平成20年9月16日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成28年8月2日

○と き 平成20年9月16日(火曜日)  午前10時20分から10時55分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等

≪資料1≫   「将来ビジョン・大阪」について [PDFファイル/656KB]
     ⇒   <関連ホームページ>将来ビジョン・大阪
≪資料2−1≫ 府のコーディネート機能について [Wordファイル/59KB]
≪資料2−2≫ 広域自治体としてのコーディネート機能を発揮するためのガイドライン(案) [Wordファイル/40KB]


<職員の不祥事について>
【教育長】
・職員による盗聴事案が発生。個人的な動機であったが、府民の信頼を取り戻さなければならない大事な時期に、こうした事態が発生したことについて大変申し訳ないと思っている。知事はじめ関係機関には多大なご迷惑をおかけした。この場をお借りして心よりお詫び申し上げる。

【総務部長】
・総務部長名で、庁舎施設における危機管理について注意喚起の文書を送付している。周知徹底にご協力をお願いしたい。

<「将来ビジョン・大阪」について(資料1)>
【政策企画部長】
・資料について、できる限りわかりやすくという知事からの指示を踏まえて文書を簡略化し、写真を多く使用している。本日の部長会議の議論を踏まえた上で、9月議会で説明したい。
・なぜ、今ビジョンなのかということについて、維新プログラム(案)で財政再建に一定の道筋がついたので、明るい明日の大阪づくりをスタートさせるため策定するもの。
・ビジョンの性格について、みんなで笑顔あふれる大阪づくりを進めるため、2025年をめざす総合計画のもと、策定後の変化や大阪維新プログラム(案)を踏まえて今後の大阪の将来像をわかりやすく示すというものであり、あくまでも現総計の中で進めるもの。また、誰もが人を大切にし、皆が幸せになるよう、関西・世界を見据え、自助・互助の考え方等に立ち大阪の強みを活かしながら、取り組みを示すものである。
・現総計策定後の変化として、全体的な動きとして「夢を持っている子どもの割合などが減っている」、そして「大阪ベイエリア等に最先端の工場などの立地」「熱帯夜が増えるなど大阪は暑くなっている」「東京一極集中がとまらない」「街頭犯罪件数の全国ワースト1が続いている」「子どもの学力が問われている」といった項目をピックアップ。いずれも将来像の柱立てに結び付くもの。
・大阪が目指すべき姿を「明るく笑顔あふれる大阪」とし、その視点として、「オンリー1・ナンバー1」「関西の中での重点化」「分権・民主導」の3つ挙げている。
・大阪府の将来像として、「世界をリードする大阪産業」「水とみどりがあふれる新エネルギー都市大阪」「ミュージアム都市大阪」「子どもからお年寄りまで誰もが安全・安心ナンバー1大阪」「教育・日本一大阪」の5つの柱を立てている。大阪らしさを出しつつ、そればかりに限定されないよう配慮して項目を設定した。
・それぞれの柱ごとにイメージ例を挙げているが、議会等に説明する際にわかりやすいよう、具体的なものを記載しており、これに限定しているわけではない。
・「世界をリードする大阪産業」は、関西における人、物、情報の交流拠点である大阪に、国内外から多様な企業や人が集まり、世界有数の一大産業都市となるというもの。イメージ例は「新産業ナンバー1」「世界の物流拠点都市オンリー1」「就職率ナンバー1」を挙げている。
・「水とみどりがあふれる新エネルギー都市大阪」は、次代を担う環境・エネルギー産業が集積した大阪で、関西の各都市と連携した環境の取組がすすみ、海から山に至るみどりの回廊のある環境先進都市となるというもの。イメージ例は「新エネルギー都市ナンバー1」「みどりの風を感じる大都市オンリー1」「全国ブランド・大阪産(もん)オンリー1」を挙げている。
・「ミュージアム都市大阪」は、まち全体が府民に愛される多彩なミュージアムとなった大阪が、関西の各地域と連携することによって、国内外から、人々が集まりにぎわうというもの。イメージ例は「大阪ミュージアムオンリー1」「フェスティバル都市オンリー1」「交流都市ナンバー1」を挙げている。
・「子どもからお年寄りまで誰もが安全・安心ナンバー1大阪」は、府民に身近なサービスは市町村、広域的なサービスは大阪府が担う分権が進み、自助、互助のもとに、くらしの安全・安心が実現するというもの。イメージ例は「先端医療都市オンリー1」「分権先進都市オンリー1」「安全・安心ナンバー1」を挙げている。
・「教育・日本一大阪」は、地域・家庭・学校の学びの輪の中で、子どもたちは、自分の夢に向かって、勉強やスポーツなどに積極的に取り組み、夢を実現し、様々な分野にわたり大阪で活躍するというもの。イメージ例は「学ぶ力ナンバー1」「夢をかなえる学校オンリー1」「職業教育ナンバー1」を挙げている。
・今後のスケジュールについて、本日の会議での議論を踏まえて将来像のイメージをとりまとめ、府議会に説明するとともに、府民・職員の意見募集をスタートする。9月議会で府議会と十分議論した後、将来像毎に取り組み方向・具体的取組について関係部局と知事との意見交換、ビジョン(素案)の作成、議会各会派との勉強会等を進めていく。府民の声については、各会派との意見交換等を通じて取り込んでいきたい。その後、11月下旬にビジョン(案)のパブリックコメントを実施、12月議会の議論を経て、12月末にビジョンを策定、公表したいと考えている。
・今後取組について議論するが、知事からは「縦割りではなく、総合的に」との指示があったので、部局連携による共同提案も積極的にお願いしたい。

