平成20年5月28日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成22年2月19日

○と き 平成20年5月28日(水曜日) 午後2時05分から2時45分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等



<市町村との意見交換について>
【知事】
・市町村訪問が一巡した。府も頑張るので、市町村も努力してほしいということを訴え続けてきた。平成20年度は厳しいが平成21年度からなら協力をしたいという流れになりつつある。最後は私が政治判断する。
・先日お知らせした「大阪ミュージアム構想」に関して、今日は、河内長野市の宿場町や、千早赤阪村の棚田を視察。大阪にはたくさん素晴らしいものがあるということを改めて実感。こういうものをみんなで再発見し、アピールする府民運動につなげていければと思う。ミュージアム構想担当のチームも設置したので、各部局もご協力をお願いしたい。

<ガバナンスシステムについて>
【知事】
・今日は、府庁の意思決定のシステム(ガバナンスシステム)についてご意見をいただきたい。就任時に取締役会的なものを作りたいと言ったが、行政組織の特性上、そういう意思決定機関を作るのは難しいということで、それに代わるものを検討するよう指示していたところ。詳細について、政策企画部長から説明する。

【政策企画部長】
・財政再建プログラム試案にもあったが、過去のプロジェクトの検証の中では、事業の進め方に関して、「当初の需要見通しや採算面での検討の不十分さ」「関係者間のリスク負担の不明確さ」「正確な経営状況の把握の遅延」「府の意思決定過程が不明確」などの問題があった。
・こういう課題を克服していくための、意思決定のルール作りについて、詳細はまだ決まっていないが、基本的な考え方をお知らせしたい。
・対象は、開発プロジェクト、大型建設事業など、知事が指定する事業を考えている。
・まずは、政策立案段階でのマーケティングリサーチと事業分析を進め、その上で、知事をトップとした経営企画会議(仮称)を踏まえた上で意思決定を行う。
・また、府の政策アドバイザー等の外部の意見や評価をいただくとともに、会議資料の公開や議事録公表、予算編成過程や事業実施後の評価など、意思形成過程の公開をしていく。
・会議の事務局は政策企画部とし、運営については外部評価を中心に総務部と協力をして進めていきたい。細部については、個別事案を対象にする段階で、関係部局と十分に調整しながら運営していきたいと考えている。

【知事】
・経営企画会議は最終決断をする場ではなく、意思決定の責任を負うものではない。最後は私の責任。
・経営企画会議には、危機管理監、水道企業管理者、教育長の3人に参加していただき、これまでの行政経験を活かした第三者的な立場からご意見をいただければと思う。

【住宅まちづくり部長】
・進行中のプロジェクトについて、どの段階で会議に諮るのか。
・例えば、箕面森町であれば、平成13年度に決まった枠組みに従って事業を進めているところ。タイミングが難しい。

【生活文化部長】
・政策立案と聞くと、ビルド系の事業を対象となるようなイメージ。見直し系事業についてはどうなるのか。

【にぎわい創造部長】
・りんくうタウンを例にあげると、計画時点の客観的データが間違っていたわけではなく、バブル崩壊により、結果として採算がとれなくなった。新たな状況に対応するため、見直し系事業を検討対象に含めることは大事なことだと思う。

【政策企画部長】
・ご指摘のとおり、これからは見直し系の話が増えてくると思う。評価制度や予算査定とも連動して、問題提起されたものを拾い上げていきたい。

【教育長】
・対象案件は、事務局を担う政策企画部が適切に選択するということであれば、それで良いのではないか。
・知事からの第三者的な立場で参画してほしいという話があったが、(知事の命令権限がない)教育長の職責との関係もあるので、アドバイザー的な位置付けであればありがたい。

【知事】
・経営企画会議は決定機関ではないので、是非お願いしたい。
・見直し系事業については、住宅まちづくり部長の言うとおり、何をどう会議に上げていくのか判断が難しい。

【住宅まちづくり部長】
・担当部長という立場からは、どのタイミングで相談すれば良いのか、判断が難しい。

【小河副知事】
・世の中で話題となっている案件があれば、そういう動きを踏まえて審議することも必要。

【三輪副知事】
・今進行中のものについては、例えば、基本構想から次の段階に移る時など、それぞれ節目の段階で会議に諮ることにしてはどうか。
・知事の指定する事業とのことだが、ある程度のルールも必要ではないか。財政や企画から提示されるもの以外でも、一定かけなくてはいけないものもあると思うので。

【生活文化部長】
・対象案件は、政策企画部でセレクトするということか。

【政策企画部長】
・そういう案件があれば、各部局とご相談をさせていただく。逆に各部局からの申し出があれ対応する。

【健康福祉部長】
・大型プロジェクトをイメージされているようだが、これでは従来型の気がする。府民生活に身近なセーフティーネット系の事業についても検討の対象にしてほしい。

【政策企画部長】
・そういうもの(ソフト系事業)も含めた府政の重要課題といった形にさせていただく。

<人件費の削減について>
【知事】
・人件費の削減ついて、士気にかかわる問題と思うが、現場からの声はあがっているか。実情を教えてほしい。

【都市整備部長】
・直接本人らに聞いたわけではないが、ショックを受けている若手職員もいるようだ。

【人事委員会事務局長】
・職員採用試験について、民間が積極採用していること、大阪市が採用凍結を解除したこともあり、応募者が減少している模様。

【警察本部総務部長】
・警察官の募集に関しては、ある程度ボリュームがないと、必要とする人材を確保できない。

【教育長】
・教職員については、募集締切後に人件費の具体的な削減案が出てきたので、実際の受験者数にどの程度影響するか気がかり。

【生活文化部長】
・採用日程を早める必要があるのではないか。民間はもっと早い段階で内定が出ている。

【人事委員会事務局長】
・今年度はスケジュールを早めにしている。

【小河副知事】
・第三次試験の結果発表が8月というのは少し遅い気がする。今年は改善いただいているが。

【総務部長】
・本日、職員団体との交渉を行っている。子どもの学費や住宅ローンを抱えている子育て世代が特に厳しいとの話があった。また、教職員、特に非常勤職員から切実な声が上がっているとのことだった。

【危機管理監】
・税収が不透明な中で、(人件費削減が)3年間で終わるのかどうか不安に思っている職員もいる。人事制度については、制度そのものについて検討する必要があるのではないか。

<知事と部局長との意見交換について>
【知事】
・明日と明後日に行うが、各部局長は思いのたけを述べてほしい。私の持論に対して反論があれば是非お願いしたい。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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