平成20年5月22日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成22年2月19日

○と き 平成20年5月22日(木曜日) 午後4時45分から5時15分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等



<新たな人件費削減の取り組みについて>
【知事】
・本日、新たな職員人件費の削減案を公表し、職員団体に提案した。内容については、給料の月額の大幅な減額を中心としたものであり、加えて、他府県では例のない退職手当の減額にも踏み込んだ。
・現在、新たな財政再建プログラム案の作成に向け、様々な施策の見直しや関係先との調整、さらには府民の批判や苦情の対応に、各部長を先頭に職員の皆さんに大変なご苦労をおかけしている。そのような中、本日公表した職員人件費の削減は、ややもすれば、職員のモチベーションに影響を及ぼすのではないかと懸念される。
・しかしながら、府民と痛みを分かちながら、大阪の未来のために大阪府の財政を建て直すためには、職員の皆さんにも血を流してもらうことが、避けて通れない道であると考える。今後、職員団体との協議、議会での議論を行っていくこととなるが、各部長におかれては、現在進めている取組の趣旨を部下職員にあらためて周知していただき、全職員が一丸となって「府庁改革」に取り組んでいただくよう、よろしくお願いしたい。
・今日の立ちレクでも、誤解があると思ってアナウンスをしたが、メディアやコメンテーターの発言等を聞いていると、人件費9,000億円もあって1割カットで900億だと言う人もいる。しかし基本給は3,700億円しかなく、手当などは別。国費も入っている。また20年度は通年ベースでない。また、これまで削減の取組みをやってきた上での取組みでもあり、都市部ということを考えても厳しい内容。世間にこんな程度でと思われないようにアナウンスしていくが、この程度かというような雰囲気があれば私に言ってもらいたい。正確な情報をアナウンスしていく。
・今回は相当の削減額だと思うが、ここで手をうたないといけない。今の人たちからすれば、前の世代の人たちに対してなんでやと思うかも知れないが、今(改革を)やらないと、次の世代の人から(現世代が)言われることになる。組織がこのような状態である以上、責任がなくても経済的な不利益は被らざるを得ないと思う。

【総務部長】
・提案するスケジュールが遅れてしまう等、混乱させてしまったことについてお詫びしたい。
・職員からみればものすごい反発がでる内容になっており、提案前に組合の要望等をお聞きするなど、配慮してきた。
・内容としては、若手職員への配慮及び人材確保の観点から、20代は4%カットに抑えられるようにした。
・ラスパイレス指数は97.0から89になると予測。
・今後、詳細は人事担当を通じお知らせすることになるが、知事からもあったように(モチベーションや改革の趣旨の観点から)職員への配慮をお願いする。
・警察や教員についても、ご協力をお願いする。

【知事】
・一律カットは3年という期限付きとなっているが、一刻も早くなくすことができるよう給与制度改革を人事室に指示している。頑張っている職員ばかりであるとは思うが、(一律カットではなく)頑張っている職員が報われるように、今の給与制度の改革をし、この一律カットを早期にやめられるようにしたい。そのメッセージも併せて職員に伝えてもらいたい。

【政策企画部長】
・各部局長さんからご意見等があればよろしくお願いします。

【三輪副知事】
・ラスパイレスが89で全都道府県最低ということだが、府内市町村を含めても最低ではないか。

【人事室長】
・府内市町村と比較しても最低となる。

【三輪副知事】
・各市町村長にも一緒に改革していこうとお願いをしている中で、府職員の覚悟を示すことにもなると思う。

【教育長】
・採用募集への影響について、危惧している。取りまとめが終わっていないが、昨年度約14,000人の採用試験申込から、若干減っていると聞いている。(この発表で)受験人数がどのようになるか心配。
・この案に反対はしないが、教育の面で将来にツケを残すことにならないか危惧している。
・また、府職員の給料が高いから下げるのではなく、財政再建の中で府民に痛みをお願いし、その中で職員も痛みを負わなくてはいけない。士気のためにもその発信が重要。
・メリハリをつけて復元することは必要。

【知事】
・「人件費が高すぎる」という発言については、全体の予算の中で人件費が占める割合が高いという意味で言ったもの。やっている人の給与水準が高いとは思っていない。今日の立ちレクでも言ったが、個々の職員の給料が高いとは思わない。みんなでまんべんなく低い水準の中でずっとやっていくのか、メリハリがついた中でやっていくのか。
・これまで行財政改革プログラムなどを行ってきたが現状のような状態になっている。(再建は)登山に例えられるが、今回は確実にゴールに辿り着ける道を探っている。だから厳しくなっている。
・3年で光を見えさせたい。改革の手を緩めることで、5年6年たって光が見えないよりも、3年で光が見えるようになるよう職員にも協力をお願いする。

【府警本部総務部長】
・警察は特殊な業務で、制約とリスクを負って業務を行っている。そのような中で非常に厳しい削減案となっている。
・職員の士気や現場の活力が維持できるかということが懸念される。これから職員団体との協議交渉によって結論を出されると思うが、警察には組合がないので、組織全体を踏まえて今後意見を述べさせていただきたい。

【政策企画部長】
・超過勤務の削減については、職員にもメリットがある。仕事のやり方を変えてメスを入れられると思う。また、人の数についても削減計画はあるが、(作った時点から)状況は変わってきている。人の数も変えることができるのでないか。

【総務部長】
・23年度以降の採用抑制も検討しているが、教員や警察については難しい。
・超過勤務の削減はそのとおり。ただ、現状では、(改革取組みで)相当発生している。

【知事】
・税収が下がらなければ、6年目ぐらいに毎年の削減目標額が400億円になる。カット復活は必ずできる道筋。5年後6年後の職員のことも考えて皆さんには負担をお願いしたい。


<ミュージアム構想について>
【知事】
・次の一手を打てない状況だが、ミュージアム構想を出した。いろいろ意見がでてくると思うが、できる限りのことをやっていきたい。
・大阪を売っていくことが必要。メディアなどの協力も得ながらプロモーションを行いたい。
・大阪ミュージアム構想の具体化に向け、にぎわい創造部、生活文化部にも協力をお願いしたい。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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