【にぎわい創造部長】
・「はじめに」の中で「関西、世界の視点」とある。イメージ例の中に、関西らしい表現、大阪らしい表現を取り入れてもらいたい。

【住宅まちづくり部技監】
・新エネルギーを活用して創造するという意味合いであれば、「活用する・活かす」という表現を盛り込んでほしい。

【都市整備部長】
・「水とみどりがあふれる」だと「水があふれる」と誤解を招くのではないか。セットで表現するならば、「豊かな」とすべきではないか。

【危機管理監】
・本日、細かい話まで議論するのではなく、柱立てを確認した上で、この案で議会に説明するという理解で良いか。

【政策企画部長】
・柱立てについて、この場で確定できればと思っている。イメージ例や施策については、議会の議論と同時並行で各部局の意見を聞きながら盛り込んでいきたい。

【水道企業管理者】
・行政計画をどう捉えるかが重要。戦後の発展途上段階や高度成長期は社会の中で行政が果たすウエイトが大きく、計画も意味があった。しかし、その後は、インフラも整備されてきて、民間のウエイトが大きくなっている。役所の役割は、まさに、コーディネートや条件づくりなどのソフト系へシフトしている。
・となると、今は、役所が何かやりたいことを掲げるのではなく、府民が共有できる方向性を提案するという形にすべきではないか。府から、議会や府民へ提案を投げかけて、反応を見るというキャッチボールをしながら納得できるものを作っていく。
・そういう中では、キャッチコピーも重要。みんなで共有できるものが出てくれば、それこそ新しいスタイルの計画になるのではないか。

【危機管理監】
・「維新プログラム案で財政再建に一定の道筋がついた」という記載がある。この表現は間違ってはないが、誤解が生じないか。表現を考えるべき。

【水道企業管理者】
・文書として残るものであり、記載しないことも考えうる。

【生活文化部長】
・「夢を持っている子どもの割合が減っている」というデータを最初に出すことによって、子どもの印象が強くなっているのに、その後の大阪府の将来像では、「世界をリードする大阪産業」が最初になっている。柱立ての順序として、産業の前に教育や安全・安心を出した方が良いかもしれない。

