貝毒に注意しましょう!

更新日:平成28年6月22日

○ 大阪府海岸及び海域では、現在、天然アサリ、アカガイの毒化が確認されています。

○ 毒化した二枚貝を食べると、手足のしびれといった麻痺や下痢などの症状が発生することがあり、重症の場合は呼吸麻痺を起こし死に至ることもあります。
実際に、本年3月にも食中毒が発生しています。(報道資料はこちら。)
 「二枚貝」には、アサリ、シジミ、ムラサキイガイ、アカガイ、カキ、トリガイなどがあります。

 安全性が確認されるまでは、大阪府の海岸で天然アサリなど安全性未確認の二枚貝を採って食べないでください。

○ 万一、症状が現れた場合、速やかに医師の処置を受けてください。

新着情報新着

麻痺性貝毒の発生状況

 
 現在、大阪府海域等において、以下のとおり麻痺性貝毒の発生を確認しております。

貝の種類場所確認年月日規制等解除年月日
アサリ大阪府の海岸平成28年6月16日

シジミ淀川下流部平成28年3月29日平成28年5月2日
アカガイ大阪府海域平成28年3月23日
トリガイ大阪府海域平成28年3月29日平成28年5月11日

                                        (平成28年6月22日現在)

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 ※関係報道資料はこちらから。

貝毒による食中毒

近年、本府内で発生した貝毒食中毒の事例は以下のとおりです。

貝毒食中毒発生事例
発生年月原因食品採取場所患者数症状状況
平成28年3月新着アサリ阪南市男里川河口2名手や口のしびれ、ふらつき自ら採取、調理、喫食した。
平成25年4月ムラサキイガイ、ミドリイガイ大阪市内の防波堤付近2名ふらつき、しびれ、嘔吐自ら採取、調理、喫食した。
平成20年4月ムラサキイガイ貝塚市内の港内3名嘔気、嘔吐、麻痺自ら採取、喫食した。

貝毒とは

概要

 
・アサリなどの二枚貝は、餌となる海水中のプランクトンが原因で毒をもつことがあります。
・毒を蓄積した貝を食べると、手足のしびれといった麻痺や下痢などの症状が発生することがあります。
・貝毒の蓄積は外見では判断できません。また、貝毒
は熱に強く、加熱調理では分解されません。
    
    ムラサキイガイムラサキイガイ(写真:大阪市提供)

     

貝毒の種類

    
 貝毒には、症状によって主に麻痺性貝毒と下痢性貝毒の2タイプがあります。
麻痺性貝毒 下痢性貝毒
毒成分:サキシトキシン、ネオサキシトキシン等多数毒成分:オカダ酸とその同族体のジノフィシストキシン群

・食後30分程度で発症
・舌、唇、顔面、手足のしびれ、運動失調
・重症の場合、呼吸麻痺で死亡することがあります。

・食後30分から4時間で発症
・下痢(水様便)、腹痛、嘔吐、吐き気
・通常は3日以内に回復し、死亡例はありません。   

 
 ※それぞれの貝毒に関する詳細は厚生労働省ホームページ(自然毒のリスクプロファイル)を参照してください。
      
   
 

貝毒の対策

概要

   
   項目のしるし農林水産省ホームページ(貝毒の対策)        項目のしるしリスク管理について(農林水産省資料)[PDFファイル/294KB]
   
      

大阪府の二枚貝に関する安全対策

 
・府環境農林水産部を中心に、大阪府海域において、通年、貝毒の原因となる有毒プランクトンの発生状況の調査(府立環境農林水産総合研究所ホームページ)
を行い、基準値を超えた場合に、二枚貝の貝毒検査を実施します。なお、検査は麻痺性貝毒の原因プランクトンが基準値を超えると麻痺性貝毒の検査、下痢性貝毒の原因プランクトンが基準値を超えると下痢性貝毒の検査を行います。
 
・規制値を超える貝毒が検出された場合、大阪府の海岸でアサリなどの二枚貝を採取して食べないよう府民の方々に注意を呼びかけるため、報道提供等の情報発信をはじめ、
看板の設置、パトロール、園内放送などを関係機関と連携して行います。なお、府内潮干狩り場(水産課ホームページ)では、潮干狩り用のアサリと持ち帰り用のアサリを区別し、来場者には安全なアサリを持ち帰ってもらうなどの安全対策を講じた上で営業することとしています。
また、漁業関係者あて
自主回収の指導及び出荷自主規制の要請をし、大阪府海域で漁獲された二枚貝が市場に流通しないよう措置がとられます。
これらの対策はそれぞれの貝毒の値が
3週連続で規制値以下であることが確認されるまで、継続的に行われます。
 
・上記体制とは別に、府内市場等に流通する二枚貝を収去し、貝毒検査を実施しています。
 
   

その他

用語の説明

 
【貝毒の規制値】
 貝毒の毒量は、マウスユニット(MU)という単位で表されます。近年大阪府海域で確認される麻痺性貝毒では、体重20グラムのマウスを15分で死に至らしめる毒量を1MUとしています。規制値は、貝のむき身重量1グラムあたり麻痺性貝毒では4MUです。
 
【麻痺性貝毒の原因となるプランクトン】
 貝毒の原因となるのは、特定の種類のプランクトンです。通常は海中にあまり発生しませんが、時として高密度に発生することがあります。有毒プランクトンには、アレキサンドリウム・タマレンセ、アレキサンドリウム・カテネラ、ディノフィシス・フォルティなどがあります。
(その他下痢性貝毒の原因プランクトン等の情報は、下記関連リンクの環境農林水産総合研究所水産技術センターを参照)
アレキサンドリウム・タマレンセアレキサンドリウム・カテネラ
アレキサンドリウムタマレンセカテネラ
(写真提供:地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所水産技術センター)

 

関連リンク 

【有毒プランクトンの詳細情報、貝毒のQ&A、貝毒の監視体制】
    項目のしるし府立環境農林水産総合研究所水産技術センター(外部サイト) 
    項目のしるし府環境農林水産部水産課企画・豊かな海づくり推進グループ
 
【近隣の貝毒情報】
    項目のしるし兵庫県(県立農林水産技術総合センター水産技術センター(外部サイト))
    項目のしるし和歌山県(資源管理課(外部サイト))
    項目のしるし三重県(県農林水産部水産資源(外部サイト))

このページの作成所属
健康医療部 食の安全推進課 食品安全グループ

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