2 食の安全安心に関するアンケート実施結果概要について

更新日:平成24年5月11日

第5章 資料編                              

2 食の安全安心に関するアンケート実施結果概要について

(1)安心と安全の傾向

 過去11回のアンケートの結果は第1章「1 食の安全安心に関する府民意識≪図 安心と不安の傾向≫」のとおりです。
 平成15年5月は、国内での牛海綿状脳症(いわゆる狂牛病、以下「BSE」という。)の発生や牛肉等の虚偽表示、輸入農産物から農薬の残留基準違反が発見されるなど府民の食への不信感を増大する事件が相次ぎ、国により食品安全基本法が制定され、食品衛生法等も大幅に改正されました。国民(府民)の健康保護が謳われた時期でもあります。アンケートの結果もそのような社会情勢を明確に表しています。
  平成19年は、相次ぐ偽装表示が発覚したこともあり、社会情勢を反映した傾向が、7月のアンケート調査結果にも表れています。

(2)不安の中身は

 下記の「表 府民が感じる不安の要素」のとおり、過去11回のアンケートで不安の内容(要素)を調査しています。
   平成13年9月、我か国で初めてBSEの発生や、それ以前の、例えば平成8年の腸管出血性大腸菌○157による食中毒事件、平成12年6月の牛乳メーカーの低脂肪乳等に混入した黄色フドウ球菌毒素による食中毒事件などが大きな社会問題となったほか、中国産の輸入野菜から基準値を上回る残留農薬が相次いで検出されるなど、輸入農水産物の安全性も大きな問題となりました。
    一方、平成14年1月に発覚した食肉卸会社による輸入牛肉を国産牛肉と偽装して国に買い取らせた偽装工作事件を始め、JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)に違反する不適切な表示が行われた事例の摘発が相次ぎ、食品表示に対する不信が広がるなど、不安の中身は、その時代の事件を背景にしており、「偽装表示」「輸入食品の安全性」「残留農薬」等が常に上位になっています。

表 府民が感じる不安の要素 

実施時期1位2位3位
15年5月農薬の不正使用や残留添加物の不正使用偽装表示
16年9月偽装表示輸入食品の安全性食品添加物の不正使用
16年10月偽装表示BSE、鳥インフルエンザ等家畜の疾病抗生物質等の残留
17年9月偽装表示輸入食品の安全性農薬の不正使用や残留
18年4月偽装表示BSE、鳥インフルエンザ等家畜の疾病輸入品の安全性
18年9月輸入食品の安全性偽装表示農薬の不正使用や残留
19年7月偽装表示輸入食品の安全性抗生物質等の残留
19年9月輸入食品の安全性農薬の不正使用や残留抗生物質等の残留
21年2月偽装表示輸入食品の安全性抗生物質等の残留
22年1月偽装表示輸入食品の安全性添加物の不正使用
23年1月偽装表示輸入食品の安全性添加物の不正使用
23年10月偽装表示輸入食品の安全性添加物の不正使用

(3)食品を購入する際に気にかけることの第1位は「新鮮さ」

    食品を購入する際に気にかけていることとして、1番目に挙げられた項目をみると、「新鮮さ」が28.3%と最も多く、次いで「価格」25.5%、「安全性」25.1%の順となっています。
   2番目に挙げられた項目については、「価格」が22.9%と最も多く、次いで「新鮮さ」18.8%、「安全性」18.6%、「味や品質」16.1%となっています。
   なお、各項目に目を向けると「新鮮さ」の減少傾向に反し、「安全性」は増加傾向にあります。
    府民は、新鮮さ、価格、安全性を重視していることがわかります。

食品を購入する際に気にかけること1位のグラフです。

食品を購入する際に気にかけること2位のグラフです。

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 監視指導グループ

ここまで本文です。