【政策企画部長】
・全て重要課題。勢いをつけるということで産業を先頭にしている。一番最初にあるから一番大事という趣旨ではない。

【水道企業管理者】
・順番は重要。語りかけるスタイルで、府民と掲げられている目標を共有しながら、目指していくのが大事ではないか。柱立ても含めて、今後も引き続き議論を進めていくということでお願いしたい。

【政策企画部長】
・本日の議論を踏まえて、再度修正の上、議会や府民と議論を進めていきたい。議会終了後、同時に各部局とも調整を進めていくので、引き続きのご協力をお願いしたい。

<府のコーディネーター機能について(資料2)>
【総務部長】
・知事から、府のコーディネート機能について、「どのような場合に具体的にどのように発揮していくのか」「市町村に対するガイドライン的なものをまとめられないか」という2点について指示があった。一定の整理をしたので、概要についてご報告する。
・これまで府が果たしてきた役割から整理すると、「当事者からの求めに応じて行う調整事案」と「市町村の課題に対して府から広域連携を提案・調整する事案」の2点に大別できる。
・これまでの事例をもとに、「府としてコーディネーターとして何を行ってきたか」を整理すると、「市町村の求めに応じ対応するもの」における役割として、「関係市町村間の調整」から「人的、財政支援」まで、事例に応じてコーディネート機能を発揮してきた。また、「市町村の新たな行政課題に対して府から働きかけるもの」については、これに加え、「機運の醸成」や「色々な場を通じた首長等への働きかけ」、「モデルケースづくり」などを果たしてきた。
・今後コーディネーター機能を果たしていくため、「いつから」「誰が」「どこまで」関わるのかという課題があるが、府の関わり方、役割などを整理した上で、基本方針としてとりまとめた。「当事者である市町村間で解決な事案等を、広域自治体である府の役割として明確にする」ということ、「当事者である市町村が自主的・主体的に課題解決できるよう、事案に応じ臨機応変かつ柔軟にサポートする」という2点を掲げている。
・「いつから」ということについては、「当事者である市町村から要請があった場合」や、府として「介入が必要と判断した場合」、「周辺市町村との連携が必要と判断した場合」及び「市町村間の連携が必要と判断した場合」などのケースを想定している。
・「誰が」ということについては、それぞれの課題の所管部局が対応することが基本として、事案に応じて部局間連携を積極的に推進。加えて、新システムとして、コーディネートが必要な課題を可能な限り把握し、市町村課において情報を一元管理するとともに、特に重要な案件は、経営企画会議や部長会議にはかり、トップマネジメントで進行管理を行っていく。
・「どこまで」関わるかということについて、府の権限を背景とした強権的な解決にならようことでお願いしたいと思う。
・なお、財政支援や人的支援については、「当事者の自主的解決をサポートするのが府の役割」という認識、スタンスで調整役を果たすことが重要であり、支援の必要性については別の場で協議。府のコーディネート機能とは異なるもの。財政・人的支援にとらわれてコーディネート機能を躊躇することのないようお願いしたい。

【教育長】
・このガイドラインは知事部局のみが対象となるのか。教育委員会は組織の性格が違うのでそのまま適用するのは難しいと思う。各論については、別途調整をさせてほしい。

【知事】
・お金が絡むから首をつっこまないということではなく、府が市町村のコーディネート、サポートをしていくという意識を持って力を入れて頑張ってほしい。
・戸籍の請求があった際の本人への通知制度について、国はおよび腰だが、府としては絶対にやりたい。

【小河副知事】
・本来市町村間でやるべき業務を府が下支えしているものについてはどう考えるのか。

【総務部長】
・府から働きかけしているものに位置付けられている。

<部長会議について>
【知事】
・十分な議論の時間をとりたいので、今後一時間は確保してほしい。また、議会開会中も開催するので、ご協力をお願いしたい。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 総務・企画グループ

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