平成23年2月15日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成23年2月15日

○と き 平成23年2月15日(火曜日) 午後1時35分から1時50分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等


<平成23年度当初予算案について>
【知事】
・平成23年度の当初予算案がまとまった。お疲れさまでした。今回の予算案には私の思いを100%込めると同時に、財政規律にはとことんこだわった。
・減債基金は、私が就任当時、基金から5000億円余りもの借入をしていたが、来年度予算では385億円を積み立てることができた。退職手当債については、初年度は発行したものの、庁内の財政研究会でも検討を重ね、それ以降は発行していない。また、借換債の増発もしなくなった。
・財政調整基金の積み立ても行ってきた。19年度の残高は13億円だったが、来年度当初で769億円まで増加。総務部に財政調整基金のリスク評価の仕組みの検討を指示している。リスクと期間を予測した引当金のような仕組みを作り、当該年度にどれだけの金額を積み立てるか、年度ごとの計画を立て、余った部分を施策に還元するということでやっていきたい。今後も決して油断できないが、これで財政運営、財政マネジメントがかなり強化できると思っている。
・大阪府では、部局長全員が長期(20から30年)の財政運営のトレンドを認識し、数字については3年ごとに固めた上で、毎年、府政運営の基本方針を作り、方針に基づき部局長マニフェストで実施してきた。今回、3年で一巡したので、来年度からは、このサイクルで、財政運営や施策の設計を、更にブラッシュアップして対応できると期待している。
・府政運営の基本方針で私が大きな方向性を打ち出したものを、各部局が受け止めて、しっかりと施策を作ってくれたことに、大変感謝している。油断せず、来年度以降もこのサイクルを回して、もっと効果的な施策を展開していきたい。
・また、夏の仮収支計算も非常に重要。大まかな収支を見通して、府政運営の基本方針や部局長マニフェストを作成し、予算編成を行う。他の自治体と話をしても、ここまでシステマチックな仕組みは聞いたことがない。大阪モデルとして、他の自治体の模範となってほしい。
・この3年間、既存の制度やお金の流し方の不自然さについて、目に付くことが多かったが、行政の担当レベルでは声を上げるのが難しかったのかもしれない。国所管法人等への負担金の見直しなどは、政治家としての私の号令がなければ無理だったと思う。政治と行政の役割分担の中で、号令をかけるのは政治の役割。しかし、政治だけではなかなか気が付かない。私が出席している国の会議でも、会議のメンバーには行政の現場で何が問題なのか分かっていないことが多い。情報さえ分かれば、政治が解決できることもある。政治はパワーゲームなので、何でもかんでもは解決できるわけではないが、政治と行政がリンクして、行政が、課題を政治にあげる仕組みが重要。その上で、私ができることは号令かけて対応するし、できないことは素直にできないと言う。長年の積み重ねで困難な案件であっても、チャレンジして改めることの必要性を強く思った。
・予算の全体規模が変わっていない中で、色んなことをやれたというのは、切った事業もあるということ。右肩上がりの時代ではないので、政治と行政が両輪で予算を作っていかないと新しい方向性は打ち出せない。
・今任期中の最後の予算であり、最終仕上げとなったが、皆さんの部下の中には、給与制度改革や新しい公務員制度改革で不利益を被る職員も多いと思う。しかし、これらの改革があってこそ、今回の予算が生きてくる。組織の改革を進めないと、私も政治的に表舞台で勝負できない。職員にはマイナスに感じることもあると思うが、組織にとって嫌なことでも、改めることは改めていく。
・個別の施策についてはこの場では触れないが、私は大変満足している。今回事業化したことを、来年度、行政的にしっかりと実施してほしい。
・そのためにも、これから2月議会が始まるので、しっかり議会と議論して対応してほしい。
・来年度は、シンガポールや香港など、世界の諸都市と戦うような国際競争施策を、いくつかやれればと考えているが、全部局でやるわけではない。もちろん着実な行政部分については引き続きしっかりとやっていく。

<その他>
【知事】
・様々なところで、政治と行政は両輪として一体でやっていかなくてはいけないと発言しているが、先日の部長級アンケートは残念であった。
・私への好き嫌いがあるのは仕方ないが、職務上は、上司と部下の関係であり、組織の一体性が重要。
・回答した部局長にも様々な思いがあってのことだろうが、有権者や一般府民としての発言とは異なる。建設的な意見や反対は構わないが、感情に任せた発言を公に言うと、本人はすっきりするかも知れないが、周囲の人から見れば「あの組織はなんだ」ということになる。

【会計管理者】
・新公会計制度について、財務会計システムの改修が予想より早く完了したため、1月24日から試行テストを開始している。微調整は行っているが、現時点では大きな混乱は起こっておらず、順調にいっている。このまま走っていきたい。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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