第3章 1 生産から消費に至る各段階での食の安全性の確保 (1)監視指導の体制

更新日:平成29年7月6日

(1)監視指導の体制<生産段階での施策>

[1]大阪府内産農産物の安全安心確保(農政室)

 「大阪府都市農業の推進及び農空間の保全と活用に関する条例」に基づき、生産者等が農薬の誤使用により食品衛生法に違反する疑いがある場合は、残留農薬を検査するなど、安全性が確認されない限り、出荷しないよう指導するとともに、府の職員が立入検査等を実施します。府は安全性に問題がある農産物を出荷・販売しないよう必要に応じて勧告を行います。

[2]牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法の推進(動物愛護畜産課)

 府内牛飼養農家に対して、個体識別耳標の装着及び個体情報の届出を指導します。

 【参考】取組に関連する内容が掲載されているホームページ

  ・ 家畜個体識別推進事業(家畜保健衛生所のHPへ)

[3]鳥インフルエンザのサーベイランス(動物愛護畜産課)

 家畜保健衛生所は府内養鶏農家の鶏を対象に定期的な臨床検査とウイルス検査を実施します。

 【参考】取組に関連する内容が掲載されているホームページ

  ・ 高病原性鳥インフルエンザについて(動物愛護畜産課のHPへ)

  ・ 高病原性鳥インフルエンザ情報(家畜保健衛生所のHPへ)

<事業目標>

施策内容(目標指標)

現状(平成24年度見込)

目標(平成25年度)

目標(平成29年度)

鳥インフルエンザのサーベイランス
(府内養鶏農家の検査数)

1回以上/施設

1回以上/施設

1回以上/施設

[4]養殖生産安全対策(水産課)

 養殖魚介類の感染性疾病のまん延防止のため、養殖場等に対し、魚類防疫に関する講習や指導・監視等を行います。

 

期待される事業者の取組ポイント
  • 農薬管理指導士※の設置及び、指導体制の整備
    農薬を安全に使用できるよう、府が認定する農薬管理指導士による指導体制を確立しましょう。
  • 農薬の散布時の飛散防止
    農薬の飛散(ドリフト)による適用外農産物への農薬の飛散を防ぐために、農薬散布時には、風向きに注意しましょう。また、場合によっては粒剤など、飛散の少ない農薬を活用しましょう。
  • 動物用医薬品等の適正使用
    動物用医薬品や水産用医薬品は適正に使用しなければ、畜水産物中に残留し、食べた方の健康をそこなうおそれがありますので、使用方法を遵守して適切に使用すること。
  • 生産履歴の記帳(農薬の防除日誌、動物用医薬品の投薬記録)
    農薬や動物用医薬品などが適正に使用されたことがわかるよう記録を作成し、保存しましょう。
  • GAP手法※の導入による農産物の安全性の向上
    GAP手法の導入により、農業経営の改善や効率化を図りましょう。
  • 飼養衛生管理基準※の遵守による家畜伝染病の予防
    家畜の伝染性疾病のまん延防止のため、家畜に伝染性疾病を疑う症状が出た際には、最寄りの家畜保健衛生所へ届け出ること。
  • 牛個体識別番号等の届出
    牛トレーサビリティ法に基づき、牛の出生時や譲渡し等の際には、個体識別番号等を独立行政法人家畜改良センター※へ適切に速やかに届け出ること。

期待される府民の取組ポイント

  • 生産段階での食の安全性確保の取組を知り、理解を深めましょう。
    さらに、家族や友人、身近な人たちと一緒に考え、話し合う機会を持ち、正しい知識を共有しましょう。

 

(1)監視指導の体制<製造・加工・調理・流通・販売段階での施策>

[5]大阪府食品衛生監視指導計画に基づく監視指導(食の安全推進課・保健所・食品衛生検査所・食肉衛生検査所)

 大阪府食品衛生監視指導計画に基づき、食品衛生関係施設における食品の衛生的な取扱い及び施設の衛生管理について監視指導を行います。
 また、状況に応じて次のとおり該当施設への監視指導を行います。

(ア)重点監視の実施
 事故が発生した場合に重篤な影響を及ぼす可能性のある施設等に対して、重点的に監視指導を行います。

(イ)緊急特別監視の実施
 特定の違反事例が頻発するなど、食品衛生に係る問題が発生し、かつ、全国一斉に同一の事項を対象とした監視指導の実施が必要な場合は、随時、厚生労働省が示す方針を踏まえて、監視指導を行います。

(ウ)府民からの食品苦情・相談に対する監視指導の実施
 府民から寄せられた食品等への異物混入やカビの発生等の苦情・相談に対しては、原因の究明のため迅速かつ的確に調査を実施し、当該事業者に対しては、苦情発生原因の改善を指導し、再発防止に努めます。

(エ)内部通報、匿名情報等に係る監視指導の実施
 通報のあった情報については、食品衛生関係以外の部局に係る場合、速やかに幅広く関係機関に情報を伝達するとともに、食品衛生法上の問題の有無について十分に精査し、直ちに通報内容に即した施設等への立入、食品等の検査及び記録・帳簿等の確認を行います。

 【参考】取組に関連する内容が掲載されているホームページ

  ・ 食品衛生監視指導と検査の情報(食の安全推進課のHPへ)

<事業目標>

施策内容(目標指標)

現状(平成23年度実績)

目標(平成25年度)

目標(平成29年度)

食品営業関係施設の監視指導
(監視施設目標数の達成率)

95%

100%以上

100%以上

 (補足)食品関係営業施設の監視施設目標は、毎年度策定する大阪府食品衛生監視指導計画で定めています。


期待される事業者の取組ポイント

  • 原材料の品質や産地などの確認
    原材料の安全性の確認や製品の表示を適正に行うために、原材料の品質や産地をしっかりと確認しましょう。
  • 原材料の仕入れ、製造、加工等の記録の作成、保存
    食品事故が起きた際の原因究明や、回収製品の特定など、製品のトレーサビリティ※のために、製造等に係る記録を作成し、保存しておきましょう。
  • 原材料や製品の適正な保管管理
    食品は決められた方法により保存することが大切です。冷蔵庫や陳列ケースなどの温度を確認し、記録をつける習慣をつけましょう。
  • 生食用食肉の規格基準の遵守
    生食用食肉は加工及び調理等の規格基準が定められています。
    衛生管理を徹底し、規格基準を遵守すること。
  • 食品衛生指導員※制度を活用した自主衛生管理の促進
    食品関連事業者団体における自主衛生管理の推進活動の一つとして、食品衛生指導員制度があります。この制度を活用し、食品関連事業者自らが地域の食品衛生の向上を図りましょう。
  • 府が行う監視指導や検査への協力
    保健所等の立入調査や検査に協力して、指導事項を衛生管理に役立てましょう。

期待される府民の取組ポイント

  • 製造から販売に至る各段階での食の安全性確保の取組を知り、理解を深めましょう。
    さらに、家族や友人、身近な人たちと一緒に考え、話し合う機会を持ち、正しい知識を共有しましょう。

 

このページの作成所属
健康医療部 食の安全推進課 食品安全グループ

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