事業者に対する指導事例

更新日:令和2年6月30日
  このページでは、大阪府が不当景品類及び不当表示防止法(外部サイト)(以下「景品表示法」という。)並びに大阪府消費者保護条例(以下「条例」という。)に基づき、事業者の指導を行った主な事例を紹介しています。
 条例による指導以外にも、特定商取引に関する法律(外部サイト)(以下「特定商取引法」という。)に違反している場合には、同法に基づき業務停止命令などを行っています。

年度別指導事例

令和元年度指導事例

令和元年度処分・指導結果

法令

内容

件数

特定商取引法業務停止命令3件
指示4件
業務禁止命令5件
第三者公表0件

条例

公表 

0件

勧告0件

文書指導

2件

口頭指導

3件

 景品表示法

措置命令

6件

 文書指導

4件

 口頭指導

6件

  

<条例による指導事例>
 大阪府消費者保護条例では、消費者の保護とともに、事業者間の公正で自由な競争を確保し、市場における公正な取引ルールを構築する必要があることから、第17条において事業者の不当な取引行為を禁止しています。こちらでは、令和元年度に条例等に違反した事業者に対して勧告や指導を行った主な事例を掲載しています。

1 新聞販売店に指導等を行った事例(1)

Aは、施設に入所するため契約の解除を申出た消費者の親族に対して、直ちに解約に応じませんでした。これは、条例第17条に規定する不当な取引行為(契約解除妨害)にあたることから、条例第20条に基づき文書指導を行いました。

2 新聞販売店に指導等を行った事例(2)

Bは、複数の消費者との間で「引越の際は引越先で購読致します」と記載した新聞購読契約を締結させました。また、70歳代の消費者に対して、80歳から85歳までの間の新聞購読契約を締結させました。これらは、条例第17条に規定する不当な取引行為(契約解除権の制限及び過量販売)にあたることから、条例第20条に基づき文書指導を行いました。

3 新聞販売店に指導等を行った事例(3)

Cは、消費者に新聞購読の勧誘に先立って、事業者の名称を消費者に告げませんでした。また、消費者が断っているにも関わらず勧誘を続けました。これらは、条例第17条に規定する不当な取引行為(事業者名等不告知及び再勧誘)にあたることから、条例第20条に基づき口頭指導を行いました。


<景品表示法による指導事例>
 景品表示法では、商品およびサービスの品質などについて、実際よりも著しく優良である、または著しく有利であると消費者に誤認させる表示や、過大な景品類の提供を禁止しています。こちらでは、令和元年度に景品表示法に違反した事業者に対して指導を行った主な事例を掲載しています。

1 「国産牛」を「黒毛和牛」と表示していた事業者に指導等を行った事例

Cは、会員向けに発送したダイレクトメールにおいて、自らが運営するホテル内のレストランで提供する料理の肉料理について、実際は「国産牛」を使用しているにも関わらず、あたかも「黒毛和牛」を使用しているかのように表示し、販売していた。これは、景品表示法第5条第1号に規定する優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

2 「天然温泉でない温水」を「天然温泉」であるかのように表示していた事業者に指導等を行った事例

Dは、温浴施設内の効能の説明書きにおいて、あたかも「天然温泉」であるかのような表示をしていたが、実際は、天然温泉を使用していないかった。なお、この表示には「人口」の記載があったが、その文字は小さくめだたない場所に記載されているなど、一般消費者が「天然温泉」であるとの認識を打ち消すことができる程度の表示ではありませんでした。これらは、景品表示法第5条第1号に規定する優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

3 キャンペーン対象となる商品の条件を実際より少なく表示していた事業者に指導等を行った事例

Eがフリーペーパーで行った、賃貸住宅のプレゼントキャンペーン付き入居者募集の広告は、あたかも、特定の地域以外の全ての賃貸住宅物件がキャンペーンの対象であるかのような表示であったが、実際は、特定の地域の一部の物件のみが対象となるものであった。これは、景品表示法第5条第1号に規定する優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

4 「国産牛」を「和牛」と表示していた事業者に指導等を行った事例

Fは、レストランで提供する牛肉料理について、実際は「国産牛」を使用しているにも関わらず、あたかも「和牛」を使用しているかのように表示していた。これは、景品表示法第5条第1号に規定する優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。
※「国産牛」とは、日本国内で飼育された牛のことを言います。ただし、外国で生まれ育った牛であっても、日本国内での飼育期間の方が長ければ国産牛となります。
※「和牛」とは、「黒毛和種」「褐色和種」「日本短角和種」「無角和種」の4品種のことを言います。

5 ポン酢の原材料を実際と異なるものとして表示していた事業者に指導等を行った事例

Gは、ポン酢に、あたかも原材料に「魚介類X」のエキスを使用しているかのように表示していたが、実際は「魚介類Y」のエキスを使用していた。これは、景品表示法第5条第1号に規定する優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

