大阪の少年非行(平成27年)

更新日:2016年7月15日


大阪の少年非行の状況(平成27年)

刑法犯少年の検挙・補導人員の推移

平成27年中における府内の刑法犯少年の検挙・補導人員は、東京に次いで全国で2番目に多い人員です。 

【刑法犯検挙・補導人員および少年の占める割合の対比グラフ】

 検挙補導人員                                                   

【刑法犯検挙・補導人員および少年の占める割合の対比表】

 対比表

 ・ 犯罪少年 犯罪行為をした14歳以上の少年をいう。
 ・ 触法少年 刑罰法令に触れる行為をした14歳未満の少年をいう。
 ・ 少年の占める割合 刑法犯で検挙(成人を含む)又は補導した人員のうち、刑法犯少年の占める割合をいう。

● 府内の刑法犯少年の検挙・補導人員は4,808人で、前年に比べ1,131人(−19.0%)減少しました。
● 府内の犯罪少年3,586人(−18.2%)・触法少年1,222(−21.3%)はいずれも減少し、成人を含む総検挙・補導人員に占める少年の割合も3.7ポイント減少しました。 

【刑法犯検挙・補導人員学職別の状況】

学職円グラフ

● 学職別の検挙・補導人員では、中学生の占める割合が44.7%と最も高く、依然として非行の中心となっています。

街頭犯罪の検挙・補導状況

【街頭犯罪(7手口)検挙・補導人員に占める少年の割合】

街頭犯罪

● 表外( )の数字は、少年の検挙・補導人員の対前年比較
● 街頭犯罪における少年の検挙・補導人員は、1,317人で前年に比べ296人
(−18.4%)減少しました。

● 成人を含む街頭犯罪の総検挙・補導人員に占める少年の割合は52.8%と、半数以上を占めています。


特別法犯の検挙・補導状況

【法令別の状況】

特別法検挙補導

● 法令別では、軽犯罪法違反が276人(前年比ー0.7%)と最も多く、次いで迷惑防止条例違反104人(前年比+62.5%)となっています。

 少年の福祉を害する犯罪

・ 少年の福祉を害する犯罪とは、児童買春や児童ポルノ等の少年の心身に有害な影響を与え、健全な育成を大きく阻害する犯罪のことをいいます。

【福祉犯罪の送致状況】

  福祉班の送致状況

 ● 福祉犯の送致人員は、604人で前年に比べて1人(+0.2%)増加しました。

【福祉犯罪の被害少年の学職別の状況】

被害児童学職別

   ・ 表中の(  )は女子数を示す

 ● 福祉犯被害で保護した少年は546人で、前年に比べ55人(+11.2%)増加しました。 

このページの作成所属
福祉部 子ども家庭局子ども青少年課 非行防止対策グループ

ここまで本文です。


ホーム > 教育・学校・青少年 > 青少年 > 少年非行の防止対策 > 大阪の少年非行(平成27年)