蜻蛉玉

更新日:平成29年7月6日

大阪府知事指定伝統工芸品マーク蜻蛉玉

蜻蛉玉の画像【沿革・特徴】
 色模様のついたガラス玉で紐を通す穴を持つものを蜻蛉玉と呼び、紀元前18世紀頃のメソポタミアで既に作られていたという記録があります。
 その後シルクロードを通じて奈良時代に日本に伝わりました。
 正倉院に多数保存されており、この頃には国産化されていたという記録もあります。
 その後、平安時代に断絶しましたが、江戸時代に長崎経由でオランダから再び技術が伝わり、大阪で盛んに製作され、「玉造」という地名が現在も残っています。
 最近では藤村トンボ玉工房の先代・藤村英雄氏が、江戸時代からの技術を継承し、再現不可能と言われた中国戦国時代の七つの星模様や乾隆時代の小桜玉の復元に成功する等活発な活動を展開し、現在は子息の藤村真澄氏に引き継がれ、ネックレスやループタイ等が人気を呼んでいます。

【指定年月日】
昭和62年2月6日

【産地組合等(工房)】
有限会社藤村トンボ玉工房
〒583-0017  藤井寺市藤ケ丘2−7−18
電話 0729-38-7536
FAX 0729-38-8816
URL http://www.fujimuratombodama.com/(外部サイト)

作業風景の画像【産地組合等(展示スペース)】
有限会社藤村トンボ玉工房
〒543-0075 大阪市天王寺区夕陽丘町3−30 朝日プラザ夕陽丘602号
電話 06-6779-6817
FAX 06-6779-6817

【主な産地】
藤井寺市

【主な製品】
帯留、ブローチ、ネックレス、ループタイ等アクセサリー
ループタイ 10,000円から500,000円
イヤリング 10,000円から100,000円
ペンダント 10,000円から350,000円
リング 20,000円から250,000円

【製造工程】

  1. クリスタルガラス
  2. 着色
    無色のクリスタルガラスに顔料を混ぜ合わせ色ガラスの棒を作る
  3. 模様組み
    作った色ガラスの棒を組み合わせ模様を作る
  4. 棒作り
    模様組みで作った太い棒を溶かして細く引き伸ばす
  5. 玉巻
    蜻蛉玉の芯の色となるガラスを溶かし玉状にする
  6. 象嵌
    模様入りの棒を玉に埋め込んで溶かし上を押さえて表面を整える
  7. 型入れ
    土型に象嵌した玉を入れて形を球になるように整える
  8. 徐冷
    灰の中にいこった炭を入れて灰を温めその中に蜻蛉玉を埋めて5時間から6時間ほどで常温にする
  9. 仕上げ
    朴の炭を用いて表面を磨きつやを出す(つやあり)

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室ものづくり支援課 販路開拓支援グループ

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