくり検討地区
(3) 都市計画手続き
(4) 農空間を活かしたまちづくりの「参考例」
(5) 「参考例」を適用する際に必要な農林協議
(参考資料)
このページの作成所属
大阪都市計画局 拠点開発室戦略拠点開発課 拠点まちづくり推進グループ
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