平成20年8月26日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成28年8月2日

○と き 平成20年8月26日(火曜日)  午前10時15分から11時12分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等

≪資料1≫   「将来ビジョン・大阪」について [Wordファイル/39KB]
≪資料2≫   「大阪元気の倍増プラン」について [PDFファイル/1.18MB]
≪資料3−1≫ 業務改善の推進について [Wordファイル/69KB]
≪資料3−2≫ 民間交流員・民間実務研修修了者からの業務改革に関する主な意見 [Wordファイル/33KB]



<「将来ビジョン・大阪」について>
【知事】
・バイオ戦略や大型コンベンション等将来に向けて様々なことが動き始めている。地域主権PTには関西州という枠組み、視点でビジョンを描いて、9月中旬に行う経済界との意見交換の場でプレゼンテーションできる資料にまとめてほしいと依頼。関西の視点でビジョンを提示してくると聞いているが、議論を通じて将来に向けた情報発信ができればと思っている。
・府庁でも関西の視点で政策決定を進めていきたい。その基準となるものを、部長会議や経営企画会議で構築していきたいと思っている。民間企業でも、組織を挙げてビジョンやコンセプト作りに力を入れている。
・各部局の個別施策についての検討もお願いしていたところだが、同時並行で大きな方向性を打ち出していきたい。今後、関西の視点ですり合わせをしていきたい。
・関西州という広域的な視点と同時に、住民サービスという基礎自治体との役割分担も明確にしてもらいたい。

【政策企画部長】
・「将来ビジョン・大阪」について、ご説明させていただく。
・ビジョン策定の目的は、「笑顔あふれる大阪」の実現に向け次の一手を打つため、めざすべき将来像をわかりやすく示すということ。府民や議会の皆さんから意見を伺いながら、12月末に策定、公表する。関西州の将来像は記載しない。関西州の視点は踏まえつつも、あくまで大阪の将来像を記載する。
・位置付けとしては、現在の総合計画をもとに、大阪維新プログラム(案)の基本的な考え方をふまえ、将来像として取り組み方向を示すもの。このビジョンをベースに、次期総合計画の策定について検討を行う。計画期間が10年で良いのか、そもそも総合計画が必要なのかも含めて検討する。
・なお、現在の総合計画策定の際にも、それに先立って、将来像「大阪元気の倍増プラン」を策定しているが、従来の役所スタイルのものであり、府民にわかりやすくという知事の思いを踏まえると、必ずしも踏襲する必要はないと考えている。
・内容について、将来像は期間が短すぎては実現が難しく、イメージするのも難しいと思われるので、10から20年先を見込みたい。構成としては、「現状分析」→「将来像イメージ」→「取り組み方向」という流れ。その先の「具体的取組」まで記載するかどうかについては、皆さんからのご意見もいただきたい。
・完成イメージとしては、写真・イラストをふんだんに盛り込み、可能な限り文字を減らすことによって、府民に体感的にわかりやすく示していきたいと考えている。
・今後のスケジュールとしては、9月に府議会各会派との意見交換会で意見をいただくとともに、経済界が設置するアドバイザリーボードと意見交換を行い、部長会議を経た上で、9月議会前までに将来像イメージのとりまとめ、9月議会に諮りたいと考えている。
・9月議会終了後は、各部局に対する知事ヒアリング、府民や職員等の意見反映、議会各会派との勉強会、第2回目のアドバイザリーボードとの意見交換等を進めていきたい。その後、11月下旬にパブリックコメントを実施し、12月末には策定、公表したいと考えている。
・以上総論について説明をさせていただいたが、ご意見等があればお願いしたい。

【商工労働部長】
・10から20年先の「将来像イメージ」ではなく、むしろ5から10年ぐらいの近い将来を考えるべきではないか。商工労働部ではプロジェクトチームを立ち上げ、10年後を見据えつつ、5年後どういう施策を進めていくのか、議論するように指示している。
・10年後には関西州が実現すると思っている。10から20年先の将来像を盛り込むということであれば、関西州を当然のこととして議論すべきではないか。

【政策企画部長】
・「将来像イメージ」というのは、大阪のあるべき姿であり、ある程度期間に幅を持たせた方がイメージしやすいと考えた。そのあるべき姿に到達するための「取り組み方向」については、3から5年のより短いターゲットで考える必要があると思う。

【商工労働部長】
・「将来像イメージ」と「取り組み方向」は平行して議論するのか。

【政策企画部長】
・「将来像イメージ」は9月議会の前までの取りまとめを目標に進めたいと思っているが、時間的にはタイトな状況。「取り組み方向」については、庁内各部局とは早ければ9月議会中から議論を開始したい。

【商工労働部長】
・経済界とは10から20年先ではなく、近い将来について議論すべきではないのか。

【政策企画部長】
・経済界には、具体的な施策についてアイデアをいただきたいと考えている。こちらから内容を提示するのはスケジュール的に厳しい。

【にぎわい創造部長】
・「現状分析」→「将来イメージ」という順序とのことだが、逆にした方が良いのでは。見せ方の問題だが、その方が府民にとってもわかりやすく、インパクトがあるのではないか。

