平成20年4月15日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成22年2月19日

○と き 平成20年4月15日(火曜日) 午前11時05分から12時05分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等



【知事】
・11日の改革PT(プロジェクトチーム)による試案を受けて、連日メディアにも取り上げられている。府民が議論できる俎上は整ったと思う。
・また、議会各会派も検討チームを作るなど、議論の準備を進めていると聞いている。各部局長からは議会に対して、必要にして十分な情報開示・提供をお願いしたい。
・7月以降も府政は続いていくが、全国的にも注目されており、燃え尽きるぐらいの議論をした上で、最終決断したいと思う。

【危機管理監】
・PT試案には非常に大きなものとこまごましたものとがあり、それぞれ落としどころが難しい。規模の小さいものについてまで、全て知事にご裁可いただくことにはならないと思うので、PTとの議論で詰めていくことになるのか。
・また、インフラ整備について、将来に向かって必要となる維持補修も削減されているが、今後どうするのか。

【知事】
・議論に私の意思ははさまないが、私の理念については、明日(記者会見の場で)発表する。
・実務的に困っている部分については何かあれば意見を。

【住宅まちづくり部長】
・PT案では事業を細かく出しすぎたかもしれない。廃止されたものだけを議論するのではなく、トータルで課題を整理した上で、PTと議論したい。

【知事】
・市町村の首長や議長にお願いをして回る予定。市町村に対しては、大阪府全体で行政制度を作り直すということをお話ししていこうと思う。短期間で全ての制度の見直しは難しいかもしれないが。数字だけの議論では府のためにならない。

【生活文化部長】
・ゼロベースでの見直しを進め、スクラップするから、別の事業をビルドしたいと議論した場合、スクラップだけされて、ビルドは全然認められないということにならないか懸念がある。

【知事】
・個別の施策には言及しないが、そういうことにはならないという理解で良いか。

【総務部長】
・制度の組み換えは問題ないが、全面的再構築については、時間的に制約もあり難しい。ビルドは限定的になるのではないか。4から5月にかけては、スクラップとビルドの理念をどうするのか考えていくことになると思う。

【生活文化部長】
・11日の意見交換会でも質問があったが、ビルドの財源はあるのか。

【政策企画部長】
・重要政策に関してはPTとしての案を検討中。両方揃った段階で合わせて議論となるが、その段階では財源については明確でない。もちろん府としての案になる段階では明示しなければならない。

【知事】
・必要があれば手当てしていく。

【総務部長】
・今後、予算要求の作業を進めていく中で、1,100億円の大命題を踏まえつつ、ビルド部分の財源をどうするか考えていく。

【都市整備部長】
・道路等インフラ整備に関しては、いつ供用開始できるか等一定の時期を明示して進めていく必要がある。先の見通しがある程度示されないと、次の施策が打てない。
・PT案は経費の性質で分類しているが、部局では安全・安心や、大阪経済の活性化といった点に着目して優先順位を決めていくので、配分についての裁量がほしい。

【知事】
・選挙の時から、施策に優先順位をつけて、足りない部分は我慢しましょうという話をしてきた。不要だからということではなく、優先順位をつけた結果。どれも必要なのはわかるが優先順位をつけてもらいたい。

【商工労働部長】
・関係団体から、見直しの度合いが大きすぎるので、小さい団体は立ち行かなくなるとの意見があった。必要な見直しは行うが、どこまでが許容範囲を見極めた上で、その限度については議論させてほしい。団体を潰してしまってはいけない。

【知事】
・880万人が少しずつ我慢をしてほしいというメッセージを出す。これまで全国でやったことのない取組。今のやり方を前提にするから倒れるということになると思うのだが、ありとあらゆるものをもう一度見直し、我慢することで、倒れないようみんなで頑張ってほしいというのが私の思い。
・一方で、若手職員からは知事室に積極的な提言が寄せられている。顕彰事業などいずれも新たな予算を要しないもの。危機だからこそ新しい知恵が生まれているのだと思う。各部局長もその思いを引き上げていただき、引き続きこういう流れを加速してほしい。

【総務部長】
・市町村財政担当部長会議で説明したが、大変厳しいものであった。

【知事】
・市町村には大変迷惑をかけているのは十分に認識している。首長さんも議員さんも、支持者から大反対されているようだが、今後、有権者である地域の住民から、我慢するという声があがってくれば変わってくると思う。この1、2ヶ月で府民を動かすだけの動きをどうつくるかが私にかかってくる。

