大阪唐木指物

更新日:平成30年3月26日

大阪唐木指物 (経済産業大臣指定伝統的工芸品)
おおさかからきさしもの
Osaka Cabinetwork
(Traditional Craft Products Designated by the Minister of Economy, Trade and Industry)

【沿革・特徴】
 その起源は定かではないが、建築様式の発達に伴い、ほぼ15世紀頃には技法が確立したと推察され、現在のような産地は江戸中期に形成された。紫檀、黒檀等の唐木を素材とし、飾棚、茶棚を始め座敷机、花台などが主流を占めている。釘を用いず、組手で組み立てられ、素材を生かす漆仕上げは、深い趣をかもしだしている。

【History】
 Though the origins of Osaka cabinetwork are uncertain, the skills involved are thought to have become specialized during the 15th century, when there was a need for exquisite furniture suitable for the increasingly sophisticated architectural style of that time. The current centers of production were formed in the mid-Edo era (18C).
 Major products include display shelves, tea shelves, desks and flower rests of rosewood, ebony and other precious foreign woods. The durability and elegance of these works are widely appreciated.

大阪唐木指物画像

【指定年月日】
昭和52年10月14日

【産地組合等】
大阪唐木指物協同組合
〒577-0837 東大阪市寿町1-11-18 出口唐木工房内
電話 06-6224-1124
FAX 06-6224-1125

【主な産地】
大阪市、貝塚市、門真市、摂津市、枚方市、柏原市、東大阪市、兵庫県姫路市、洲本市、たつの市、淡路市、東浦町、奈良県奈良市、葛城市、和歌山県有田市、福井県越前市

作業風景の画像【主な製品】
棚類・台類、机、箱物、その他調度品等

【製造工程】

  1. 原木
    紫檀、黒檀、花梨、鉄刀木
  2. 製材・乾燥
    適度の大きさに切断後、桟積みにして乾燥
  3. 木取り
    各部署の所要寸法に小割りする
  4. 白書
    加工の基準となる白書線を引く
  5. 加工
    ホゾ、留、クセ、丸味、組手作り、彫刻などの加工を行う
  6. 部分組立
    各部品を膠で接着
    部分的な組立を行う
  7. 研磨
    紙やすり、椋の葉等で磨く
  8. 漆入れ
    染料、蘇芳、オハグロ等で着色し、天然精製生漆を均等にすりこむ
  9. 留合わせ
    全ての接合部分を仮合わせして確認する
  10. 組立
    組立、接着を行う
  11. 組立
    接合部分の目違い払い、漆のすりこみ等により仕上げる

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室ものづくり支援課 販路開拓支援グループ

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