【政策企画部長】
・それも一つの考え方だと思う。

【都市整備部長】
・「取り組み方向」についてイメージがわかない。インパクトを出すのであれば、具体的に記載すべきだと思うが、全てを書くことは難しい。一方で、書かないと将来イメージも描けにくい。

【政策企画部長】
・「将来像イメージ」は、遠い将来ということもあり、思い切ったことを提案できると思うが、そこに至るまでの「取り組み方向」となると予算の制約もあるので悩ましいところ。皆さんからもお知恵を頂戴できればと思っている。

【環境農林水産部長】
・施策の具体的方策として、予算関連の21年度、知事在任中の23年度、それ以降30年度(10年後)程度に区切って描いてはどうか。

【政策企画部長】
・「将来像イメージ」はあくまでもイメージであり、具体的施策と分けて考える必要がある。

【生活文化部長】
・「将来像イメージ」は新たに企画室で検討するのか。それともこれまでに各部局から寄せられてきた意見をベースにまとめていくのか。

【政策企画部長】
・これまで各部局からのご意見も参考にしながら、企画室で取りまとめ、知事とも相談しながら考えていきたい。イメージが固まった段階で、再度、部長会議の場等でも議論させていただきたい。

【生活文化部長】
・他府県の総合計画では予算額を記載しているものもある。可能なものについては、できる限り記載してはどうか。

【政策企画部長】
・予算上の問題もあり、現実的にはどうか。

【総務部長】
・財政プログラムとの調整もあり難しいところ。

【健康福祉部長】
・様々な法定計画を策定しているので、ビジョンづくりにあたっては、それらを基本に十分調整しながら検討を進めていきたい。

【政策企画部長】
・計画の中身のうち、将来像に関係する部分については議論をさせていただければと思う。

【三輪副知事】
・大阪を一地方都市として考えるのか、そうではなくて、(東京と大阪という)二眼レフ構造の一翼を担うと考えるのか、前提条件によって目指すべき将来像は変わってくると思う。人口減少が進む中で、日本の中の大阪、関西の中の大阪をきちんと位置付けて考えるのか。それとも、10年前の総合計画のようにふわっと考えるのか。イメージが曖昧になっている。そこを十分に議論して共通理解しておかないといけないのでは。

【政策企画部長】
・個人的な意見だが、大阪の位置付けをきっちりとイメージすることは必要。表題だけ変えればどこの府県でも使えるようなものでは駄目だと思っている。

【三輪副知事】
・特に経済界の方々はそういう部分を前面に出してくると思う。

【小河副知事】
・具体的に何をするのかが重要。言葉よりイメージ。各部局から面白いアイデアが出てきているが、全体としてまとまっていない。単に積み上げていくだけでは駄目。
・知事のメッセージに引っ張られすぎている傾向がある。それを超えるぐらいのものを打ち出してほしい。

【知事】
・前回策定した「大阪元気の倍増プラン」は私のイメージとは違う。これは大阪でなくてもできるもの。ビジョンの位置はあくまでも目標であり、予算が付く付かないはあまり気にする必要がない。予算措置するかどうかは施策の優先順位で決定せざるを得ないもの。行政は計画に記載したら実行しないといけないということを意識し過ぎている。
・私が目標について話をする時、「ハード・ソフト」「近い・遠い」ということを意識する。例えば、「ハード」は空港、「ソフト」はミュージアム構想や教育戦略、「近い」はイルミネーションやライトアップ、「遠い」は関西州や分権。これらをバランスよく組み合わせることが大事。
・取り組みの視点について、全体としてまとめていくのがビジョン。例えば、WTC移転と空港問題、淀川左岸線延伸は全て関西州を意識したもの。石畳と淡い街灯の整備は近隣の商店街振興につながっていく。こういうことを共通意識として持つべき。また、全体を誰がコントロールしていくのかということが課題。
・コンベンション都市戦略の検討を進めているが、大型コンベンションは関西の他府県にはないもの。逆に他府県で充実しているものについては大阪にある必要はない。そういう大きな目標に向かった指針のようなものを打ち出していきたいと思っている。

【政策企画部長】
・知事のご意見も踏まえて考え方を整理した上で、再度各部局と調整をさせていただきたい。

<業務改革の推進について>
【総務部長】
・8月1日に業務改革推進チームを設置。当面の取り組みを2点ご報告する。
・1つは民間アドバイザーによる点検。経済団体に推薦いただいたメンバーに、庁内視察などを通じて課題を抽出いただく。もう1つは府民満足度の調査。府庁ホスピタリティ向上調査として、民間の調査員による府民と接する施設や職場のサービス観察調査、さらには公共施設の利用者に対するアンケートなどによる満足度調査を実施。いずれも12月を目途にレポートを策定する。
・民間交流員や民間実務研修修了者から業務改革に関するご意見をいただいた。意思決定過程やコスト意識等について鋭い指摘があった。各部局においても参考にしていただきたい。

<防災訓練について>
【危機管理監】
・9月1日の防災の日に合同訓練を実施予定。早朝から行うが、各部局長にはよろしくお願いしたい。

≪以上≫
 

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 総務・企画グループ

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