【総務部長】
・住民に我慢してもらうのは、なかなか難しい。

【知事】
・そこが私の役割だと思う。

【にぎわい創造部長】
・庁内にもそういうメッセージを発してほしい。全廃と言われると職員も考えようがない。オール・オア・ナッシングで議論しても、単なる言い合いで終わってしまい、生産的でない。

【小河副知事】
・方向性が見えない中で色々な作業ばかり増えているとの声を聞いており、気になるところ。

【知事】
・担当者は自分の関係する事業を守るということで必死になってしまう。時間的な制約があるのはわかるが、各部局でどういう施策を優先して取り組むか、ビジョンをまとめることはできないか。

【住宅まちづくり部長】
・例えば、密集市街地が多くあるところや再開発の必要なところなど、市町村ごとの事情が違うものをトータルに考えるとなると市町村課あたりで検討してもらうことになるのではないか。部局をまたがるものについてどう考えるかも難しい。

【危機管理監】
・たしかにそういう面もあると思うが、国の補助金が縦割りになっていることなどを考えると一つのところで全てを受け止めるというのは難しいのではないか。

【生活文化部長】
・スクラップ&ビルドの考え方が見えてこないと、この先の議論が進まない。上げるものは上げて、下げるものはさらに下げることができるのか。

【総務部長】
・PTは、知事の命を受けて、1,100億円のカットを大命題とした案をまとめた。ビルドを考えて、今のスクラップをさらに切り込むというのは、難しいのではないか、そうなると、全体のフレームの修正が必要となってくる。

【教育長】
・試案にある数字は部局に割り当てられたものではないと認識している。PTとは突っ込んだ議論をするので、知事にはしっかりと聞いてほしい。その上で、PTには1,100億円について調整してもらう必要がある。
・人件費の削減について早く内訳を示してほしい。

【総務部長】
・割り当てではない。個別に議論していく。

【三輪副知事】
・重点施策の財源についてはまだ結論が出ていない。改革PTと徹底的な議論して、事業を守るのか、重要政策PTを通じてビルドを考えていくのか、難しいところ。

【住宅まちづくり部長】
・部局とPTとの正面衝突の意見は実りがない。落としどころがないと不毛な議論となる。

【にぎわい創造部長】
・いつまでも、オール・オア・ナッシングではなく、どこまで我慢できるかという議論が重要。

【総務部長】
・どちらかが勝ったかということではなく、それぞれの事業の必要性や効果を主張していただいて、知事に聞いてもらうということだと思う。

【知事】
・私は法廷を仕事の場としていたが、裁判はゴールが見えないもの。PTとの議論で決着するということは期待していない。PT案に対して、その必要性と根拠・効果について裏付けしたものを訴えてもらいたい。くれぐれも仕組みの説明だけに終始してほしくない。こういう効果が出ているというものを見せてほしい。

【環境農林水産部長】
・市町村からの協力を得ないとできない事業は多いが、今後、協力をお願いしても、また切られるのではないかと市町村が疑心暗鬼になっているのではないか。ソフトランディングの対応が必要だと思う。

【知事】
・ご意見よくわかった。

【環境農林水産部長】
<「おこたこスプリングフェスティバルin知事公館」(第一日目)の結果報告>
・最後に明るい話題を。「おこたこフェスタ」には、4,573名の府民が来場。お好み焼き、たこ焼き、あわせて4,000食が完売。
・このイベントは、「上方お好み焼きたこ焼き協同組合」から知事に商品贈呈の申し出があったことを受け、府民の方にも楽しんでいただけるものということで企画された。知事公館の初の一般公開とあわせて、お好み焼き・たこ焼きの廉価販売を行った。
・府は知事公館の使用を許可するとともに、人的支援と広報支援を行った。組合側からは、お好み焼き、たこ焼きの廉価販売のほか、外食産業協会の協賛や飲料等関連企業の協力を得た。
・事業費について、府の財政支出ゼロに対して、テレビが10番組で2,372万円、新聞が6誌で414万円のPR効果があった。
・成功した要因は、商品のPRをしたいという組合側の意向と、食品産業の振興という府の行政目的が合致したところ。今後は府が支援事業とそうでない企業との区分けが課題。

【知事】
・私の方にも反響があった。関係部局もよく連携していた。素晴らしいイベントだった思う。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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