多岐にわたる農業経営の管理に向けて!複式農業簿記講習会を開催

更新日:平成29年5月23日

報告年月日 平成25年2月6日
南河内現地情報 No.11
 

多岐にわたる農業経営の管理に向けて!
複式農業簿記講習会を開催

 農産物直売所など販売チャンネルの多様化、農産加工への進出など、いわゆる6次産業化により農業経営は複雑になっており、その正確な把握と管理には農業簿記の記帳がこれまで以上に必要と考えられる。
 当事務所が管内の農の匠、農業後継者などに対して実施したアンケート調査でも、回答者の47%が農業簿記に関心があるとの結果が出た。
 そのため、当事務所では以下の要領で複式農業簿記講習会を行った。

【農業複式簿記講習会】
日時 平成24年12月4日から平成25年1月11日 18時から20時(週2回 全10回)
場所 南河内府民センター4階会議室
講師 株式会社オフィスキタハラ 代表取締役 北原不二夫氏
主催 南河内農と緑の総合事務所、大阪府農業会議、南河内地区農業委員会連合会

 農の匠、後継者、アンケートで複式簿記に関心がある回答者等に呼びかけた結果、若手農業者を中心に14経営体19名の参加があった。夫婦や雇用者と一緒に参加したり、都合で欠席する際には代理を立てるなど、今後の経営管理を見据えた参加があった。

 北原氏の講習は、小口現金出納帳・得意先元帳等の実務的帳簿や、返品・値引きの仕訳など、実践的な内容を含んでボリュームもあり、仕訳も全て手作業でかなりハードな内容となった。簿記自体初めての参加者も多かったが、不満等出ることなく熱心に学習に取り組んでおり、出席率も非常に高かった。

 最終日はパソコン簿記体験ということで、当事務所職員主導でフリーソフト「エクセル簿記(農業用)」での入力実習を行った。ソフト選定及び資料作成には、先に複式簿記講習を行っていた泉州農と緑の総合事務所の助力を得、効率的に準備することができた。本ソフトは無料で使用でき、エクセルファイル形式のため、インストールの手間もなく、シンプルな操作で体験には適当と考えられる。
 昔と違ってほぼ全員がパソコン操作に慣れており、これまでの講習の成果もあって非常に入力が速く、用意した問題を予定時間の半分で終える受講生もおり、あわてて演習を追加するという場面もあったが、パソコン簿記の簡便さを実感してもらい、無事講習を終えることができた。
 ノートパソコンの所持率も上がっており、ほとんどの受講生がパソコンを持参して受講した。ソフトの入手も容易になっていることから、パソコンでの経理管理指導を行いやすい環境になっていると言える。

 今後もこうした経営管理についての情報提供及び、要望に対応したフォローを行っていきたい。 


北原不二夫氏による講習風景です演習問題に熱心に取り組む受講者の様子です
北原不二夫氏による講習                                                             演習問題に熱心に取り組む受講者

パソコン簿記体験の風景です
パソコン簿記体験 老若男女ともスムーズにパソコン操作

このページの作成所属
環境農林水産部 南河内農と緑の総合事務所 農の普及課

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