大阪唐木指物

更新日:平成29年7月6日

経済産業大臣指定伝統的工芸品マーク大阪唐木指物

大阪唐木指物の画像【沿革・特徴】
 唐木とは、紫檀、黒檀、花梨、鉄刀木等、東南アジアを主産地とする木材のことをいいます。
 桃山時代のころから原木が盛んに輸入され、その後、茶道、華道、香道の発展とともに、その堅牢さと独特の色調から茶棚、香炉台、座敷机などの様々な道具が作られ、江戸時代に入るとしゃれた調度品や身の回りを飾る細工物として唐木は多くの人々に愛されるようになりました。  
 大阪では江戸時代に横堀川周辺に唐木を扱う商人や職人が集まり一大産地が形成され、現在につながる手づくりの技法が確立されたと考えられています。
 釘やネジを1本も使わずに各種組手で組み立て、表面に漆をふきこんで仕上げた大阪唐木指物は伝統的な家具等の他、文箱や花台等、手軽で新たな新製品を産み、多くの人々に親しまれています。

【指定年月日】
昭和52年10月14日

【産地組合等】
大阪唐木指物協同組合
〒577-0837 東大阪市寿町1-11-18 出口唐木工房内
電話 06-6224-1124
FAX 06-6224-1125

【主な産地】
大阪市、貝塚市、門真市、摂津市、枚方市、柏原市、東大阪市、兵庫県姫路市、洲本市、たつの市、淡路市、東浦町、奈良県奈良市、葛城市、和歌山県有田市、福井県越前市

作業風景の画像【主な製品】
棚類・台類、机、箱物、その他調度品等
茶棚 300,000円から5,000,000円
机 100,000円から3,000,000円
台 30,000円から200,000円

【製造工程】

  1. 原木
    紫檀、黒檀、花梨、鉄刀木
  2. 製材・乾燥
    適度の大きさに切断後、桟積みにして乾燥
  3. 木取り
    各部署の所要寸法に小割りする
  4. 白書
    加工の基準となる白書線を引く
  5. 加工
    ホゾ、留、クセ、丸味、組手作り、彫刻などの加工を行う
  6. 部分組立
    各部品を膠で接着
    部分的な組立を行う
  7. 研磨
    紙やすり、椋の葉等で磨く
  8. 漆入れ
    染料、蘇芳、オハグロ等で着色し、天然精製生漆を均等にすりこむ
  9. 留合わせ
    全ての接合部分を仮合わせして確認する
  10. 組立
    組立、接着を行う
  11. 組立
    接合部分の目違い払い、漆のすりこみ等により仕上げる

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室ものづくり支援課 販路開拓支援グループ

ここまで本文です。