審議経過(大阪府青少年健全育成審議会第2部会議事録)

更新日:平成22年5月26日

平成21年度 第1回青少年健全育成審議会 第2部会 議事概要

■ 日  時   平成21年7月29日(水) 午後3時30分〜5時30分
■ 場  所   大阪府庁本館6F 審議会室
■ 出席委員  功野委員、礒野委員、大塚委員、岡崎委員、興津委員、金田委員、
           園田委員(部会長)、森田(明)委員、森田(英)委員、吉村委員

(委員から出された主な意見)
  ・以前は同性愛は異常性欲といわれてきたが、現在ではひとつの愛の形として認知されている。性描写が基準に満たない場合、同性愛を扱っているという理由だけ
   で指定するのは難しい。
  ・ボーイズラブは、女性が理想と考える恋愛をテーマにしており、その内容は純粋な恋愛を描いたものがほとんど。なかでも育児中の女性に人気がある。
  ・一般にも同性愛をテーマにした舞台が流行っており、「同性愛=嫌悪感」と捉えることには疑問を感じる。
  ・ストーリーが純粋かどうか、題材が同性愛かどうかではなく、「露骨な性描写がある」ということで、女性向コミックと同じように有害指定するべきである。ストーリー
   性の捉えかたなどは人によってまちまちであるからこそ、青少年健全育成条例規則4条の基準に当てはまるものは従来どおり指定するべきである。
  ・大人の女性が購入意欲をそそられるだけの刺激は、青少年にはもっと刺激になる。
  ・規則4条1項3号で、「異性間若しくは同性間」と規定されているので、内容が同性愛であっても指定できるのではないか。
  ・ボーイズラブを誰が買うかが問題。青少年が買うから問題。大人の女性が買うのは問題がない。
  ・ボーイズラブが大多数の青少年の性的感情を刺激するかどうか。青少年が見てどう思うか、が問題である。単に性器が写っているからダメというわけではない。
  ・規則4条の大前提として、条例13条の「青少年の性的感情を著しく刺激し」に当てはまるかどうか。ボーイズラブが大多数の青少年の性的感情を刺激するのか
   問題となるが、「刺激」には「興奮」する刺激もあるが「嫌悪感」が「著しく刺激」と考えられるのか。
  ・ストーリーや内容ではなく、性描写が露骨であれば規則4条に当てはめるべき。ストーリー性を問うなら、今まで指定してきた女性向コミック誌も内容が純粋なの
   で指定しなくてよいという結論になる。
  ・何が「純粋」かについては、捉え方が人によって違うからこそ、露骨な性描写によって指定する、ということにすべき。
  ・規則4条1項の後半部分の「青少年に卑わい、扇情的な感情を与えるもの」がもうひとつの要件としてある。ボーイズラブの描写が該当するかどうか検討が必要。
  ・女性向けコミックの場合、露骨な性描写があれば、「卑わい、扇情的な感情を与えるもの」として指定してきたので、ボーイズラブについても露骨な性描写を基準
   とすべき。
  ・そもそも有害図書指定は、われわれ大人が見て「青少年を刺激する」と考え、「これを読むと青少年の健全な成長を阻害するだろう」と判断したものを、指定して
   きた。
  ・本来、条例の保護法益は、青少年の健全育成。しかし実際には、「見せたくない」という大人の感情を元に指定しており、そこにずれがある。性的道義観念を阻害
   するものというが、性的道義観念は個人差が大きい。だからこそ、有害図書の指定は謙抑的に考える必要がある。
  ・この問題は、委員間でも意見の差が大きいので、ボーイズラブに関する他府県の指定状況や性的描写について、事務局で再度調査していただき、次回の部会
   で議論すべき。


平成21年度 第2回青少年健全育成審議会 第2部会 議事概要

■ 日  時   平成21年12月7日(月) 午後1時〜3時
■ 場  所   大阪府公館
■ 出席委員  功野委員、大塚委員、岡崎委員、興津委員、金田委員、園田委員(部会長)
             森田(明)委員、森田(英)委員、吉村委員
(委員から出された主な意見)
  ・前回は反対の立場であったが、やはり性描写が激しく、青少年に与える「刺激」が著しいと考える。
  ・男女間であれば、これらの性描写は有害図書指定しているのではないか。
  ・同性同士だからという理由だけで指定しないのは、逆に変ではないかと思われるので、指定するべきではないか。
  ・指定については、まずは性描写の著しいものから慎重に議論し、個別指定していくべきと考える。
  ・これらの性描写は条例4条1項に該当すると思われるが、それで指定できるのではないか。
  ・ボーイズラブについては性描写の激しいものについて有害指定する方向で、指定方法については個別指定でということでいきたいと考える。
   (委員 全員賛同)

平成22年度 第1回青少年健全育成審議会 第2部会 議事概要

■ 日  時   平成22年4月26日(月) 午後3時30分〜5時30分
■ 場  所   大阪府公館
■ 出席委員  功野委員、礒野委員、大塚委員、岡崎委員、興津委員、園田委員(部会長)
             森田(明)委員、吉村委員
(内 容)
図書11点の有害図書類指定について、諮問。
出席委員8名が図書11点それぞれについて審査した結果、全員一致で有害図書類として指定することに決定。


【諮問図書一覧】

題  名

発行所等

発行年月日

主な該当ページ

Young Love Comic aya(アヤ) 5月号

宙出版

平成22年4月8日

200438478

絶対恋愛Sweet(スウィート)5月号

笠倉出版社

平成22年4月10日

59163313

drap(ドラ)5月号

株式会社コアマガジン

平成22年5月1日

99261394

Boy’SLOVE4月号

株式会社ジュネット

平成22年4月1日

137166310

BOY’Sピアス5月号

株式会社ジュネット

平成22年5月1日

394312

恋愛美人if[イフ]5月号

セブン新社

平成22年4月14日

173413467

麗人5月号

株式会社竹書房

平成22年4月9日

43167298

CharaSelection(キャラセレクション)5月号

徳間書店

平成22年5月1日

85340449

Daria(ダリア)6月号

株式会社
フロンティアワークス

平成22年4月22日

169453524

ボーイズキャピ!’10春
「花音5月号増刊」

芳文社

平成22年5月28日

31256283

JUNK!BOY(ジャンクボーイ)はるやすみ号
「マガジンビーボーイ5月号増刊」

リブレ出版株式会社

平成22年5月3日

72134162

このページの作成所属
政策企画部 青少年・地域安全室青少年課 健全育成グループ

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