きょういくニュース 第201号 7ページ

更新日:平成31年1月4日

平成30年度 教職員対象「がん教育」研修会を開催しました

 11月28日(水曜日)、大阪学院大学で、府内中学校、義務教育学校、高等学校及び支援学校(中・高等部)の保健体育科教員や健康教育の指導を担当する教職員等を対象に「がん教育」研修会を開催しました。この研修は、新学習指導要領完全実施に向けて、教員ががんに対する正しい知識を身につけ、学校におけるがん教育の推進を図るために平成29年度から実施しています。

 はじめに、自らが「がんサバイバー(※)」であり、がん患者を支援する団体「一般社団法人らふ」の代表を務める蓮尾久美さんに「がん教育について −体験者として患者、家族を支援して思うこと−」と題して、ご講演いただきました。自分ががんになった時の心境や治療の様子、また、その経験を生かして現在行っておられる支援者の立場から多くのことを教えていただきました。

 続いて、専門医の立場から、関西医科大学病院・放射線治療専門医の中村聡明先生に「がんについて学ぶ」と題してご講演いただき、がんに関する基礎知識や、学校でがん教育の授業を行うときのポイントや専門の放射線治療について、実際に高校生を対象に行った授業の様子を交えながら話をしていただきました。また、中村先生ご自身が中学生のときにがんになられた体験も交えながら、がんは身近な存在であることも教えていただきました。

 最後に毎日放送のアナウンサーから、「MBSがん検診啓発キャンペーン」の活動で作成した「がん教育DVD」の試作品の紹介がありました。同放送では、CSR(企業の社会貢献活動)の一環としてがん教育の普及に取り組んでおり、番組制作に携わる企業として、生徒向けにDVDを作ることになったそうです。今後、試作品を見た参加者のアンケートをもとに学校で使えるよう、よりよいものにしていくということでした。

 研修を受けた先生方からは、「自分なりのがん教育の考え方がまとまってきました。」「実体験の話が聞けて、貴重な経験となりました。」「がん教育について重要性を感じることができました。」など多くの意見をいただき有意義な研修会となりました。

※がんと診断された人のことで、がんを克服した人だけではなく、診断を受けてがんと共に生きているすべての人を表す言葉

「がん教育」研修会の様子  「がん教育」研修会の様子

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