食品ロスについて

更新日:平成29年6月12日

食品ロスとは

食ロスイメージ食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品をいいます。 

例えば、売れ残りや賞味期限を過ぎた食品、食べ残しなどがそれにあたり、食品メーカーや小売店、飲食店、家庭など、様々な場所で発生しています。

 

 

 

平成26年度食ロス内訳日本の食品ロスは平成26年度で約621万トンと推計されており、これは世界全体の食料援助量(2015年)の約2倍に相当します。

これは、国民一人当たりに換算すると、毎日茶碗約一杯分(134g)の食べ物が毎日捨てられていることになります。

食品ロス約621万トンのうち、外食産業や小売業など事業者からの排出が約339万トン、家庭からの排出が約282万トンとなっており、家庭からの排出が半分近くを占めています。

食品ロスを減らすために、食べ物をもっと無駄なく、大切に消費していくことが必要です。

 

 

 

(出典)平成26年度環境省及び農林水産省HPより作成

(1)家庭から出る食品ロス

家庭から出される生ごみの中には、全く手がつけられていない食品が2割もあり、さらにそのうちの4分の1は賞味期限前にもかかわらず捨てられているものです。


また、調理の際に、野菜の皮を厚くむきすぎたりすることや、食べられる部分を過剰に捨てていることも食品ロスの原因になっています。

一人一日あたりの世帯食の食品ロス量は、野菜類、果実類、調理加工食品の順に多くなっています。

世帯食の食品ロス

※世帯食…朝食・昼食・夕食・間食のために調理したもの。(惣菜・弁当を購入して家で食べた場合を含む

(出典)平成26年度農林水産省食品ロス統計調査報告(世帯調査)より作成


食卓に出した料理を食べ残した理由として、「料理の量が多かったため」という回答が最も多くなっており、料理を食べられる量だけ作ることで食品ロスが削減できます。

また、食品を使用せずに廃棄した理由として、「食品の鮮度が落ちたり腐敗したりカビが生えたりしたため」、「食品の消費期限・賞味期限が過ぎたため」という回答が多くなっており、家庭内の食品在庫の状況をこまめに確認することなどが大切です。

廃棄した理由

(出典)平成21年度農林水産省食品ロス統計調査より作成

(2)外食における食品ロス

外食における食べ残し量(平成27年度)

レストランなどの飲食店では、客が残した料理などが食品ロスとなっています。

外食における食べ残し量の割合は、食堂・レストランでは3.6%、結婚披露宴では12.2%、宴会時が14.2%となっています。

 

 

 

 

 

(出典)平成27年度農林水産省食品ロス統計調査報告(外食調査)より作成

食品ロス削減のために今日からできることをはじめましょう

(1)食材を買い過ぎず・使い切る・食べきる!

野菜買い物に出かける前に食品の在庫を確認し、必要なものを必要な分だけ買うようにしましょう。

また、期限表示が古いものから使用し、特に野菜や生ものなど腐りやすいものはおいしい間に食べきりましょう。

食品の在庫を推進するため、普段から冷蔵庫を整理しましょう。

『ECOな買い物』についてはこちらをご覧ください。

 (2)残った食材は別の料理に活用しよう!

料理料理は食べられる量だけ作りましょう。

また、食べ切れなかった料理はアレンジして別のメニューに作り変えるなど、献立や調理方法を工夫してみましょう。

消費者庁(外部サイト)では、料理レシピサイトに「食材を無駄にしないレシピ」を掲載していますので、ご参考ください。

(3)期限表示を正しく理解しよう!

消費期限食品の期限表示には、消費期限と賞味期限の2種類があります。

消費期限は安全に食べられる期限です。

お弁当やケーキなどいたみやすい食品につけられています。消費期限を過ぎた食べ物は食べないようにしましょう。

賞味期限おいしく食べられる期限です。

お菓子やカップめんなどいたみにくい食品につけられています。賞味期限を過ぎてもすぐに食べられないというわけではありません。

※期限表示は開封前の期限が表示されていますので、一度開封した食品は表示されている期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。

(出典)消費者庁食べ物のムダをなくそうプロジェクト

(4)外食時での食べ残しを防ごう!

外食での食べ残し外食時には思ったよりボリュームが多い、苦手なものが含まれているなどの理由により食べきれない場合があります。

お店では、次のような工夫をしましょう。

  • 注文する前に料理のボリュームを確認し、「食べきれないかも」と思ったら「少なめにできますか?」とお願いする
  • セットメニューの中に苦手なものがあれば、注文の際にあらかじめそれを抜いてもらう
  • 小盛メニューを活用する

全国の動き

(1)全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会

宴会五箇条「食べきり運動」とは、おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動です。

「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」は、食品ロス削減等を目的として、賛同する地方公共団体により平成28年10月にが設立されました。

また、国では平成28年12月から平成29年1月にかけて、「おいしく残さず食べきろう!」を統一スローガンとして『外食時の「おいしい食べきり」全国キャンペーン』を実施しました。宴会時の食べ残しをなくすため、全国ネットワーク活動の一環として平成28年12月から宴会五箇条の普及が実施されています。

(出典)農林水産省 外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン(外部サイト)

 (2)NO-FOODLOSSプロジェクト

国は食品ロス削減にフードチェーン全体で取り組んでいくため、官民が連携して食品ロス削減に向けた国民運動を展開しています。

ろすのん運動の促進のため平成25年にロゴマークとして、ろすのんが命名されました。

食品ロス削減に取組む団体・企業の皆様は、簡単な申請によりご利用いただけます。

詳しくは以下のホームページをごらんください。

農林水産省 NO-FOODLOSS PROJECT(外部サイト)

(出典)農林水産省食品ロス削減国民運動HP

このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 リサイクルグループ

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