R元年度 青崩棚田キャンパス活動

更新日:2019年9月20日

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7月7日(日曜日) 昇降台を設置しました!

令和元年7月7日、昨年度から1年間かけて計画してきた「棚田での交流活動の場」の実現に一歩踏み出しました。時には棚田保存会の方々の力をお借りしつつも、設計図を描く所から材料の調達、加工まで、ほぼ大阪芸術大学生たち自身の力で完成させました。

10時頃から大阪芸術大学生10名と棚田保存会の方々3名が現地に集まって活動をスタートしました。棚田保存会から提供いただいた稲架木(はざぎ。収穫した稲を乾燥させるために、かけておくための木)を十数本つなぎ合わせて板状にします。試行錯誤しながら、稲架木同士をロープ・板で固定していきます(写真1、写真2参照)。続いて、板に登っていくための大小様々な足掛け用木材を、固定していきます。子どもたちが遊んでくれる所を想像しつつ、子どもたちの歩幅に合わせて木材を配置します。徐々に作業に慣れてチームワークが良くなってきたところで、しばし手を休めて一旦お昼休憩となりました。午後からの作業に向けて英気を養います!

 午後からは、昇降台に防腐剤を塗りました(写真3参照)。設置場所を考えて、基礎部分を固定したら完成です!(写真4参照)後片付けをしたら、もう夕方でみんなで帰途につきました。

十数本のはざぎを結び合わせる作業十数本のはざぎを結び合わせる作業
(写真1) 稲架木(はざぎ)をロープ・板でつなぎます(写真2)
防腐剤を塗る様子完成した昇降台
(写真3)防腐剤を塗ります(写真4)完成しました!

 

 

7月28日(日曜日) 追加で昇降台を作りました!

令和元年7月28日大阪芸術大学生6人が集まり、4枚の棚田全てで行き来が出来るように、昇降台をさらに追加で2つ作り始めました。これにより、ビオトープにする予定の一番下の棚田へ2か所から降りられるようになります。前回の作業時で慣れた所もあって手際よく作業が進み、1つ目の昇降台を完成させ、設置しました。また、ビオトープにする予定の棚田に水を張りました。次回は、2つ目の昇降台の仕上げをして、ビオトープに取り掛かかる予定です。 

作業前の棚田棚田傾斜の長さを測る様子はざぎを切断する様子
(写真1)作業前の棚田(写真2)棚田傾斜の長さを測ります(写真3)稲架木(はざぎ)を切断します
はざぎをロープで結束する様子固定用の板を切断する様子防腐剤を塗る様子
(写真4)ロープで結束します(写真5)固定用の板を切断します(写真6)防腐剤を塗ります
はざぎを板で固定する様子表面に足を掛ける板を固定する様子完成した昇降台
(写真7)ドリルで板を固定します

(写真8)表面に足掛け用の板を設置します

(写真9)完成です!
上から見た昇降台設置した2つの昇降台完成した昇降台
(写真10)上から見るとこんな感じです(写真11)左の昇降台が7月7日に設置したものです(写真12)手前がビオトープ予定地です

9月16日(月曜日) ビオトープを作りました

令和元年9月16日、大阪芸術大学生7人が集まり、ビオトープを作りました。まずは、ビオトープの中に作る小島の位置を縄でマークします。位置を決めたら、縄の外側をスコップで少しずつ掘り進めます。水を張った時をイメージしながら、高低差に注意して土を盛っていきます。学生たちの作業と並行して、保存会の方々が周辺の草刈りを行いました。徐々に島の形が浮かび上がり、最後に水を張ったら完成です!今後は、10月にミーティングを行って次回活動の検討を行う予定です。 

集合する学生たち小島の位置を決める様子ロープの周囲を掘り進める様子
(写真1)学生7人が参加しました(写真2)小島を作る場所を縄でマークします(写真3)縄の外側をスコップで掘り進めます
草刈をする保存会の方々掘り進める様子掘り進める様子
(写真4)横では、保存会の方々が草刈を進めます(写真5)(写真6)
掘り進める様子草刈後の農地掘り進める様子
(写真7)

(写真8)草刈後の農地

(写真9)徐々に小島の形が浮かびあがってきました
水を張る様子水を張る様子完成したビオトープ
(写真10)水を張っていきます(写真11)小島が現れました(写真12)完成です!

このページの作成所属
環境農林水産部 南河内農と緑の総合事務所 地域政策室

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