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更新日:2009年8月1日

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ふぐの食べてもよい種類と部位について

ふぐの食べてもよい種類と部位

一般的に食べられているトラフグであれば、筋肉、皮、精巣は食べることができます。しかし、ふぐの種類によっては、これらの部分にも毒があるので、種類別に食べられる部分(可食部位)※が決められています。
そのため、可食部位以外の部位(眼、脳、エラ、内臓等を含む)は、食用として認められておらず、特に肝臓や卵巣は毒性が強いため、危険です。(毒性には個体差、季節差があります。)

※ふぐの種類別の可食部位は昭和58年12月2日環乳第59号「フグの衛生確保について」(最終改正令和3年5月31日生食監発第0531第1号)で定められています。
通知文全文はこちら(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

参考リンク:「安全なフグを提供しましょう(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
自然毒のリスクプロファイル:魚類:ふぐ毒(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

それ以外のふぐは?

「フグの衛生確保について」では22種類のふぐが食べてもよいふぐとして認められていますが、日本近海には、およそ40~50種類のふぐが生息していると言われており、食べてもよいと認められていないふぐもたくさんあります。(例:センニンフグ、キタマクラ、コモンダマシ等)
特にドクサバフグについては、筋肉・皮・精巣すべて有毒とされており、見た目がシロサバフグ及びクロサバフグに似ていることから、確実に排除することが必要です。
また、違う種類のふぐが混じった交雑ふぐも存在します。(父系、母系)両種の可食部位が食べてもよいとされておりますが、両種の特定はなかなか困難です。

このように、ふぐを鑑別して取り扱うには、知識と経験が必要ですが、種類の鑑別において、不安がある場合や不確かな点がある場合は、販売提供せず、処分するようにしましょう。

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