平成30年度指導事例

平成30年度処分・指導結果

法令

内容

件数

特定商取引法業務停止命令1件
指示1件
業務禁止命令2件
第三者公表1件

条例

公表 

0件

勧告3件

文書指導

1件

口頭指導

3件

 景品表示法

措置命令

6件

 文書指導

5件

 口頭指導

8件

  

<条例による指導事例>
 大阪府消費者保護条例では、消費者の保護とともに、事業者間の公正で自由な競争を確保し、市場における公正な取引ルールを構築する必要があることから、第17条において事業者の不当な取引行為を禁止しています。こちらでは、平成30年度に条例等に違反した事業者に対して勧告や指導を行った主な事例を掲載しています。

1 新聞販売店に指導等を行った事例(1)

 A、B、Cは、消費者が高齢で独居であることを知りながら、3者で1年毎の契約を順次締結させていました。これらは、条例第17条に規定する不当な取引行為(過量販売)にあたることから、条例第20条に基づき口頭指導を行いました。
 さらに、Aは、消費者の正当な理由による解約の申し出を遅延させるなどしており、条例第17条に規定する不当な取引行為(解約妨害)にあたることから、条例第20条に基づき勧告を行いました。
 また、Bは、契約の締結に際し、景品表示法第4条に基づき告示された範囲を超える景品類の提供を約するなどしていたため、口頭指導を行いました。

2 新聞販売店に指導等を行った事例(2)

 Dは、消費者が契約期間の満了をもって契約終了を申し出たにも関わらず、購読休止期間分の契約期間延長を主張して契約の終了を認めず、債務の履行を不当に強要しました。これは、条例第17条に規定する不当な取引行為(不当な債務履行請求)にあたることから、条例第20条に基づき勧告を行いました。

3 自主行動基準違反が認められた事業者に指導等を行った事例

 Eは、自社のホームページに、「業界で初めて大阪府知事より認められた店です」と掲載し、府がEの事業内容や信用性を認定しているかのような表示を行うなどしていました。Eは、条例第12条に基づく自主行動基準を策定している事業者であるため、条例第14条に基づき勧告を行いました。
 また、景品表示法第5条第1項に規定する優良誤認にもあたることから、文書指導を行いました。

 
<景品表示法による指導事例>
 景品表示法では、商品およびサービスの品質などについて、実際よりも著しく優良である、または著しく有利であると消費者に誤認させる表示や、過大な景品類の提供を禁止しています。こちらでは、平成30年度に景品表示法に違反した事業者に対して指導を行った主な事例を掲載しています。

1 「特別栽培米」の表示を裏付ける根拠を示せなかった事業者に文書指導を行った事例

 Fは、精米に「特別栽培米」の表示をしていましたが、表示を裏付ける台帳などの合理的根拠を示すことができませんでした。これは、景品表示法第5条第1項の優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

2 「国産若鶏」を「銘柄鶏」と表示していた事業者に文書指導を行った事例

 Gは、鶏肉の加工食品に「銘柄鶏」と表示していましたが、実際は「国産若鶏」でした。これは、優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

3 自社の実績を誇大表示していた事業者に文書指導を行った事例

 Hは、自治体の補助金対象となる施工実績が最も多いなどと表示していましたが、表示を裏付ける合理的根拠を示すことができませんでした。これは、優良誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

4 取引条件を有利なように表示していた事業者に文書指導を行った事例

 Iは、中古自動車を5万円で購入できるかのように表示していましたが、付帯サービスの契約が必須条件のため、5万円で購入できませんでした。
 また、下取りキャンペーンで「期間限定」と表示していましたが、複数月連続で実施されていました。これらは、景品表示法第5条第2号の有利誤認表示にあたることから、文書指導を行いました。

5 「カニカマ」を「カニ身」と表示していた事業者に口頭指導を行った事例

 Jは、恵方巻の材料に、「カニ身」と表示していましたが、「カニカマ」を使用していました。これは、優良誤認表示にあたることから、口頭指導を行いました。

6 「海外産いか」を「国内産いか」と表示していた事業者に口頭指導を行った事例

 Kは、「いかの塩辛」に、「国内産いか」と表示していましたが、「海外産のいか」を使用していました。これは、優良誤認表示にあたることから、口頭指導を行いました。

7 「あか毛和種の和牛」を「黒毛和牛」と表示していた事業者に口頭指導を行った事例

 Lは、料理に「黒毛和牛」を使用していると表示していましたが、一部に「あか毛和種の和牛」を使用していました。これは、優良誤認表示にあたることから、口頭指導を行いました。

8 スイカのカットサイズが表示と異なっていた事業者に口頭指導を行った事例

 Mは、スイカを「1/6切り」と表示していましたが、実際は「1/8切り」でした。これは、優良誤認表示にあたることから、口頭指導を行いました。

 

 平成29年度以前の指導事例

平成29年度以前の指導事例はこちらに掲載しています。

このページの作成所属
府民文化部 消費生活センター 事業グループ

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