平成26年度に文部科学省委託事業を活用して取り組んだ、「大阪の子どもを守るネット対策事業」について記載しています。
平成26年度の事業報告に加え、各学校や地域においてもネットリテラシー向上に向けた取組みを積極的に実施していただけるよう、株式会社ディー・エヌ・エーの協力を得て作成した指導教材と指導の手引き等を盛り込んだDVD付き報告書を作成し、府内全ての小中高校と支援学校等に配付しました。
<記録映像>このDVDにも収録しているOSAKAスマホサミット2014(平成26年12月14日開催)の様子を動画でご覧いただけます。
こちらをクリックしてご覧ください。⇒ OSAKAスマホサミット2014記録映像(外部サイト)
大阪府内の中高生23名が、当日集まった約240人の聴衆の前で、スマホアンケート結果をもとに、スマホ利用について真剣に討論し、自分たちが考えるスマートフォンの適切な使い方について、「スマホ宣言」としてまとめ、発表しました。
保護者代表としてパネラーでご参加いただいた各PTA協議会の方や会場からも質問が相次ぎ、青少年とスマートフォンの密接な関係が浮き彫りになりました。その問題点や対策について議論が交わされ、保護者も子どもにスマートフォンを教わり、使用に際しての家庭のルールを一緒に決めていくことが大切ということを会場全体で確認しました。
<プログラム>
13時 開会 主催者挨拶(大阪府青少年・地域安全室長 室井俊一)
来賓ご挨拶(総務省近畿総合通信局電気通信事業課長 竹田剛城様)
13時10分 1万5千人の青少年に聞いた「OSAKAスマホアンケート」集計結果発表
中高生の総合司会のもと、府内1万5千人の青少年からスマホの利用実態について聞いたアンケート結果について中高生自身に発表してもらいました。
<アンケート結果>OSAKAスマホアンケート結果はこちらをクリックしてご覧ください⇒大阪スマホアンケート結果[その他のファイル289KB]
13時40分 青少年のスマホ・SNSの利用実態に迫るトークセッション
パネラー:大阪狭山市立狭山中学校、摂津市立摂津第三中学校、昇陽高等学校、羽衣高等学校
日本ボーイスカウト大阪連盟、(一社)ガールスカウト大阪府連盟
コーディネーター:兵庫県立大学准教授 竹内 和雄
14時40分 保護者も交えたトークセッション
パネラー:大阪府PTA協議会、大阪府立高等学校PTA協議会、大阪市PTA協議会、大阪市立高等学校PTA協議会
15時20分 OSAKAスマホ宣言 「私たちが考えるスマホの賢い使い方」
サミットメンバー全員で考えた「OSAKAスマホ宣言」四か条を発表してもらいました。
15時40分 激励のことば
中高校生の力強い大阪スマホ宣言を受けて、大阪府青少年課長 清水紀行より大阪府としても、今後とも子どもも大人もネットリテラシーを高める
取り組みを皆さんとともに積極的に進めていく旨の決意や期待を「激励のことば」として述べました。
<激励のことば> <各特設ブース> <参加中高校生の集合写真>
(参考)
OSAKAスマホサミットの当日資料はこちらをクリックしてご覧ください。 ⇒OSAKAスマホサミット当日資料 [PDFファイル/1.22MB]
OSAKAスマホサミットの開催チラシはこちらをクリックしてご覧ください。⇒OSAKAスマホサミット開催チラシ [Wordファイル/547KB]
OSAKAスマホサミット開催要項はこちらをクリックしてご覧ください。 ⇒OSAKAスマホサミット開催要項 [Wordファイル/25KB]
<OSAKAスマホサミットまでの道のり>
1.小中高生による「スマホアンケート」企画委員会:6月7日(土曜日) 大阪府公館
まずは青少年のスマホ利用実態を把握するためのアンケートを小中高校生が自分達で考えました!
2.「OSAKAスマホアンケート」の実施(府内青少年 約1万5千人達成!)
たくさんの学校にご協力をいただき、目標以上の15,000人の青少年(小学4年生から高校3年生)に対してアンケートを実施することができました。
<調査概要>
調査人数:15,285人(小学生2,706人、中学生5,238人、高校生7,317人)
調査時期:平成26年7月から9月
集 計:株式会社ディー・エヌ・エー
分 析:兵庫県立大学 竹内和雄研究室
3.OSAKAスマホサミット企画委員会:10月26日(日曜日)クレオ大阪東 2階多目的室
府内の中高生約30名が、6月に自分達で質問内容を考えた「OSAKAスマホアンケート」の結果を踏まえ、改めて自分達のスマホ・SNSの使い方を
見直し、「スマホの賢い使い方」について、スマホサミット本番で自分達の仲間に呼びかけることができるよう、ワークショップ形式で議論を深めました。
会の最後には、いろいろ出た意見を、自分達の考える「スマホの適切な使い方」としてまとめ、「スマホ改善テスト」形式で発表する班や「己との戦い」と
題して発表する班など、活発に意見交換がされていました。
スマホ・SNSのトラブルから子どもを守るため、具体的なトラブル事例とその回避策について主に教職員を対象に研修を行いました。
この研修で使った資料をもとに、株式会社ディー・エヌ・エーの協力を得て、児童生徒の指導にすぐに活用できるよう研修資料と併せて、指導のポイントを盛り込んだ「ネットトラブル回避プログラム」を作成し、学校等に配布しました。
<研修概要>
対 象:教員、PTA、警察、青少年指導員等
時 期:平成26年7月から12月
実施回数:20回
受講者数:約1,220人
<研修の様子>
昇陽高校で中学校・高等学校の教員を対象に指導者研修を行いました。平成26年8月29日
大阪狭山市教育委員会で市内の7つの小学校と3つの中学校の教員を対象にスマホ実機を活用した指導者研修 を行いました。平成26年9月2日
保護者へのフィルタリング利用促進に最も効果的と推測される店頭での働きかけを充実させるため、従前の取組み(店頭における保護者へのフィルタリング啓発チラシの手渡しと十分な説明対応)に加えて、フィルタリング啓発ポスターを府内携帯電話販売店762店舗に掲出していただき、更なるフィルタリング普及啓発を図りました。
<店頭掲出の様子> <フィルタリング啓発ポスター>
第1回実行委員会を平成26年5月30日(金曜日)に、第2回実行委員会は平成27年2月9日(月曜日)に開催しました。
このページの作成所属
政策企画部 青少年・地域安全室青少年課 健全育成グループ
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