平成20年3月26日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:平成22年2月19日

○と き 平成20年3月26日(水曜日) 午前10時20分から11時15分
○ところ 特別会議室大
○出席者 知事、副知事、各部長等



【知事】
・先ほど、主事・主査級のミーティングをやった。若手職員のやる気を感じた。質問も実質的なものだったが、今、何をやっているか現場に伝わっていないと感じた。改革等をいつ公表するかは政治的判断で、今は公表できないが、4月上旬に公表し、現場に方針が伝わるようにすると明言した。部長、課長は、部下に方針が伝わるように配慮してほしい。
・若手職員から、府庁のあり方など全般的な議論ができるような場がほしいとの意見があった。組織なので、若手職員に決定権は与えられないが、意見を言えるような環境にすると明言した。改革により、職員は府民からの反発の矢面に立たされる。職員の士気をあげることも考えてほしい。若手職員には、上司がきちんと見ていない、意見を聞いていないという不満があるのではないか。きちんと見ているよ、聞いているよ という姿勢を徹底して示すように。
・改革プログラム案の策定については、1,100億円という目標をめぐって様々な意見があるが、「収入の範囲内で予算を組む」ということに徹する。これまでの経緯、関係団体や市町村の思いを否定することになるかもしれない。しかし、大阪維新の第一歩を踏み出さなければならない。6月までの改革にすべてをかける。全てのサビを落としてほしい。理由のない今までの延長線上の話は一切認めない。中途半端なことはしない。大変な反発や軋轢があると思うが、認識を新たにしてほしい。
・議会でも取り上げられた同和問題について。私はまだ同和問題は解決していないと思う。しかし、優遇措置は、差別を助長するものであり、認められない。差別意識を一掃するためには、府民から優遇施策がなくなっていると分かるようにする必要がある。同和施策を一般施策にしたと言うが、本当にそうか。形式だけでなく、実質的に一般施策化しているか徹底的な見直しが必要。部局担当には苦労をかけるが、最後は私が交渉の場に出てもかまわない。
・先ほどのミーティングで、業務のフローの見直しがないという意見があった。例えば4月から決裁関与者の見直しをすることになったが、これは私が言い出したこと。現場から意見はなかったのか。また、職場のレイアウトでも非効率なところがある。各部で、若い職員、第一線の職員の声を聞く場といったものはないのか。

【小河副知事】
・議論するためにどのような場を持つかは、現場の課長の判断。大きい組織なので、いろいろな職場がある。都市整備部は現場で話し合う場を持っている。上司がどれだけ部下に目配りできるかだ。現場が何をやっているか知ってほしい。大きい組織なので、中枢が何をやっているか職員は分からない面がある。部長、課長が下にしっかり伝えることが必要。

【水道企業管理者】
・50歳以上の補佐級が多いが、職歴が長く業務も専門的。若い人から意見が出ても、これまではこういうことでこうなっているんだと言われ、そこで止まってしまう。技術の伝承という点では、職歴の長い補佐級は必要だが、若手との間では問題があるようだ。所属長がかなりきめ細かく対応しなければならない。月1回ミーティングをしているが、フォローしきれていない。

【都市整備部長】
・都市整備部は、所属長と若手職員が直接やり取りして、中間職員が外れてしまう場合がある。

【知事】
・組織のやり方として、トップに直訴するという体制はおかしいので、私の今のやり方をずっと続けるつもりはない。しかし、職員が議論できる場を持てるような体制を作らないといけない。職員の組織へ貢献する意識を高め、士気を上げるのが幹部職員の腕の見せ所。その課長補佐クラスは、ずっと同じやり方で業務を行っているのか。

【水道企業管理者】
・ルーティン的な業務が多い職場もある。その点で若手がマンネリ感を持っているのではないか。

【知事】
・職員に必要な人材だというメッセージを送らないといけない。私のところに送られてくる不平、不満のメールの発信者の所属には、かたよりがある。

【住宅まちづくり部長】
・グループ制は間違いだったと思う。以前は係長が責任を持って係の業務を行い、顔が見えた。年齢構成がいびつになったことが原因ではあるが、係長がなくなり全てが主査になって埋没してしまって、顔が見えない。

【危機管理監】
・年齢構成がいびつになり、係長を任命しても部下がいなくなるから、グループ制になった。採用を抑制したツケが回ってきている。今後、平準化はある程度進むが、一方、再任用職員も増加する。

【知事】
・職員が組織にどう貢献しているのか分かるようにしなければならない。今朝の職員ミーティングでも、バッチに誇りを持つようにと言った。このバッチをつけていることが自慢になるような組織にしていきましょう。

【政策企画部長】
・冒頭の知事の発言にあったが、同和問題の解決に向けた取組みについても、全庁的にゼロベースで見直していくことになる。人権室が人権施策の全庁的なとりまとめをしているので、各部局と互いに情報交換、情報共有をお願いする。また、施策の見直しは、個別に予算がついているものの他、刊行物の購入のように一般予算の中に含まれているものや、人権センターのように財産の貸付なども対象にする。

【知事】
・行政の施策として必要なものはやるが、それ以外は府民から見て納得のできる形にしなければならない。

【小河副知事】
・改革により、前線に立っている職員は、自分が今までやってきたことを否定され、その上、関係団体や地元からの反発の矢面に立つことになる。第一線の現場の職員は本当に大変。そうした職員の頑張りをしっかりと見てあげて、個人にだけ頑張らせるのではなく、組織としてきちっと守ってあげないといけない。各部長はそういうことへの気配りをしっかりしてあげてほしい。

【知事】
・改革は細部にこだわってほしい。細かいことから変えていくことが大切。税金を無駄遣いしないということなどは、これまでにも言われてきたこと。しかし、実際に細かいことにこだわらないと実現は不可能。
・いいホテルがきれいなのは、何もお金をかけて清掃しているからではない。小さいチリひとつでも落ちていたらすぐに拾うなど、全社員が気を配っている。ある人が、いいすし屋とは、しょうゆさしを上げたときに、底にしょうゆの汚れがついていないすし屋だと言った。細かいところまで、しっかり気が配られていないといけない。
・府庁では資料を粗雑に扱いすぎ。私に説明する時に、前にもらった資料をまた持ってきてくれる場合があるが不必要。無駄なものは無駄という意識を部下まで徹底してほしい。

【三輪副知事】
・電子決裁で、別に紙で回付されている場合があるが、それはやめるように。どうしても決裁システムに添付できないものは仕方ないが。また、説明が形式的すぎる。内容が実質的に伝わる記載にするように。

【知事】
・私への説明の際には、わざわざ新たに資料を作る必要はない。既存の資料をそのまま活用してくれればいい。真に必要なものだけペーパー化するように。
・また、説明の際には、経緯などから丁寧に説明をしてもらうより結論を先に聞きたい。論点、私の判断をあおぐ点は何かを明確にしてほしい。

≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 

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