廃木材等によるバイオエタノール製造事業

更新日:2024年1月30日

廃木材等によるバイオエタノール製造事業

DINS関西株式会社 バイオエタノール事業所

事業概要都市にストックされた森林資源といわれる建設廃木材を主原料に、バイオマスエタノールを製造し、ガソリンの添加剤としての燃料エタノール市場を開拓することにより、石油資源及び二酸化炭素の削減に寄与
対象廃棄物と処理能力対象廃棄物:建設廃木材、廃酸、廃アルカリ、紙くず、食品残渣(おから等)
処理能力:・破砕設備   180トン/日
       ・発酵設備   82トン/日
       ・ボイラー設備 86トン/日
       ・発電設備  1,950kw
リサイクル製品・工業用エタノール:工業的な用途で使用
・電力:木材チップを原料として発電し、エタノール製造プロセスに使用
フロー図処理フロー
特徴・建設廃木材をバイオマス資源として取り上げ、廃木材の有効利用を図るとともに、製造されたエタノールを使用することで、化石資源の使用量の削減による二酸化炭素排出量の削減に有効な手段 
・技術的には、希硫酸による糖化法と遺伝子組み替え菌(KO11)と酵母の2種類の菌体を用いてエタノール製造を行うものであり、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の産業技術実用化開発費助成事業を活用して実証研究を行い、環境省の「地球温暖化対策ビジネスモデルインキュベーター事業」に採択され、事業化に至った施設
・大栄環境グループの処理ネットワークにより、原料等の円滑な運搬・搬出入が可能
・平成24年6月より廃酸、廃アルカリの品目を増やし廃棄飲料等の処理が可能
・新たなエネルギーの製造・販売を通じて、化石燃料の消費抑制とCO2の排出削減に貢献
その他事業費:30億円
経過:平成17年4月 エコタウン用地貸付
    平成19年1月 事業開始
    平成24年6月 廃ジュース等からのエタノール製造を開始
お問合せ先DINS関西株式会社 バイオエタノール事業所
大阪府堺市西区築港新町4丁2-7
電話番号 072-243-3071   
ファクシミリ 072-243-3072
 


このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ

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