精神疾患や精神障がいについては、周りから見て分かりにくいため、社会においても、学校現場においても、十分に理解されていない状況があります。
また、精神障がいは、具体的には気分が沈む、意欲が出にくい、考えがまとまりにくい等の精神症状により、学習や労働、日常生活、対人関係等生活に支障がでてきます。学校の中にも、程度の差はあれ、自覚がないままこのような症状に苦しんでいる子どもがいるかもしれません。
精神疾患や精神障がいに関しての教育をより促進するためには、精神疾患や精神障がいについての理解を更に深め、当事者や家族などの思いをしっかりと受け止めるとともに、学校や地域における様々な実践に学ぶことが必要です。
そのため、府教育委員会としては、精神疾患や精神障がいのとらえ方と実践事例について掲載した冊子『精神障がいについての理解を深めるために』を平成20年5月に改訂しました。改訂に際しては、今日における精神疾患や精神障がいについての知見、当事者の思いについて学ぶことができる資料、学校・地域NPO等が取り組んだ実践事例や教材・資料・展開等を収めるよう努めました。
各学校(園)において、校内研修等で本冊子を活用することにより、「ともに学び、ともに育つ」学校づくりがさらに推進されることを期待します。
なお、本冊子を活用される際、障がいに関する基本的なことがらを理解することが大切だと考えますので、大阪府教育センター・支援教育研究室作成の『みつめよう一人一人を』(外部サイト)も事前にご覧ください。
項 目 | ページ | PDF ファイルサイズ | ダウンロード ボタン |
表紙・はじめに・目次 | ・ | 156KB | ● [Wordファイル/78KB] |
1−(1)「こころのバリアフリー宣言」 | 1 | 32KB | ● [Wordファイル/37KB] |
1−(2)精神障がいの理解を深めるため | 2から3 | 927KB | ● [Wordファイル/76KB] |
1−(3)こころの病とのつきあい方 | 4から6 | 91KB | ● [Wordファイル/63KB] |
1−(4)精神疾患を体験した人を支えるコツ | 7から12 | 964KB | ● [Wordファイル/137KB] |
1−(5)当事者の言葉に耳をかたむけて | 13から16 | 119KB | ● [Wordファイル/169KB] |
1−(6)精神科にかかっている人への理解を深めるために | 17から18 | 59KB | ● [Wordファイル/36KB] |
2−(1)出会い・つながり・ともにいきたい | 19から22 | 103KB | ● [Wordファイル/737KB] |
2−(2)「精神障がい」について知ろう | 23から26 | 282KB | ● [Wordファイル/590KB] |
2−(3)交流を通じて、心の病気を身近な問題として感じる | 27から31 | 146KB | ● [PDFファイル/146KB] [HTMLページでみる] |
2−(4)精神障がい理解のための取り組みについて | 32から34 | 68KB | ● [Wordファイル/47KB] |
参考資料 | ・ | 14KB | ● [Wordファイル/43KB] |
3−(1)相談機関一覧 | 35から37 | 54KB | ● [Wordファイル/89KB] |
3−(2)「こころの病気を学ぶ授業」開発 | 別刷 | 595KB | ● [PDFファイル/588KB] [HTMLページでみる] |
3−(3)「こころの病気を学ぶ授業」実施にあたって | 38から40 | 82KB | ● [Wordファイル/298KB] |
裏表紙 | ・ | 799KB | ● [Wordファイル/70KB] |
このページの作成所属
教育庁 市町村教育室小中学校課 教務グループ
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