毒キノコによる食中毒にご注意

更新日:平成28年9月29日

毒キノコによる食中毒にご注意

府内で発生したキノコによる食中毒事例

○平成28年9月14日、大阪府内の公園で採取したキノコによる食中毒事例が発生しました。 

  府内の公園で採取した毒キノコ(オオシロカラカサタケ)を、9月14日に調理し喫食した2名が、喫食後2時間ほどで嘔吐、下痢等の症状を呈しました。
 
 ○オオシロカラカサタケ
  ・発生時期 夏から秋
  ・発生場所 公園の芝生や庭などの肥沃な土壌に群生する
  ・特徴    表面は白色で、ヒダは成熟すると暗オリーブ色に変色。傘表面に茶色の薄皮がついていることもある。
  ・中毒症状 食後数時間以内で、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状
  ・毒性成分 モリブドフィリシン、ステロイド類
  ・間違いやすいキノコ カラカサタケなど

    オオシロカラカサタケの写真      オオシロカラカサタケ二つ目    左右ともにオオシロカラカサタケ 
    資料提供:大阪市立自然史博物館(外部サイト)  

○平成24年10月15日、奈良市内の山中で採取したキノコによる食中毒事例が発生しました。

 奈良市内の山中で採取した毒キノコ(タマネギモドキ)を、10月15日に自宅で調理して喫食した1名が、喫食後30分で嘔吐・嘔気等の症状を呈しました。

 ○タマネギモドキ
  ・発生時期 夏から秋
  ・発生場所 林内地上に群生する
  ・特徴    表皮は厚く、球形
  ・中毒症状 食後30分から2、3時間で嘔吐、下痢などの消化器系の中毒症状
  ・毒性成分 毒性物質は明らかではなく、詳細は不明
  ・間違いやすいキノコ ショウロ科、ホコリタケ科、セイヨウショウロタケ科など

○平成20年10月18日、大阪府内の山中で採取したキノコによる食中毒事例が発生しました。

 府内の山中で採取したテングタケを、平成20年10月18日に自宅で調理して喫食した方々が、喫食後すぐに嘔気・嘔吐・酩酊感等の症状を呈しました。

               tengutake テングタケ 
資料提供:公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会

○平成20年9月28日、大阪市内の草地で採取したキノコによる食中毒事例が発生しました。

 平成20年9月28日に大阪市内の草地で採取したオオシロカラカサタケをバーベキューで喫食した方々が、喫食後2時間から2時間半で嘔気・嘔吐・下痢等の症状を呈しました。

○平成19年9月4日、府内の山中で採取したキノコによる食中毒死亡事例が発生しました。

 平成19年9月2日に友人と府内の山中にハイキングに行き、自ら採取したキノコ(ニセクロハツと推定)を食用と判断し、てんぷらにして喫食した方が、4日午前、キノコ中毒による多臓器不全のため亡くなられました。

毒キノコの食中毒を防ぐには

 季節が秋になりますと、野山を散策する機会が多くなります。また、毒キノコは山中だけでなく身近な場所に生えていることもあります。キノコ狩り等で食中毒を起こさないように、次のことに十分ご注意下さい。
  きのこの絵キノコの素人判断は危険です!

 確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に、採って食べないようにしましょう。
 図鑑の写真や絵で勝手に鑑定しないようにしましょう。キノコは発生時期、場所などで形態が異なることがあります。

毒キノコの簡単な見分け方はありません。見慣れないキノコは絶対に食べないでください。

過去に発生した食中毒の原因となったキノコ

ニセクロハツ、ツキヨタケ、オオシロカラカサタケ、クサウラベニタケ、テングダケ、カキシメジ、オオワライタケなど  

参考リンク

 ・ 厚生労働省ホームページ

 ・ 食品安全委員会ホームページ


スギヒラタケの摂取について

平成21年10月19日、厚生労働省から以下の通知がありました。

 標記については、平成16年10月22日付け健疾発第1022005号、食安監発第1022003号等により、念のため、腎機能の低下していない方も含めた一般の方に対し、スギヒラタケの摂取を控えるよう注意喚起をお願いしているところですが、今般、新潟県よりスギヒラタケの摂取歴がある急性脳症の疑い事例について、情報提供がありましたので、引き続き注意喚起について特段の御配慮をお願いします。

※スギヒラタケは、地域によってはスギカヌカ、スギワカイ、スギモタセ等と呼ばれています。

画像です。スギヒラタケスギヒラタケ

スギヒラタケの摂取について(厚生労働省)

(参考)

 ○平成17年8月23日に厚生労働省から発出された情報

 標記については、平成16年10月22日付け健疾第1022005号、食安監発第1022003号及び平成16年11月19日付け食安監発第1119001号により、注意喚起をお願いしたところですが、現時点においてスギヒラタケの安全性については確認されていない状況にあります。
 つきましては、本年のスギヒラタケの採取シーズンを前に、引き続き、スギヒラタケの安全性が確認されるまでの間、念のため、腎機能の低下していない方も含めた一般の方に対し、スギヒラタケの摂取を控えるよう注意喚起をお願いします。

 ○平成16年11月19日に厚生労働省から発出された情報
  急性の脳症を疑う事案の発生について

 標記については、平成16年10月22日付け健疾第1022005号、食安監発第1022003号により、スギヒラタケについて腎機能の低下している方への安全性が確認されるまでの間、これらの方々に対しスギヒラタケの摂取を控えるよう注意喚起をお願いしたところですが、今般、新潟県から公表された急性脳症を疑う死亡例について照会したところ、腎機能障害の有無が不明であることがわかりました。(スギヒラタケを発症3日前に摂食。)
 つきましては、現在、急性の脳症を疑う事案についてスギヒラタケの摂食との関係に限らず広く原因究明のための調査に努めているところであり、原因が究明されるまでの間、念のため、腎機能の低下していない方も含めた一般の方に対し、スギヒラタケの摂取を見合わせるよう注意喚起をお願いします。

 ○平成16年10月22日に厚生労働省から発出された情報

 今般、新潟県及び山形県において急性の脳症を疑う事案が発生しており、これまでに、これらの事案において発症者は腎機能の低下の状態を有し、スギヒラタケの摂取があるとされています。
 スギヒラタケは従前から食用きのことして摂取されており、これまで健康被害の報告もないところですが、腎機能が低下している方への安全性が確認されるまでの間、これらの方々に対しスギヒラタケの摂取を控えるよう注意喚起をお願いします。

このページの作成所属
健康医療部 食の安全推進課 監視指導グループ

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