平成20年5月20日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成22年2月19日

○と き 平成20年5月20日(火曜日) 午後5時05分から5時55分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等



【知事】
・2月議会の場でも表明した、救急患者受け入れ病院の「輪番制」の導入について、対応いただき感謝。
・イルミネーションについて、これまでの意見も踏まえて、本格実施はしないことにした。御堂筋のイチョウがライトアップには不向きということもある。ただ、試験的な実施は行いたいと思う。
・文化についても、担当課と議論中であり、未だ最終結論に至っていない。フリーディスカッションで皆さんの意見を聞きたい。
・感性に関わる仕事が、行政の人には理解されにいくのか、これまで「空気感」ということを強調してきたが、十分に伝わってなかったように思う。「空気感」というのは、その場所に立った時、予備知識がなくても体の五感に感じるもの。
・水都のライトアップでは、コンセプトをうまく整理してくれていたが、少しイメージが違っていた。行政は、どうしても言語的説明を基本とした思考になってしまうことがあり、コミュニケーションがうまくいかない部分があった。

【都市整備部長】
・水都では、知事からの指示ということもあり、職員も力が入っていた。「圧倒的な」という知事の言葉を意識し過ぎていたが、今は知事の考えを理解できている。
・光や水が前面に出るのではなく、何かを目立たせるために、光と水を使うという方が良いように思っている。

【知事】
・新しいものを作り上げる時は、試行錯誤の繰り返し。やり直しをしながら作っていくというスタイルでこれまでやってきたのだが。

【政策企画部長】
・一般の職員は、知事と直接コミュニケーションする機会がないので、指示があれば一生懸命それを成し遂げようとする。その途中でコンセプトが変わってしまうと、完成したものが知事のイメージとずれるということが出てくる。時間をとって率直に意見交換しながらやった方がやりやすいと思う。

【住宅まちづくり部長】
・公務員は「品質企画」は得意だが、商品のキャッチコピーを考えるというような「販売企画」はその対極的なものであり、あまり得意でない。我々は知事の指示を実現するのが仕事。

【知事】
・私の指示に合わせて、色々と尽力してもらって大変申し訳なかったが、今は一つの方向性に進みつつあるように思う。
・先日、平松大阪市長とも議論をしたところだが、文化施策のあり方について意見を頂ければと思う。

【生活文化部長】
・府民には、知事が文化を全否定しているという形で伝わっている。文化は大事だというメッセージがあった上で、財源がないということを説明すれば、わかっていただけることもある。
・文化は民間主導、民間で生き残ったものだけが文化というのはどうか。

【知事】
・文化については、金がないから削るということでもない。パリでは、財政規模の1割を文化に費やしているが、ルーブル美術館やセーヌ川など(文化が醸成された)環境の中だから住民が納得しているのだと思う。
・ルーブル美術館を移転するとか、ベルリンフィルやウィーンフィルを廃止するとなると大変なことになるはず。大阪にあてはめて考えるとどうだろうか。
・先日、千早赤阪村に棚田があることを初めて知ったが、誇れるものはあると思う。

【生活文化部長】
・うちの街にはこれがある、というものは必ずあると思うが、それをどういう形でアピールするかが課題。
・圧倒的な高層ビルといっても「これが大阪」という感動はない。水と建物、橋など組み合わせることで大阪らしさがでてくる。
・行政が文化を創造することは難しいが、きっかけづくりが大事。一方で文化財は保存していかなければいけないと思う。

【知事】
・昭和10年代の昔の大阪のスライドを見ると、水辺に旅館や公園があり、船が行きかって、素晴らしい景観だった。そういう文化的な景観は重要。

【生活文化部長】
・(府外から来られた方は)道頓堀やなんばの街並みを見て「大阪に来た」と感じておられる。そういう成功事例を作っていくということだと思う。

【三輪副知事】
・文化の見直しについて、文化振興条例との整合性はどうか。

【生活文化部長】
・それは考える必要がある。P.T案は振興条例を意識したものではない。

【知事】
・クラシックへの意見をいただけるとありがたいのだが、言い難いだろうか。

【三輪副知事】
・感性の世界と理屈の世界があると思う。感性については部長会議での議論は難しい。

【小河副知事】
・交響楽団はインフラ的な側面があり、道路や橋と同じ。
・知事は「見ている人(利用している人)は一部」という趣旨の発言をされることがあるが、知事個人の意見で決めているようにとられるおそれがある。

【知事】
・表現については気を付けたいと思う。

【にぎわい創造部長】
・道頓堀五座がなくなって、歌舞伎座も移転予定。ミナミの空気感を形成しているものが失われつつある。知らないうちにどんどんやせ細っていっている。

【生活文化部長】
・建物であれば、(取り壊しではなく)有効活用する方向で検討することになるが、センチュリーはこれまでお金をかけてきたものが目に見えないので、廃止の議論になってしまう。インフラとして必要なものなのかどうか、しっかりと検証してほしい。

【知事】
・近鉄(球団)の買収の時のように府民の議論が盛り上がるかと思っていたが、そうはなっていない。

【総務部長】
・センチュリーやワッハについては、府民にも議論が広がっている。しかし、それ以外の文化施策については、検証がまだ弱いように感じる。

【三輪副知事】
・仕事の効率化について、以前から知事が指摘しているところだが、相変わらす資料が多いのが気がかり。徹底をお願いしたい。一例を挙げると、電子決裁でデータがあるものは、ペーパーでの添付は必要ない。
・私への説明に4から5人で来ることがある。議論の場合は良いが、報告の時は人数を減らすなど心掛けてほしい。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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