適正な施肥・土づくりに関する情報

更新日:2023年11月24日

肥料価格高騰に対する支援制度について

大阪府肥料価格高騰緊急対策支援事業(令和5年度大阪府独自事業)  

肥料をはじめとする農業資材価格の高騰により、生産コストが増加している府内農業者(個人または法人)の方に、今後も営農を続けていただくため、「大阪府肥料価格高騰緊急対策支援金」を支給します。
詳細はこちら

肥料価格高騰対策事業(農林水産省事業)

世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に加え、ロシアによるウクライナ侵攻等の影響により、化学肥料原料の国際価格が大幅に上昇し、肥料価格が急騰しています。
海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等の取組を行う農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部を支援することを通じて、農業経営への影響を緩和するとともに、化学肥料の使用量の低減を進めます。

事業の概要

【対象となる肥料】
  令和4年6月から令和5年5月に購入した肥料(令和4年の秋肥と令和5年の春肥として使用する肥料)

【支援の内容】
 化学肥料低減の取組を行った上で前年度から増加した肥料費の7割を交付

申請方法等

 取組実施者向けページ(JAや肥料販売店等、農業者の申込みを取りまとめる取組実施者の方はこちら)

 農業者向けページ(農業者の方はこちら)

事業の詳細については、下記農林水産省ホームページをご確認ください。

肥料価格高騰対策事業(農林水産省ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

大阪府肥料価格高騰緊急対策支援事業(令和4年度大阪府独自事業)  

肥料の価格高騰により経営に影響を受けている農業者に対して、経営規模に応じた支援金を定額支給します。

【対象者】
年間売上50万円以上の農家および市町村の認定を受けた新規就農者

【支援金額】
前年の農産物売上金額等に応じて支援

※本事業は新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金を活用し、実施しました。
 支援金を交付することで農業者を支援し、営農の継続に寄与しました。

肥料コスト低減体系緊急転換事業(農林水産省令和3年度補正予算事業)

 地域に適した肥料コスト低減体系の確立に向け、慣行の施肥体系から肥料コスト低減体系への転換を進める取組を支援します。

 次公募は終了しました。事業の詳細については、下記ホームページをご確認ください。

 令和3年度補正予算「肥料コスト低減体系緊急転換事業」(農林水産省ホームページ)(外部サイトを別ウィンドウで開きます)

肥料価格高騰対策事業説明会

肥料価格高騰対策事業(国事業・府独自事業)の、関係者等向けの説明会を実施しました。
下記ページに資料を掲載しましたので、参考にしてください。
※肥料関連事業者等の関係機関向けの内容です。農業者向けの内容ではありませんのでご注意ください。

 肥料価格高騰対策事業等説明会

 

適正な施肥・土づくりについて

 施肥や土づくりは高品質な農作物を安定的に生産するために欠かすことのできない技術です。しかし、化学肥料の原料の多くは輸入に頼っていることから、海外情勢の影響により、肥料価格が急騰するなど、農業経営を圧迫する要因になります。
 
適正な施肥・土づくりにより、化学肥料の過剰な使用を控え、安定的に入手できる堆肥など国内資源の活用を検討するなど、強靭な農業経営を築きましょう。

 (参考)肥料コスト低減に向けた自己チェックリスト [PDFファイル/614KB] 

土壌診断について

 適正な施肥設計を行うためには、土壌中の養分の不足と過剰を把握する「土壌診断」が必要です。
 
土壌診断によりほ場の状態を把握し、適正施肥に努めましょう。

 土壌診断について(JA全農ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

 

堆肥の活用について

 堆肥は、国内資源を活用しているため、比較的価格が安定しており、化学肥料の使用量削減にも繋がるため、肥料コストを抑えることができます。
 
地域資源の活用や、炭素貯留効果もあることから、環境にやさしい循環型農業にも繋がります。
 大阪府では、
堆肥利用のポイントと府内の堆肥生産情報を掲載した「大阪府家畜堆肥マニュアル」を作成しています。環境に優しい府内産堆肥をぜひご利用ください。

 大阪府/大阪府家畜堆肥利用マニュアル(別ウインドウで開きます)

 

化学肥料を削減した栽培について

 有機農業(農林水産省ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

 特別栽培農産物(別ウインドウで開きます)

 大阪エコ農産物認証制度(別ウインドウで開きます)  

 

プラスチック被覆肥料の被膜殻の流出防止について

 プラスチックを使用した被覆肥料は、徐々に肥料成分が溶け出すことから、追肥の手間が省けて省力化できるとともに、無駄が少なく、肥料の投入量も減り、地下水などの水域への栄養分の流出なども抑えられます。このように、環境への負荷も低減できる一方で、使用後の被膜殻がほ場から海洋に流出することによる環境への影響が懸念されています。

 対策については、下記のホームページを参考にしてください。

 プラスチック被覆肥料の被膜殻の流出防止について(農林水産省ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

 

参考情報

 肥料関係情報(農林水産省ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)

このページの作成所属
環境農林水産部 農政室推進課 地産地消推進グループ

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