令和５年４月３日開催　部長会議の審議・報告の概要

※冒頭に異動者の紹介あり
（異動者）金森財務部長、西野健康医療部長、馬場商工労働部長、尾花大阪都市計画局長、松原人事委員会事務局長

【知事】
・本日から新年度がスタートし、新部局長が新たなメンバーに加わった。1年間、大阪府政の舵取りをよろしくお願いする。
・２年後に2025年大阪・関西万博が開催される。４月にはパビリオンの着工も始まる。そして今年中には入場券の販売も始まり、まさに現実的に大きく動き出す非常に重要な１年になる。
・万博は、非常に多くの方に期待されている。府民の総意は、万博をぜひ成功させてもらいたいという思いだと思うので、全庁を挙げて進めてもらいたい。
・また、３年間対応してきたコロナ禍で、他の部からの健康医療部への応援も含めて、全庁を挙げて対応してもらったことに、重ねてお礼申し上げる。ウイルスはまだ存在しているが、５月８日から５類感染症に変更になり、大きな転換期になる。いかにスムーズにソフトランディングさせていくのか、社会で受け入れる体制を作っていくのかが非常に重要になる。この点もしっかり取組みをお願いする。
・引き続き、物価高騰等の課題も多くある。大阪府は大都市部の経済圏域としての役割を果たす責任がある一方で、超高齢化社会も進み、福祉を必要とする方も非常に多い。実務の責任者として、それぞれの部において課題に正面から取り組んでいただきたい。
・財政の規律も引き続き堅持していかなければならない。４月９日以降は新しい知事の公約を実現することが次の４年間で最も重要となる。部局長においては、財政規律の堅持を意識した行財政運営をやってもらいたい。
・まちづくりも非常に重要である。大阪府・大阪市が一体となったまちづくりが進んでいっており、グランドデザインもできた。この10年間、随分進んできたが、種まきをしている時期でもある。大阪市や他の市町村とも協力しながら、大阪全体のまちづくりを進めていくことが大阪の成長につながると思うのでよろしくお願いしたい。
・また、人材の育成と確保は長い目で見て非常に重要になるのでよろしくお願いしたい。
・令和５年はこのメンバーで一致団結して大阪府政を前に進めていただきたい。そして、部局の垣根を超えた視点をぜひ皆さんに持ってもらいたい。
・もっと言えば、大阪府と大阪市が協力して大阪を成長させていくというのが、今の大阪府政、大阪市政の根本にある。部局はもちろん、大阪府、大阪市の自治体の枠を超えた目線で、どうしたら大阪が成長していくか、大阪が良くなるかという観点をしっかりと持ってもらいたい。
・この１年間、大阪を前に進めていくためによろしくお願いする。

≪以上≫