スマート農業

更新日:2023年7月7日

スマート農業のコーナー 

泉州農と緑の総合事務所農の普及課では、農作業の省力化等を目的とした、スマート農業技術の推進に取り組んでいます。このコーナーではスマート農業の実演等の取り組みについて紹介します。
 

DIYによるスマート農業技術の導入を支援しています!(令和5年7月)

経営強化チャレンジプロジェクト事業により、アドバイザーと連携し、DIYでスマート農業機器を製作・導入する取組みを支援しています。

詳しくはこちらのページまで。

DIY1    DIY2
マイコン・Wifiルーター等(灌水システム)      温度センサー



収量・品質向上を目指す水なす加温栽培の生産者の皆様へ

水なす研究会(仮称)に入りませんか(令和3年12月)

 泉州水なすは、大阪を代表する特産農産物であり、収益性も高いことから泉州地域の農業経営において最重要品目の一つとなっています。その収益性の高さから、新規品目として導入する生産者や新規就農者もいますが、既存の生産者の高齢化等もあり、将来的に、生産量が漸減傾向になると推測されます。また、水なすの栽培は、栽培管理への投下労力が大きく、既存の生産者の栽培面積拡大は、容易ではない状況にあります。
 泉州水なすの産地強化のためには、生産量を確保してくことが重要ですが、栽培面積の拡大が難しいなか、生産量の維持・拡大を図るためには、既存の生産者の栽培技術向上に加えて、面積当たりの収量向上につながる新たな技術や省力化技術等の導入が必要です。泉州地域では、炭酸ガスと自動換気の複合環境制御技術等を導入し、加温促成栽培で20t/10aを超える収量を達成した生産者も現れていることから、当事務所では、水なす生産者が参画する勉強会組織「水なす研究会(仮称)」を立ち上げ、収量増加や栽培の省力化につながる優良技術や成功事例の共有と早期普及を図っていきます。
 収量・品質の向上を目指す水なす加温栽培の生産者の皆様は、チラシをご確認いただき、参加を希望される場合は、申込書を送付してください。皆様のご参加をお待ちしています。


 

複合環境制御モデル



水なす研究会チラシ [PDFファイル/571KB]

水なす研究会申込書 [Wordファイル/27KB]

 

アシストスーツやサポート器具、運搬補助器具等の展示、試着体験会を開催しました!(令和2年11月)

令和2年11月10日にJA大阪泉州中部営農センターで、キャベツやたまねぎ等の重量野菜の収穫や運搬作業等の負担を軽減する技術として期待される、アシストスーツやサポート器具、運搬補助器具等の展示、試着体験会を開催しました。当日の試着体験では、農業者が積極的にブースをまわって着装し、機能や価格等についてメーカーに質問する様子が見られ、農業者の関心の高さがうかがえました。また、使用感について農業者と出展事業者との間で活発な意見交換が行われていたことから、今後の製品開発や改良等にも繋がっていくことが期待され、メーカーと農業者の双方にとって有意義な体験会となりました。泉州農の普及課では、今後もスマート農業の推進に向けて様々な取組を行っていきます。

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展示会アシストスーツ着用方法
アシストスーツ試着
アシストスーツ説明アシストスーツ展示
アシストスーツ説明運搬補助器具
アシストスーツの説明運搬補助器具

ラジコン草刈機による傾斜地での草刈りとドローンによる農薬散布の実演見学会を行いました!(令和2年9月)

 泉州農と緑の総合事務所では、先進技術を用いた農作業の負担軽減や作業時間の削減を図る「スマート農業」の推進に取り組んでいます。その取組の一環として、9月23日に、和泉市小川団地いずみふれあい農の里で、省力化のニーズが高いラジコン草刈機による傾斜地での草刈りとドローンによる農薬散布の実演見学会を行いました。

 今回の見学会には、JAや市町等関係者の他、泉州各地から関心の高い農業者約70名が参加し、すでに本技術を導入している農業者や機械メーカー、販売会社との意見交換も行われ、非常に有意義なものとなりました。

 また、見学会の模様は、テレビのローカルニュースでも取り上げられ、多くの方のスマート農業への関心を高めることが出来ました。

 当事務所では今後もスマート農業技術の導入を推進していきます。

ドローンドローン
ドローンによる農薬散布
草刈り機草刈り機

ラジコン草刈機による傾斜地での草刈り

このページの作成所属
環境農林水産部 泉州農と緑の総合事務所 農の普及課

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