大阪府では、流通する食品等の安全を確保するため、大阪府健康医療部生活衛生室食の安全推進課が食品衛生監視指導計画の立案や国・他の自治体との連絡調整を行うとともに、保健所、食品衛生広域監視センター、中央卸売市場食品衛生検査所、食鳥検査センター及び羽曳野食肉衛生検査所が食品の各流通段階において、衛生検査や監視指導等を実施しています。
HACCPに沿った衛生管理の制度化について
「HACCPに沿った衛生管理について」お気軽にご相談ください
ふぐの素人調理は危険です!
当センターでは、府下9つの保健所と連携して特に広域的に流通する食品等の製造施設や大量調理施設等を訪問し、食品衛生法、食品表示法、大阪府食品衛生法施行条例及び大阪府ふぐ処理登録者の規制に関する条例に関連する監視指導等を行います。
当センターは、令和2年4月に大阪府の組織改編により設置されました。これまで茨木保健所、藤井寺保健所及び泉佐野保健所の3つの保健所に設置していた食品衛生課広域監視担当を「食品衛生広域監視センター」に集約し、監視指導等の業務をより迅速かつ機能的に対応できるようになりました。
大阪府食品衛生監視指導計画に基づき、以下の業務を行っています。
監視指導の様子
なお、食品営業許可等の申請及び相談については、営業施設を所管する保健所にお問い合わせください。
大阪府保健所所在地一覧
平成30年6月13日に「食品衛生法等の一部を改正する法律」が公布されました。これにより、全ての食品等事業者は原則として「HACCPに沿った衛生管理」を実施することになりました(令和3年6月1日完全施行)。
「HACCPに沿った衛生管理」には「HACCPに基づく衛生管理」と「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理(小規模な営業者等が対象)」との2種類があり、食品等事業者は規模や業種によってどちらかの衛生管理を行う義務があります。HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の手引書を参考に大阪府で作成した講習会資料を公開しています。HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の理解を深めるためにご活用ください。
詳しくはこちらから
「HACCPに沿った衛生管理」に取り組むに当たり、衛生管理計画や記録用紙の作成方法など、個別相談を受け付けています。
個別相談をご希望の方は、事前に食品衛生広域監視センターまでお問い合わせください。
対象者 大阪府内にお店又は製造所のある食品等事業者(政令指定都市、中核市を除く)
問合先 食品衛生広域監視センター 電話 072-863-0910
毎年、全国でふぐによる食中毒が発生しており、死亡事例も報告されています。その原因の多くは、素人が釣ったふぐを自ら調理して食べたことによるものです。
ふぐを安全に調理して食べるには、専門的な知識と技術が必要です。釣り上げたふぐを持ち帰って調理するのは、絶対にやめてください。
当センターでは、素人調理によるふぐの食中毒を予防するため、啓発ポスターを作成しました。
府内の釣り場や釣具店、漁業組合等にもご協力をいただき、各所に掲示することで府民の皆様に啓発を行っています。
このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 監視指導グループ
ここまで本文です。