平成20年5月13日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成22年2月19日

○と き 平成20年5月13日(火曜日) 午前11時32分から12時15分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等



【知事】
・先週はオープンの場でイルミネーションについて議論させてもらった。
・私は何か新しいものを作ろうとは思っていない。大阪には楽しいもの、良いものがたくさんあるのに、十分に情報発信できていない。例えば、小樽は運河や近代建築物、市場等があるが、特筆すべきものがあるわけではない。北の港、かつて栄えた都市というイメージがあわさったことで、空気感、街の顔が生まれたのだと思う。
・行政による押し付けにはならず、府民が自分たちの街の良いものを意識してもらいながら、街づくりに関与してもらって、共通のコンセプトを持ってもらうことが必要ではないかと考えているところ。
・例えば、大川であれば、単に水路というだけでなく、明治大正時代の西洋というコンセプトで作品として仕上げていく。富田林の寺内町であれば豊臣時代、通天閣であれば昭和レトロの娯楽、といったことをみんなで意識しながら、全体をまとまったものとして、一つのテーマパークとして売り出してはどうかと思う。
・太子町にある竹内街道は地元の関心が低いというが、こういうものに位置付けていく。羽曳野市にある古墳群も一種の作品と言える。こういうもの集めて行政がうまく情報発信していければと思う。

【小河副知事】
・御堂筋はじめ、大阪市内には様々な魅力があると思うが、府下全体ではどうか。竹之内街道については、前町長時代から土木事務所が協力して整備を進めているところ。
・岸和田では民だけでイルミネーションをやっている。行政にはあまり関与してほしくないというところもある。一気にとりまとめてしまうと、混乱を起こす可能性もある。

【知事】
・寺内町については、市長も観光客を呼び込むのはちょっと待ってほしいとのことだった。府内の観光資源を無理にとりまとめようとは思っていない。

【小河副知事】
・それぞれの地域が大事に育んできたものもある。府が各地域と一緒になって進めていった方が良い。あせらず、じっくり取り組んではどうか。

【知事】
・もちろんそのとおりだと思う。小樽が運河を埋め立てて、観光集客に取り組んだのは80年代から。京都は「寺社仏閣」、神戸は「港」というように街の顔があるのに対して、大阪は代表的なものがないのが現状。今すぐには揃えられないが、意識を持って空気感を作っていきたい。そのためには、ストーリーとコンセプトが重要と考えている。

【三輪副知事】
・打ち出しの方向性としては良いが、7月議会に予算として出すかどうかは別の問題。その際は費用対効果や廃止・見直しを行う事業との兼ね合いを考えていく必要がある。そういう話はどこで議論するのか。

【政策企画部長】
・近日中に知事に検討状況を報告予定。時期をどうするか、効果はどうか、府民の意見をどう集約していくか等を含めて議論を行う。

【教育長】
・大阪は新しいものを作るのではなく、既存のものを整理してまとめあげていくという知事の話は非常にわかりやすいと思う。府民にどう説明していくかが大事。

【にぎわい創造部長】
・大阪の観光資源の棚卸しは、「大阪ブランド戦略」を進める中で既に行っているが、それをどのようにストーリー立てて情報発信するかが課題となっている。

【小河副知事】
・大型連休に開催された今年で10周年目となった高槻の「ジャズストリート」は、民間で運営を行っている。当初の2万人から今では10万人近くの人が集まるようになった。こういうものを行政が上手く支えていくことができないのか。

【にぎわい創造部長】
・高槻のジャズストリートは府として応援しているが、どこまで関与できるかが課題。

【小河副知事】
・地域の人にいかに協力してもらえるかがポイント。知事は市町村回りをしているが、我々幹部も行く必要があるのではないか。


【にぎわい創造部長】
・府は情報発信の面では協力できるが、それ以上に何ができるかが難しい。

【知事】
・フィールドワークに出るべき。私も一緒に行く。大阪を知り尽くすため、情報収集する。街の空気感を見つけ、その方向に向けて発信していくことが大事。

【総務部長】
・こういう観光資源をとりまとめようという取組みは21世紀協会が取り組んでいた。府として進めていくこと自体には賛成するが、イルミネーションにお金をかけた場合に、他とのバランスをどうするかは考える必要がある。

【知事】
・その点についてはよく検討してほしい。

【水道企業管理者】
・民間に仕掛け・プロデュースの経験者や関係者はいるので、上手く活用してほしい。
・二つのプロジェクトチームの取組みを分けて考えるべきではなく、一本の筋で通ってなければならない。これまで大阪の空気感を形成してきた文化・観光関係の予算を削減する中で、この新しい取組みを府民は別のものとは見てくれない。知事の口から説明をお願いしたい。
 
【生活文化部長】
・地域や民間に頑張ってもらう中で、府として何ができるのか難しいが、模索していきたい。

【知事】
・押し付けはいけないと思うが、街づくりについて考えることは、公務員の役割だと思う。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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