なにわ刷毛

更新日:平成29年7月6日

大阪府知事指定伝統工芸品マークなにわ刷毛

なにわ刷毛の画像【沿革・特徴】
 起源は奈良時代に遡り、寺院建立の際の仏像、仏具、調度品等の漆塗りに刷毛が用いられたと言われています。
 刷毛は、鹿毛、狸毛、馬毛、山羊毛等の原毛を用いる他、漆塗り用の刷毛には人毛が用いられ、選別、抜分、毛組、混毛、灰もみ、毛揃、上毛巻き等、数多くの工程を経て作られます。
 この伝統技法は日本独特のものであり、刷毛の用途に応じて原毛の性質、特徴が生かされ、品質の良さには定評があります。

【指定年月日】
昭和61年2月5日

【産地組合等】
日本刷子商工業協同組合
〒556-0003 大阪市浪速区恵美須西3-10-6
電話 06-6643-1887
FAX 06-6643-1888

【主な産地】
大阪市、東大阪市、八尾市

作業風景の画像【主な製品】
表装刷毛、化粧刷毛、塗装刷毛等
白毛糊刷毛 3,500円から20,000円
付廻し刷毛 6,500円から18,000円
付刷毛 4,000円から65,000円
塗装刷毛 1,000円から30,000円

【製造工程】

  1. 山羊毛、鹿毛、馬毛など
  2. 抜分
    原毛を選別し、金櫛で綿毛をとり、刷毛の種類に応じて長い毛、短い毛などに抜き分ける
  3. 毛組
    毛質、太さ、長さなど用途に応じて組み合わせる
  4. 混毛
    取り残した不良毛を除き均一に混ぜ合わせる
  5. ボイル
    毛のくせを直し、脱脂する(ボイル加工)
  6. 火のし
    均一に並べた毛に籾殻灰をかけ大型電気アイロンでプレスして油分を除去し、くせを取る
  7. 灰もみ
    さらに灰をかけ、手の平で揉んで油分を取り除く
  8. 毛揃え
    金櫛をいれ、毛先の方に揃える
  9. スレ取り
    毛を束ね、逆毛や毛先のない毛を小刀で取り除く
  10. 寸法切
    刷毛の種類に応じて毛の根元を切る
  11. 玉付
    刷毛の種類に応じて分量を計測し、毛先を揃えて根元に紙および桜皮を巻いて、柄にはめ込む
  12. とじ
    締機で締めつけ
    糸目筋に穴をあけて絹糸または針金でミシン縫いをする
  13. 仕上げ
    金櫛で毛先をよくすき小刀で遅れ毛を取って毛先を揃える

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室ものづくり支援課 販路開拓支援グループ

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