農空間が気温を下げるはたらきを調べよう

更新日:平成28年11月11日

農空間が気温を下げるはたらきを調べよう

ねらい

気温を下げヒートアイランド現象を和らげるはたらきを農空間が持つことを知ることによって、地域の環境理解を深めるとともに、ヒートアイランド対策を実践します。

準備物

温度計、牛乳パック、ひも、割り箸などの棒、細く切った紙、セロハンテープ、はさみ、下敷、地図

進め方

    測定方法図解
  1. 温度計、牛乳パック、ひもを使って、簡易百葉箱を作ります。(図1)
  2. 棒と細く切った紙を使って、簡易風向計を作ります(図2)。
  3. 田んぼや農業用水路、ため池などの「農空間班」と、商店街や住宅街などの「市街地班」に分かれて、あらかじめ決めておいた場所に出かけます。
    • 気温を測る場所の条件はできるだけ同じにします。
      • 日なたであること(農空間はほとんどの場合、日なたです。)
      • クーラーからの冷気やクーラー室外機からの暖気などの特殊な条件の影響を受ける場所は避けること
  4. 気温を測る前の2分間、簡易百葉箱の開口部を下敷でゆっくりあおぎます。(外の空気を中へ送ります。)
  5. あらかじめ決めておいた時刻に気温を測ります。
    • 温度計の目盛りは1/10まで読み取ります。
  6. 簡易風向計を使って、気温を測ったときの風向を調べ、地図に矢印を記入します。
    • 気温の差は1〜2℃ほどです。また、空気は風によって様々な場所から運ばれてくるなど、差が出ない場合もあります。差が出なかった場合は、調べた風向を参考にするなど、その理由を考えてみるのもよいでしょう。
  7. ヒートアイランド現象を減らすためにはどうすればよいか考えてみましょう。

気温を下げる働き

発展学習

大阪府の「農空間で大阪を冷やそう!」プロジェクトに参加して、水路やため池の管理者の協力のもと、農空間の水を使って打ち水をし、その前後の気温の変化を測ってみましょう。

リンク(実施例等)

「農空間で大阪を冷やそう!」プロジェクト

知識の小箱
◆「ヒートアイランド現象」
都市部を中心にした高温域ができることです。都市化に伴う地表面のコンクリート化やエネルギー大量消費などで熱がたまることがその原因です。

◆「農空間が気温を下げるはたらき」
水が蒸発するときや植物が蒸散を行うときに、気化熱が奪われることによって、まわりの気温が下がります。農空間にある豊富な水と植物(農作物)がヒートアイランド現象の緩和に効果を発揮します。

◆「打ち水」
涼をとるためやほこりを抑えるために、水をまくことです。


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環境農林水産部 農政室整備課 計画指導グループ

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