○ 学校や児童・生徒を取り巻く課題が多様化する中で、校長のリーダーシップによる学校経営が求められています。この間、府立学校長の予算面・人事面等における権限を強化してきましたが、今後、よりリーダーシップを発揮して学校経営が行えるよう、さらなる権限強化やマネジメント能力等に秀でた人材の任用をすすめる必要があります。
○ 校長マネジメントを強化し、学校の特性や生徒の課題に応じた学校経営を推進します。
○ 保護者等への情報発信を充実するとともに、地域や保護者のニーズを十分に反映した開かれた学校づくりをすすめます。
○ ICTを活用した校務の効率化等を推進します。
○ 私立学校における開かれた学校づくりに向けた取組みが、さらに進むよう支援します。
各府立学校において、校長が中期的(3か年)な目標を踏まえ課題を明確にした学校経営計画を策定するとともに、計画に基づく学校経営を行い、その結果について学校の自己評価や学校協議会による学校関係者評価・第三者評価を行います。また、学校経営診断のシステム化などにより学校評価を充実します。
各府立学校において、校長がリーダーシップを発揮して学校経営計画に基づいた学校経営を行えるよう予算面における裁量権の拡大や校長をサポートする体制の整備など、校長のさらなる権限強化をすすめます。
公募により、マネジメント能力やリーダーシップ等に秀でた熱意・情熱ある人材を内外を問わず幅広く募集し、校長に任用するとともに、学校運営の最終責任者としての職務と責任に応じた校長の処遇改善を行います。
全府立学校に学校協議会を設置し、学校経営計画の策定や学校評価に対して意見を求めるなど保護者や地域住民との連携・協力と学校運営への参加を促進し、そのニーズを学校教育に反映します。
各府立学校において、生徒や保護者等の意向を反映する学校教育自己診断を実施し、学校評価に反映するとともに、その内容を保護者等に公表します。また、様々な教育活動や入試等に関する情報をホームページ等を活用して保護者等へ発信するとともに、地域住民を対象とした学校開放や公開講座の実施など地域貢献による地域とのつながりづくりをすすめます。
府立学校において、現在、利用用途に応じて複数に分かれているネットワークシステムを統合し、教職員にとって利便性の高い校務処理システムを導入するなど、ICT活用の推進などにより、校務の効率化を図ります。
各学校のホームページ等において、財務情報のほか、自己評価や学校関係者評価等の結果を公表するなど、開かれた学校運営に向けた取組みを促進します。
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教育庁 教育総務企画課 教育政策グループ
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